【スイッチインタビュー】
堂本光一×羽生結弦 3週連続で語り合う!
10/6、13、20放送!
放送日:2023年10月6日(金)、10月13日(金)、10月20日(金)
放送局:NHK Eテレ
※本放送:Eテレ 毎週金曜 午後 9時30分~10時
再放送:Eテレ 毎週水曜 午前0時25分~0時55分(火曜深夜)
全くの初対面のお二人。でも、↑の羽生くんのメッセージからは堂本光一さんに寄せる全幅の信頼が伺えます。(以下は、光一さんと呼ばせて頂きます)
早速、お二人の一問一答の記事が発信されました。
〈一問一答①、②〉は光一さん、③は羽生くんメインです。
素敵画像も沢山
そもそもは光一さんからのたってのオファーで実現した対談。
光一さん:「誰の話を聞きたいかな? と思ったときに、浮かんだのが羽生さん。頂点を極めた人の自分自身の向き合い方などを聞いてみたい」
「話してみて、さらにこの人は、スケートに人生を表しているんだなとより感じました」
スケジュールは、
光一さんが初夏の頃、仙台を訪問。「アイスリンク仙台」での練習見学ののち、翌日は仙台市内のスタジオで対談収録。
特筆すべきは、羽生くんはウォーミングアップからの練習見学を提案したこと。
初対面ながら「羽生結弦」をより深くご理解いただき、より実りある対談にしたいと思っての誠実な対応ですね。
光一さんは、ウォーミングアップ&氷上練習をたっぷり1時間見学。
内容は、『パリの散歩道』を始め4回転や3回転半、イナバウワーやハイドロとハードなもの。
(これはまるでシェアプラクティスの一人じめ鑑賞です。なんと贅沢なことでしょう)
光一さん:「「アップからだんだんギアを上げていく様っていうのが、そこに羽生結弦さんの何か人生が表れている気がしました。そして羽生結弦さんもやっぱり(ウォーミングアップによって)体を起こさないといけないんだなって。それって凄く人間的な部分で印象的でした」
有り難いことに、光一さんは羽生くんの意図をきちんと把握されていました。
羽生くん「…光一さんからは〝練習が終盤になるにつれて体が動いていく〟とか〝疲れてきたときだからこそ出てくるかっこよさがある〟と言っていただいた。光一さんならではの視点かなと思います。限界まで追い込み続けている人間同士の共鳴みたいな感じですかね」
夜の練習見学から明けて翌日はいよいよ対談実施。
羽生くんの「SEIMEI」の演技映像や、堂本光一さんの舞台『Endless SHOCK』の映像の鑑賞を交えながら、だったそうです。
羽生くん:「自分が突き詰めれば突き詰めるほどここまで突き詰めなくて良いと思っている方もいる。正直見えているものが周囲と違うときは孤独、孤高だなと思う」
光一さん:「羽生さんは20代の頃の俺と似ているところがある」
↓記事では、「求道者同士の共鳴」と素敵な言葉で表現してくださっています。
羽生くんが自身の孤独について、ここまではっきり語ることは、初めてかしらと思うほどです。
きっと対談相手が「見えているもの(理想)が同じ」光一さんだから。光一さんが羽生くんの苦悩を理解し受け止めてくださった…羽生くんにとって、どれほど嬉しいことであったか、想像するに余りあります。😭
🌸堂本光一さんとの共通点
羽生くん:「初めてお会いしているんですけど、お互いに腹の内が見えるというか、何となくこういう人生歩んできたなみたいなものがお互いに共通点として感じられるような感覚がありました」
「…完璧主義者なところは似ているかなと思います。何をするにしても、完璧にこなしたい、理想通りにしたいという思い。理想というものが常に自分の前にあるという感覚がすごく似ているなと思いました」
羽生くん:「理想と一定の距離感が常にあって、理想に近づくということがあまりなく、常に何かを求めてやっては、もう既にその次の理想が遠くにある。その感覚は光一さんと近いのかなと思いました。あと自分でいろんなタスクをこなしているところ。演技はもちろん、演出、歌、照明、脚本しかり。全てにおいて自分1人で考えきれてしまう。それをまとめる役割も似ているのかなと思いました」
「自分で出来てしまうからこその辛さ。離れていってしまう人が多くいるだろうというところ。…だから"こう思っているんですけど〟とぽろぽろ言い始めたら、本当にお悩み相談みたいになったと思いました。」
「やり続けていて、結局何のためにやっているかわからなくなる、という話をしました。わからなくなるけど結局やるんですよね、と。そして見てくださる方の期待に応えたい。応えられなければやめればいい。そんな感情をお互いわかり合えた。自分1人じゃなかったと思えました」
「一人じゃない」羽生くんの孤独を癒すワードです。😭
この感覚を光一さんとの対談で得られたというのならば、まさに値千金の時間だったのですね❗️
羽生くんが「光一さんだからこそ」と深く心を開いた最初のメッセージにも、ものすごく納得できます。
「(光一さんの)経験、知識は僕もたくさん参考にさせていただいて、これから自分のショーやプログラムに向き合っていきたいです」
今回の堂本光一さんとの対談という貴重な体験は、羽生くんの『RE_PRAY』への意欲に受け継がれていくに違いありませんね。
堂本光一さん、やはりお考えや意識のあり様が羽生くんに似ていらっしゃるように感じます。本当に素敵な方です。ありがとうございます😭
私事ですが、体調を著しく崩していまして、これからもポツポツ更新となります。お許しくださいませ🙇♀️