せともん道楽だもんで・・・

せともん道楽だもんで・・・

主に東海地方の焼き物産地の瀬戸・美濃の陶芸作家が作った酒器(ぐい吞)を集めています。
作家が作った酒器は、作家の個性と技術が凝縮され、使って良し、飾って良しのコレクションアイテムです。
そんな酒器の魅力を紹介できたらと思っています。

 

2日間過ぎてしまいましたが・・・

4月15日で 33歳 になりました🎂

 

ここ数日、仕事と休日も用があってブログの更新ができませんでした😅スミマセン・・・

 

 

👆はボクのオリジナル・かえるさん🐸絵の丸皿です❕

自作の陶芸作品です👍カワイイデショ

陶芸教室で余った時間で作ったもので、

タタラ状に伸ばした粘土を、円状にカットし内側に反らしています❗

あえて無骨な雰囲気にするために、側面をヘラで削り落としました。

 

 

千枚通しでボクのオリジナルかえるさん🐸を彫り描き、

彫った部分に白化粧土を埋め込み、薄く長石釉を施して焼いた作品です❕

かえるさん口角が上がって、なかなかカワイイでしょ~🐸💚

 

ボクは陶芸教室で基本的にお抹茶碗かぐい吞などの酒器しか作らないのですが、

時間や粘土が余った時に、こんな作品も作ったりしますよ~😁

普段作らないので慣れていなくて下手なのですが、おもしろい作品ではあると思います✨

 

33歳 ボクはこれからも、焼き物に囲まれたドーナッツの真ん中で、

焼き物を集めたり、美術館を観に行ったり、自分でも陶芸をしたり・・・楽しい一年になりますように😊💛

 

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桃山時代に瀬戸窯、現在の美濃で生まれた黄色の焼き物 「黄瀬戸」 に心酔し、
長年に渡り本歌の黄瀬戸を追い求め続ける陶芸作家、 憲司 先生の新品未使用ぐい吞の紹介です❕
ですが、、、今回紹介するのは黄瀬戸ではなく「志野」です😂ハハハ

 

コメントでこの作品の名前をいっぱい考えて頂いてありがとうございました🥰←追記

名前は 白ねこプリン さんに考えて頂いた 款冬 (かんとう)」 と名付けました❗

「款冬(かんとう)」とは何ぞや❓調べたところ・・・

フキノトウの別名で、つまりフキだそうです!

茶色の模様が雪の下から顔を出す、春の使者といわれるフキノトウに見立てました。

原先生のご自宅兼陶房のある岐阜県可児市久々利の自然豊かな凍てつく野山の土を割って、

力強くニョキッと顔を出すフキノトウが、正にこの白いぐい吞にピッタリだと思い 「款冬」 と名付けました😊

 

 

 

憲司 「志野(ぐい吞)」

 

憲司 (はらけんじ)先生は1947(昭和22)年、東京の焼け跡(江東区の下町)に生まれ、
1969年から人間国宝の故 加藤卓男先生に13年間師事、
1982年に独立後、美濃桃山陶の聖地・可児市久々利で黄瀬戸を中心に志野・瀬戸黒などを手掛けられています。
2018年 可児市重要無形文化財「黄瀬戸」技術保持者 に認定されました。

 

 

👆この志野ぐい吞は、美濃桃山陶を愛する原憲司先生らしく古典的な志野が持つ本来の色「白」を基調にしたぐい吞です。
低く腰の張った、どっしり地に足を付いたような堂々とした姿のぐい吞です❗

ぽってりとしたボク好みの志野らしい形のぐい吞です💛

 

現在流行りの赤やピンク、オレンジ、紫、などの派手な色合いの志野焼は、近・現代(昭和陶芸家)に作られた色で、

桃山時代の本歌の志野は白(乳白色)色が基本です。

この紹介する原先生の志野ぐい呑は、正に桃山時代の志野を目指した古典・伝統的な志野と言って過言ではありません❕

現代ではちょっと地味や時代遅れと言われてしまうかもしれませんが…😅💧

 

 

大ぶりで重たく見えますが、実際はとても軽いんですよ~

実物よりも大きく・重く見える作品は名品の証✨だと言われています❕

このぐい吞には名品の素質がしっかり兼ね備わっていますよ😁✨

 

 

飲み口となる口作りは凹凸が三山に削り作られ、
側面に打たれた鉄絵の模様とヘラによる削り、とてもカッコイイです😍カッコイイ!

