ひょうたん2号のブログ

鉄道模型に関して自己の体験談などを述べていきます。

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なお、ふさわしくないコメントは管理者権限で削除させて頂きます。

カツミ チャレンジシリーズステンレス電車

 筆者がこの商品を購入したきっかけは別の金属製車体キットを組み立てたときにハンダごての扱いが下手だったことです。そこで「より取り組みやすい金属製キットに挑戦しよう。もしそれでダメなら金属製キットは諦めよう」と思いました。そこで2017年に購入して内容を見ていくと「落ち着いて取り組めばもしかすると・・・・・・」という安心感が出てきました。取り組んだ結果としては「?」ですが何とか完成できたことは筆者の自信となりました。(ただし前面手すりは取りつけませんでした。)

 

 

 同封の説明書にある別売り部品を取り付けて走行できたときは「こうやって取り組むんだな」という感動がありました。ところが突然モーター車が動かなくなったときは凹みましたので、編成時の重量を測定して別の動力を考えることで一旦保留としました。(その点ではMPギアを分解せずに処分したことが悔やまれます。)また帯の表現も考え直し当初はお試しだった車両毎に色を変えた(オレンジ・赤・緑・青)のも現在では良いアクセントとなっています。

 

 

 その後1編成を入手して2024年5月1日現在3編成所有しています。(うち1編成は整備中。但しいずれも2024年にカツミから発売されたバージョンではありませんので、念のため。)1編成にのみパンタ車にコアレスパワートラック(CP26P)を2基搭載して、2編成をつないで(模型としてTMTT)走行実験を行っています。現状ではロケットスタートもなくスムーズな走行を見せるので、この状態での走行試験を続けることもできそうです。(整備中の1編成を加えて3編成にて走行できるかの実験も検討中です。)また配管を取りつけずシンプルに楽しんでいます。

 

 

 上の画像ではひし形パンタグラフを搭載したときのもので、一両に2基搭載の場合(左から2両目)と1基搭載の場合(右端の車両)の2通りとしました。(前回少し画像で示しましたので今回は割愛します。ご了承ください。)
 
 今回も最後までお読みいただきありがとうございます。
 
P. S. 課題はコアレスパワートラックが動かなくなった際の動力方式の選択です。現状の1両のみモーター車という条件を維持しながらMPギア+両軸モーターとの組み合わせとしてどのモーターを採用するかをどこかで検討することでしょう。

 

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試行錯誤(パンタグラフ編)

 筆者所有の鉄道模型車両の一部にはパンタグラフ(集電装置)が搭載されており、ひし形、下枠交差型、シングルアーム型(くの字形?)があります。実車におけるシングルアームパンタグラフを最初に見たとき「こういう形もあるんだな」と当時の筆者は感じたものでした。

 やがて鉄道模型を再開して、或る金属製キットの完成予想図を見たときに「くの字形」のパンタグラフを目にしたのです。別売部品の推奨例としてこの型のパンタグラフが紹介されており、屋根部の取付け穴位置を確認してシングルアーム型を購入して取り付けてみました。

 

 

 実車においても「くの字形」が搭載している場合が増えています。ところがこの車両の元となっている実車の登場当初は「ひし形」を搭載しており、ある地方鉄道の例を見て「自分の模型に採用してみたらどうなるのだろう?」と考え始めました。別の理由は筆者がこの車両を扱うときシングルアームパンタグラフに服の袖を引っかけることが度々あったことです。そこでこのパンタグラフを交換することを考え、2021年に「ひし形」に交換しました。下の画像のように一方は霜取り用を含めて2基、他方は1基それぞれ搭載してみました。

 

 

 このひし形のパンタグラフはPT44(天賞堂)で筆者にはどこかふさわしい感じがするのです。細い金属製パーツから構成されており他と同様に取り扱い注意が伴います。こうした処理を通して筆者の思っていた車両のイメージとほぼ一致しました。元のパンタグラフ取り付け穴は溶きパテで埋めて銀色マーカーで塗った簡素な処置です。そして2基搭載車両では一部の冷房装置の位置を少しずらしてみました。(現在は一層小型のPS28(カツミ)に変更して冷房装置の位置も元に戻しています。)

 また「下枠交差形」も取り付けスペースを小さくできるため相応のメリットがあるようです。したがって実車における使用例を把握しながら所有車両に反映させるようにしています。ひし形については種類が多く実車について知る必要が出てきます。また筆者所有の鉄道模型車両の一部に「やや太めの銀ピカタイプ」があるため、これらはできるだけ自由形車両に搭載しています。(一例を下の画像に示します。)

 

 

 筆者の知る限り現在市販されているものは構成するパーツが細く、その完成具合に感心しています。中古委託品のスケールモデルに先述の銀ピカタイプタイプが搭載されていれば、現在市販されているものと交換することもあります。こうして模型である点をいかして「ある時代」を反映させるのもアリなのかな、と考えさせられました。それだけでも印象が良くなることもあり、勉強になっています。
 
 今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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