月面のクレータの様なピンホールの現れた志野釉の景色・肌合いもイイ感じです😍

 

 

上から見ると楕円形をしているのがわかると思います👀❗

歪んだ形も手作りの焼き物らしくて良いです。

底の部分には渦巻き状のロクロ目がハッキリ見えています🌀

 

 

碁笥底と言われる高台部分には原先生のこだわりがたっぷり詰まった希少な白い美濃の土(もぐさ土)がハッキリ見えます❕

ボクのようなマニアには、この上質なもぐさ土を見ているだけで楽しめます👍good

高台にある三つの焦げ跡にも趣がありますね💛

 

 

付属の桐箱も上質で側面を凹凸に組んだ仕様、

新品でありながら桐箱の色合いも赤く焼けた様な肌色をしています。

箱書きも「志野」のみ❗正にこれが本物の志野だと言っているかのようです❗❗

 

 

👆上の写真はある陶芸本に載っていた原憲司先生の最上級🏅の志野ぐい呑3点です🍶

どのぐい呑も最上級の作品が持つ高級感と気品があり、原先生のこだわりとセンスが見えますね✨

みんな同じ筒型ですが、志野の色のバリエーションがどれも違っていておもしろいですね~

 

 

ボクは現在流行りの赤やオレンジ、紫、ピンクなどの鮮やかな緋色の志野ではなく、
美濃桃山陶復元を志し、その生涯をささげる原憲司先生の志野は「白志野」がいちばん美しく合っていると思っています❗
だからボクが保有する原先生の最上級🏅の志野ぐい吞は、この白い志野なのです🥰🧡


近頃、原先生の奥様の体調があまりよろしくないようで、制作ができていない模様・・・💦
先生は奥様との二人三脚で釉掛け等を行っているため、今後の動向が非常に気になります😰ダイジュウブカナ・・・



原先生は古典的な本物の美濃桃山陶を作る最後の世代の作家と言っても過言ではありません❗
志野・黄瀬戸・瀬戸黒などの桃山陶の名品を生んだ岐阜県可児市久々利の地で、

桃山時代と同じ様式の穴窯、桃山の陶工と同じ手回しのロクロ、志野の原料である長石類は石臼を手動で突いて砕き、

自らの足で探し手に入れた美濃の土「もぐさ土や五斗薪土」で志野を作る。
古典的な美濃陶を作る作家が注目・評価されにくい今この時代に💦、
美濃陶を愛し、本物の志野・黄瀬戸を目指す原憲司先生に感動と尊敬をしてやみません🥲✨✨✨

 

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今回は酒器🍶を題材にした書籍(古本)を紹介します❕

 

 

北辰堂 「現代ぐい吞集」

初版本で1995年9月10日で、29年程前の書籍となります。

数年前に古本屋さんで1000円で購入しました。

当時の定価3200円❕こう言った趣味の専門書は高いですね・・・😅💸

1995年当時の全国の陶芸作家、希少な物故作家のぐい吞が紹介されています❕

 

この本の中からボクが厳選したお気に入りの作家さんのぐい吞を紹介しますね。

どれも日本有数の焼き物産地、瀬戸と美濃周辺(多治見・土岐・可児・瑞浪・・・)の重鎮(75歳以上)の陶芸家です❗

カラー写真だけでなく白黒写真もありますが、雰囲気だけでも感じて頂けたら嬉しいです😄

現在すでに亡くなられている方もおられます・・・💧

 

 

加藤重髙 (かとうしげたか) 故人

「唐津ぐい吞」

1927年~2013年 愛知・名古屋

 

 

水野澤三 (みずのたくぞう) 故人

「鼠志野ぐい吞」

1927年~2015年 岐阜・土岐

 

 

加藤清之 (かとうきよゆき)

「鼠志野ぐいのみ」

1931年~ 愛知・瀬戸

 

 

山田勢児 (やまだせいじ) 故人

「志野ぐい吞」

1932年~2013年 岐阜・多治見

 

 

加藤賢司 (かとうけんじ) 故人

「トルコ青 盃」

1933年~2008年 岐阜・多治見

 

 

若尾利貞 (わかおとしさだ)

「志野ぐい吞」

1933年~ 岐阜・多治見

岐阜県重要無形文化財「志野」保持者

 

 

岸本謙仁 (きしもとけんにん)

「伊賀盃」

1934年~ 岐阜・土岐

 

 

鈴木 (すずきおさむ)

「志埜ぐい吞」

1934年~ 岐阜・多治見

国指定重要無形文化財「志野」保持者(人間国宝)

 

 

加藤孝造 (かとうこうぞう) 故人

「志野ぐい吞」

1935年~2023年 岐阜・多治見

国指定重要無形文化財「瀬戸黒」保持者(人間国宝)

 

 

吉田喜彦 (よしだよしひこ)

「粉引酒盃」

1936年~ 岐阜・可児

 

 

酒井甲夫 (さかいこうぶ)

「鼠志野ぐい吞」

1937年~ 岐阜・土岐

 

 

瀧口喜平爾 (たきぐちきひいじ) 故人

「鳴海織部酒呑」

1937年~2024年 岐阜・可児

 

 

安藤日出武 (あんどうひでたけ)

「志野ぐい吞」

1938年~ 岐阜・多治見

岐阜県重要無形文化財「黄瀬戸」保持者

 

 

孝太郎 (はやしこうたろう) 故人

「志野ぐい吞」

1940年~1981年 岐阜・土岐

 

 

各務周海 (かがみしゅうかい) 故人

「黄瀬戸ぐい吞」

1941年~2009年 岐阜・恵那

 

 

久野勝生 (くのしょうせい)

「志野ぐい吞」

1941年~ 岐阜・多治見

 

 

鈴木五郎 (すずきごろう)

「志野ぐいのみ」

1941年~ 愛知・豊田

 

 

玉置保夫 (たまおきやすお)

「赤志野盃」

1941年~ 岐阜・多治見

岐阜県重要無形文化財「織部」保持者

 

 

豊場惺也 (とよばせいや)

「染付酒盃」
1942年~ 岐阜・可児

 

 

近藤精宏 (こんどうせいこう)

「粉引盃」

1945年~ 岐阜・瑞浪

 

 

正太郎 (はやししょうたろう)

「志野ぐい吞」

1947年~ 岐阜・土岐

岐阜県重要無形文化財「志野」保持者

 

いかがでしたでしょうか👀👆

どれもボクの愛する瀬戸・美濃で活躍する(した)陶芸家のぐい吞たちが紹介されています❕

昭和元年から昭和20年前後に生まれの方で、ボクが好きなベテラン作家を厳選して選びました😁

白黒写真が多くて、ぐい吞の色彩がよくわからないものもあったとは思いますが、

どれも個性にあふれる魅力的な作品ばかりです🥰

このぐい吞を購入しようとすると、どのぐい吞も3万円以上、高いのは20万円以上する作品もあると思います😨💸

 

瀬戸と美濃は、全国でもここだけの多種多芸の焼き物があり、様々な作家がいます。

赤・青・黄・緑・紫・白・黒・・・様々な色と形、種類の違う焼き物が作られています❗

そこが日本有数の焼き物産地たる所以ではないでしょうか✨

 

この本に載っていたぐい吞たちを見て、

酒器・ぐい吞って面白いんだ❕と思って頂けたら嬉しいです😊✨✨✨

 

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お待たせいたしました❕待ってないか(笑)

新作のボクの手びねり陶芸作品を一点紹介します😁💛

焼き上がったばかりですよ❗

ぜひ見てください👇

 

 

「黒織部酒盃」

織部焼の種類で「黒織部」と言う桃山時代に美濃で生まれたお抹茶碗があり、

その黒織部風に作った作品です。👈黒織部を検索してみてくださいね📱

黒織部を知っている方なら「あっ!黒織部だな」と思っていただけるのではないでしょうか😁❔

 

 

鉄分を含む信楽赤土を手びねりで筒状に作り、

側面を木やプラ製ヘラで削って🔪います。

この側面の削りにも、ボクのこだわりが詰まっているんですよ~😄

 

 

飲み口になる口作りはあえて滑らかな凹凸を付けています。

やっぱり織部には歪んだり曲がったり傾いたり・・・している方が織部らしいと思います❕

むしろピシッと整っていない方が良い織部です🥰

 

 

本来の黒織部は真っ黒の鉄釉が施されているのですが、

ボクの陶芸教室の性質上、同じ釉薬、陶芸窯も違うので作ることはできません💦

なのでボクと教室の先生と試行錯誤して作った黒織部風な作品です❗出来に非常に満足しています💛

黒織部は基本的には白土⇒ボクのは赤土

黒い釉薬は鉄釉⇒ボクは黒化粧土を塗り、長石釉を施しました。

さらに教室の先生が一度焼けたものを、再び窯に入れ二度焼して生まれたのが、この「黒織部酒盃」です❗

この作品の肌は荒れていて、それは二度焼したことにより釉がふつふつと煮だってなった効果です。

これも作品の武骨な雰囲気にあっていて気に入りました😄👍

 

 

上から見るとこんな感じです👀

特に変わったところはないですかね・・・

 

 

ボクのこだわりポイントの高台の造りも、

釉薬が上に乗っているのでわかりにくいですね🤣

でもこの作品は、そこに重点を置いていませんのでね😜

 

 

👆の三点の酒盃もボクの作品で新作です✨

ボクの通う陶芸教室の入口玄関に飾って頂いています😍

手元にないので詳細を紹介できないですが、

左から楽茶碗風な「織部酒盃」、中央と右は「今織部酒盃」

「今織部」とは、現代の織部焼作家のトップである玉置保夫先生(1941年生まれ)が作り上げた現代の織部焼と言う意味で、

ボクの感性から作った現代の織部焼「今織部酒盃」なんですよ❗

教室の先生がとても気に入って頂いたので、飾ってもらっています🥰ウレシ~

好き嫌い好みがわかれる作品だと思いますが、「今織部酒盃」ボクは気に入っています💛

 

ボクの新作の陶芸作品はいかがでしたか👀❓

意外と作家さんの作品を紹介するよりも、

むしろボクの作品の方を楽しみにして頂いているブロガーさんが多くて嬉しいです🥰ウレシ~ウレシ~

これからもボクのゆるゆる陶芸作品見て楽しんでください😊😊😊

 

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久しぶりにボクが作った陶芸作品、酒器を紹介します😄

何故かと言うと、ボクが通っている陶芸教室で近く窯出しあるようで、

近日中にボクの手びねり陶芸作品の酒器類が5・6点程焼き上がる予定となっています👍

実際、このブログに紹介できるような、満足のできる作品に焼き上がるか不明ですが、

(実際、ボクの陶芸作品で捨てずに残すのは1割か2割程)

期待と不安がありますが、今から楽しみです💛

 

今回紹介する自作の作品は、ちょうど今から2年前の2022年2月に焼き上がった作品です❕

自分の中でも、気に入っている作品なのでぜひ見てください😄✨

 

 

「青織部酒盃」

作品名を青織部としたのは、織部という焼き物は種類が豊富で、

銅緑釉と言う酸化焼成で焼くと緑色に発色する釉薬を施した織部焼を「青織部」と言われて区別されています❗

他には「黒織部」と言う黒い釉薬に絵が描かれた織部焼や赤い土に絵を描いた「赤織部」「鳴海織部」などなど・・・

 

 

この「青織部酒盃」は、手びねり👐で作りました😀

大ぶりで幅が8.5㎝、高さが5.5㎝あります。

作品のサイズは作る度に変化するので、大きい時もあれば小さい時もあります。

2年前は、酒盃として作っているものの、小さな小鉢・向付にも使えるように幅を広く作っていました❕

その当時のボクの感性や気持ちで形や雰囲気が変化していて面白いです😄

 

 

側面をヘラ🔪で削り、変化を付けています。

縦に削ったり、横に削ったり、ヘラの種類を変えたりして造形しています。

その効果で、作品に表情がでて良い効果が出ていると思います😉

 

 

全体に太い筆で白化粧土を厚く塗っています。

それは織部釉を深い緑色を発色されるための試行錯誤とテストでもありました❕

実際、その効果でこんな深い緑色に発色し、白化粧土の作用も油絵のような色のムラを作りおもしろいです👍

 

 

👆上から見ると正円形で無く、三角に近い楕円形にしてあります👀

それは抹茶碗を意識したことと、角の部分を飲み口にしたかったからです。

さらにこのような形にすると、見る角度で違った雰囲気や表情に見えてくる効果もあります❕

 

 

ボクが特に気に入っている高台部分です❗

この作品は信楽赤土を用いていて、赤土の色、信楽土のザラザラした風合いを楽しめます😄💛

赤土を用いると織部の緑色が暗くなってしまうので、白化粧土を塗ったのですよ~

 

 

この紹介した 「青織部酒盃」 は2年前の作品です❗

ロクロには無い手びねりならではの土のやわらかさや動きが良く現れていて気に入っています🥰

手びねりの作品は、ロクロのように薄くピシッと整った感じが無く、

むしろ厚くて重く、歪んだ手作りの温かみが魅力でおもしろいと思います😄

手びねりの茶碗や酒器は、そんな手作り感がよく現れた作品が良い作品だとボクは思います😄💛

 

近日中に新作が焼き上がる🔥予定です😁

ボクは2~3ヶ月に1・2回、2時間程度しか陶芸をしないので、なかなか作品が作れません💦

でも陶芸をするときは気持ちを高めて集中し、お抹茶碗なら1点、酒盃(ぐい吞)なら2~3点を作ります。

作っている時に形が悪いと潰してしまうときもあるので、一点も作れないときも度々あります💦

そして「これは形がイイから、良いのでできそう」と期待をもって、

数点の作品に半年ほどかけて作ったもの(生地)が、焼き上がった作品を見ると、ガッカリすることばかり・・・

形がとても良かったのに、ヒビが入っていたとか、釉薬の発色が悪かったとか、

釉の発色がよかったのに、形とあっていなかった…など、

何の感動も与えてくれないことがほとんどです🥲💧

 

近日中に陶芸教室の窯出しでどんな作品が焼き上がるか今から楽しみです😄ワクワク

ブログで紹介することができるような作品ができたら紹介させていただきます❗

1点だけでも納得できる作品が焼き上がったら嬉しいです✨

良い作品ができることを考えている時間も、また楽しいんです✨✨

 

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現在の陶芸界でいちばん忙しい(人気がある)と言われているのは・・・❔

その質問をしたら、多くのギャラリーの方やコレクターは「山口真人(やまぐちまこと)」と言われるそうです❗

そんな山口真人先生と言う若手陶芸家のぐい吞を、ボクは数点保有しているので紹介します👍

人気の理由はそれぞれ好みや感性によるものがあるとは思いますが、

山口先生の作風や雰囲気等だけでも見て感じて頂けたら嬉しいです😊🧡

 

 

山口真人(やまぐちまこと) 先生は1978年愛知県瀬戸市に生まれ、

瀬戸市赤津町で西山窯の五代目 故 山口正文先生の次男として生まれました。

2000年から赤津町の製陶所で修行され、

2004年に独立してから、父である正文先生と共に志野や黄瀬戸・織部等の瀬戸伝統の焼き物造りをされています❕

現在は、デパートやギャラリー等の個展で忙しく、全国を飛び回りながら🚅も、

薪窯、ガス窯、電気窯を駆使し、若手作家らしい現代的感覚で瀬戸伝統の焼き物を生み出し続けています。

主な作品の技法は志野・織部・黄瀬戸・瀬戸黒や黒織部等の鉄釉系、

そして最近は信楽などの焼き締め陶、御深井(おふけ)等も始められたようです❗

 

そんな大人気の山口真人先生のぐい吞をボクは数点保有しています👍

以前はもっと持っていたのですが、何点か手放してしまったので、現在は今回紹介するだけとなります😅

ぜひ見てください👇

 

 

 

「鼠志野ぐい吞」 2019年頃の作

北大路魯山人の手掛けた赤志野ぐい吞を模して作ったぐい吞で、

スっと立ち上がった端正な姿、カリっと良く焼けた肌、なかなか良いですよ~🥰

サイズは非常に小さいですが、このサイズだからこそ美しいのです❗

 

 

 

「志野ぐい吞」 2021年頃の作

鼠志野のぐい吞ですが、間違えられたのか?意図的にしたのか?、箱書きが「志野ぐい吞」となっています😅

この赤い色と独特な志野の荒々しいヒビ割れ模様を見れば、山口真人の作品だとわかる方もいると思います❗

腰の張った、こんな富士山のような形が志野の造形らしくて好きです❕

 

 

 

「信楽ぐい吞」 2022年頃の作

この信楽ぐい吞は薪窯で何日間も焚いて、その薪の灰が降りかかり焦げて黒くガリガリの肌になっています❗

山口真人先生の新たな技法への展開・挑戦的な作品です。

2022年4月に開催された東京の銀座黒田陶苑の個展で購入した、最上位作品です✨

 

 

 

「鼠志野ぐい吞」 2022年頃の作

これぞ!山口真人の鼠志野と言うべき大ぶりな赤色の志野ぐい吞です。

造形も腰がしっかり張った形で、非常に男性的です❕

大きいだけでなく重いので、使ってたら疲れそうだし・・・すぐ酔いそう・・・🥴

 

 

 

「織部ぐい吞」 2023年頃の作

山口真人先生の中でもいちばん人気があるのが、この緑色の青織部系作品だと思います❕

この織部ぐい吞はロクロを使わずに手びねりで作られています。ゴツゴツした肌に織部釉が窯変で青く変化しています🌟

瀬戸市赤津町のご自宅兼工房🚗行き、真人先生のお母さま(山口慎子さま)から直接頂いた、新作で最上位作品です🥰

 

ボクの山口真人先生のぐい吞コレクションはいかがでしたでしょうか👀❓

山口先生の主要な技法である志野と織部、最近始められた信楽の作品を紹介しました。

ボクは持っていませんが、他にも黄瀬戸や瀬戸黒・黒織部なども魅力的で人気があります❕

 

山口真人先生は現在、瀬戸の将来を担う人気若手陶芸家です❗

その高い人気から、全国のデパートの美術画廊やギャラリーから個展の要望が絶えないと言われています。

特にコレクターズアイテムのして人気が高いぐい吞や徳利などの酒器類は、

個展初日に開店前から並び、初日で売り切れてしまうことが多いほどです😅💧

なのでボクもなかなか新たな新作を手に入れることができません💦

 

でも人気が高いと言うことは、焼き物生産の衰退が激しい瀬戸やお隣の美濃の救世主で、将来に大きな期待があります✨

山口真人先生が活躍することによって、瀬戸・美濃の伝統である志野や織部、黄瀬戸、瀬戸黒・・・

その瀬戸・美濃が生んだ焼き物を全国の人に興味を持って、知ってもらえるきっかけになっていると思います❗

もっと大事なことは、瀬戸の焼き物がこれから先も途絶えることなく続いていく力💪となってくれると思います😄👍

 

これからの瀬戸・美濃の将来を担う若き陶芸家の山口真人先生❕

これからもボクは陰ながら応援していきます😊💛

 

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ボクが愛用しているお抹茶碗を紹介します😄

ぜひ読んで見てください😄😄

 

お抹茶碗は陶芸界では最高峰の焼き物と言われています。

それは日本の陶芸は「茶陶」こそがその中心であったからです。

お抹茶碗の良いところは茶道の心得を知らないボクでも、

茶碗がひとつあれば、やかんから湯を入れて飲むことができます🍵

さらに陶芸家さんの技術がすべてこの中に凝縮していると言っても過言では無い、

お抹茶碗こそが、陶芸家さんの技術の証明でもあるんです💪

 

ボクは何点かお抹茶碗を持っていて、中には○○万円💸の茶碗もあります❗

でも実際使っているのは2点の茶碗です。

それが紹介するこの茶碗です👇見てください😄

 

 

・加藤廉平 (かとうれんぺい) 「黄瀬戸茶盌」

 

加藤廉平先生は愛知県瀬戸市の陶工で1928年8月6日生まれ。

現在95歳で現役です👏

瀬戸市赤津町で主に黄瀬戸・織部・粉引・志野等を手掛けられています。

 

残念ながら付属の桐箱が無く裸の状態ですが、ボクが使うためのものなので必要ありません😆

 

 

この黄瀬戸茶碗は廉平先生本人から頂いたもので、

手の小さなボクにはちょうど良いサイズです👍(女性にはちょっとおおきいかも・・・)

造形がシンプルでとても使いやすいです😉

 

 

側面には緑色のタンパン(硫酸銅)と鉄釉を打って黄色の茶碗にアクセントを付けています❗

光沢✨のあるツルっとした肌が黄瀬戸らしい、

やっぱり黄瀬戸はこんな品のある作風がとても似合います🥰

 

 

茶碗を上から見た写真です👆

中央に茶だまり(凹んだ部分)があります。

点て方など知らないボクでも非常に茶を点てやすくて素晴らしいです😉❗

 

 

茶碗と言ったら高台の土見せ部分👀❕

廉平先生は選び抜いた上質な地元瀬戸の土と美濃の土をブレンドして使っています。

ボクのようなマニアにはザラザラした土の肌を見ると嬉しくなります😍

 

 

・大江幸彦 (おおえさちひこ) 「碧霜斑釉茶盌」

 

大江幸彦先生は愛知県瀬戸市の陶工で1930年12月12日生まれ。

詳しいことはわかりませんが、残念ながら20年以上前に亡くなられている作家さんであります。

主に日展等の全国公募展で活躍されて、40年以上前は非常に人気があり瀬戸を代表するような陶芸家として有名でした❗

 

恐らく50年以上前に作られた茶碗で、陶歴表や茶碗の大きさ・作風から昭和40年代頃の作品だと思います😅

 

 

この青い茶碗は6年程前、東京の西武百貨店で行われた骨董市で購入したもので、

当初4000円弱位の値段から3500円に値引きして頂き、手に入れました😜ラッキ~

その時、「良い茶碗だ~」と手に取り、陶歴表を見たら、「あっ!瀬戸の作家さんだ!」とすぐ購入を決めました❗

 

 

茶碗の色から、夏に使う茶碗と言っても間違えない色と柄で、

正面には山から滝が流れている風景、裏側には川の流れを現した模様があります👀

今の時期には寒々しいですが、夏に使えば非常に涼しげです🍧

 

 

👆上から見ると正面右側にヘラで斜めに削いだ飲み口が作られているのがわかります。

非常に端正なロクロの造形、作為が無く職人的な仕事を感じます❕

やっぱり、この時代の方は上手いなぁ~と感じてしまいます😊💛

 

 

高台には釉薬が掛けられておらず、土見せを作っています。

幸彦の「サ」の彫り名が有ります👀

いつまでも見てられるような素晴らしい高台の造りに感動します🥰🩷

 

 

ボクが思うこの茶碗のいちばんの魅力は高台で、

俗に言うもぐさ土と言われる、パサパサした柔らかさ感じる土を使っています❗

真っ白な色の土色、土の肌合い・質感からハッキリとわかる、超上質な土であります😮

現代では手に入れることが絶対できない上質な陶土・・・50年前はこんな希少な土が手に入る時代だったんでしょうね😊

 

 

共箱の設えにも時代の経過を感じます❕

箱書きの書体、ボク個人的に好きな字体でもあります😄

茶色と白色の平紐も、この時代の瀬戸作家さんが良く用いたものでもあります。

 

ボクのお抹茶碗はいかがでしたか👀❓

現代の陶芸家が作る茶碗は、作為と個性を表すような派手な色・形の茶碗が支流ですが、

ボクの愛用茶碗は昭和40~50年代の瀬戸作家の茶碗を使用しています👍⇐抹茶碗には時代によって流行りの造形があります!

この時代の瀬戸の茶碗はどの作家さん(加藤廉平先生や大江幸彦先生と同じ世代)サイズ感や造形に似たところがあります❕

作為よりもロクロや高台の造りを意識し、使いやすさを重視していたんだと思います。

ボクは使いやすく、そして作家の職人的な技術が詰まったこの2点の茶碗を、

加藤廉平先生・大江幸彦先生への敬意も込めて、いつまでも愛用していきます😊💛💛💛

 

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平成5(1993)年頃の美濃焼パンフレット

 

今回紹介するのは焼き物では無くて、

30年ほど前の美濃焼関連のパンフレットとチラシです❗

当時ボク・・・2歳です・・・🤣ハハハ

 

 

ボクにとってはとても興味深い内容だったので紹介したくなりました。

ぜひ見て読んで欲しいです😊ミテネ~

 

 

「岐阜県博物館「土と炎の芸術展」のチラシ」

表面には平成5年4月27日(火)~6月27日(日)「土と炎の芸術展ーふるさとに息づく技と心ー」の紹介で、

後に人間国宝になられた故 加藤孝造(1935年~2023年)先生のロクロで茶碗を作る姿が載っています👆

 

 

 

裏面はこの展覧会の展示品(岐阜県のご当地焼き物・作家作品類)の紹介がされています。

興味深い👀のは株式会社トーカイ様の宣伝、女性の写真📸で、

肩パットのお洋服がバブル時代を感じます✨

大島優子さん似で美しい女性ですね🥰

 

 

「下石陶磁器工業協同組合のパンフレット」

字体・写真・建物感・・・どれをとっても昭和50年代で、

昭和の雰囲気と香りを感じるパンフレットです❗

ボクは昭和を知らないケドね😜ハハハ

 

 

 

 

「多治見市安土桃山陶磁の里 美濃焼パンフレット」

安土桃山時代に美濃で作られた焼き物を知り興味を持ってもらうような内容で、

女性のふたり多治見市内で美濃焼観光旅をしている感じを出しています💛

喜びに触れる。芸術に浸る。

またまた写真の女性、髪型に時代を感じますね~😆

素敵な想い出つくれそう

 

いかがでしたか・・・👀❓

その時代の美濃焼の本を入手したら、たまたま中に挟まっていたパンフレット類です。

今、そのパンフレットを見ながら30年前の美濃の街を想像しながら見ると、

地図に高速(有料)道路がなかったり、今は無き建物が載っていたり、入館料が安かったり・・・

色んな発見があってボクには面白く新鮮でした😊✨

この時代は美濃焼がまだまだ高い人気を誇っていた時代で、

作家さんも多くいて、街も日本有数の焼き物産地としての勢いと活気を感じます❗

窯元の廃業、焼き物産業の衰退、作家さんの減少が著しい現在の美濃しか知らないボクには、

この活気あふれる楽しい時代の美濃にタイムスリップして、自分の眼と肌で感じることができたらなぁ・・・😥

この美濃の街が、この風土が、この土が生んだ美濃焼と言う焼き物。

バブル✨を知らない若者のボクが言うのはおかしいですが、、、

「きっと昔はよかったんだろうな・・・」

 

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ボクは愛する岐阜県東農地域で活躍している3名の陶芸家の作品を紹介します😄

まだまだ好きな作家💛は多くいるのですが、

今回は、ボクの保有する最上位作品と旧作品を一緒に紹介しますので、

ぜひ出来や作風の違いに注目して見てください👀

どれも希少ですよ~✨

 

 

今回選んだ三名は、安藤日出武久野勝生岸本謙仁

三名とも戦前生まれ80歳を超えた美濃を代表する陶人であります。

ぜひ読んで見てください👇

 

安藤日出武 (あんどうひでたけ)

1938(昭和13)年1月生まれ。

岐阜県重要無形文化財「黄瀬戸」保持者に認定されています。

可児市の山中にある穴窯で6昼夜かけて焼き上げる黄瀬戸・志野・瀬戸黒を手掛けられています。

 

 

上のぐい吞たちはどれも20年以上前に安藤先生が薪窯焼成🔥で焼いた黄瀬戸のぐい吞です。

左から 「極光ぐい吞」

南極越冬隊の人から貰った南極の砂に美濃もぐさ土に混ぜて黄瀬戸釉で焼いた特別な品で、

独特な模様と、ボツボツした肌が南極の砂の作用によるものだそうです。

中央 「黄瀬戸ぐい吞」

多少、生焼け感と黄色の発色が鈍い感を感じます。

でもこれが薪窯の難しさで、個性でもあります。

右の 「黄瀬戸ぐい吞」

作品にたっぷりと降りかかった薪の灰が覆う姿、

濃く発色した美しい黄色。なかなか良い出来だと思います。

 

 

 

これ👆がボクが保有する最上級の安藤日出武先生の 「黄瀬戸ぐい吞」

やっぱり別格の気品と風格、一味も二味も違いますね~🥰

 

久野勝生 (くのしょうせい)

1941(昭和16)年2月生まれの多治見市の陶芸家です。

長年に渡り伝統工芸展や各種公募展で活躍されていました。

主に志野や鉄釉、天目作品を手掛けられています。

 

 

どれも同手で赤志野と言われる 「志野ぐい吞」 です。

久野先生の志野と言えば、この赤と白の対比の緋色、艶やかな肌に現れた大きなピンホールが特徴です。

どれもなかなか良い焼けですが、左のぐい吞は唯一、赤土を用いてあります。

中央のぐい吞は形も良くよい焼けです。

右はう~ん、この中では一番落ちるかなぁ~

 

 

これ👆がボクが保有する最上級の久野勝生先生の 「志野ぐい吞」 です。

濃く発色した赤い緋色、気品ある姿、最大級の大きさ・・・どこをとっても一番です❗

 

 

岸本謙仁 (きしもとけんにん)

1934(昭和9)年10月名古屋市生まれの陶工で、

瀬戸と美濃を結ぶ土岐市三国山麓の山中で活動しておられました。

現在は、残念ながら病気を理由に窯を閉じ、陶芸家人生に終止符を打たれました。

 

 

岸本先生の 「伊賀盃(ぐい吞)」 です。

どちらも口元が外に反った形で、岸本先生の伊賀盃の特徴です。

小ぶりな左側は、岸本先生らしい緋色に灰が溶けた黄緑色の自然釉となっています。

右側は真っ赤に良く焼けた緋色が非常に美しいです。なかなか大ぶり豪快で良い作品です。

 

 

 

これ👆がボクの最上級の岸本先生の 「伊賀ぐい吞」 です。

岸本先生が最後まで手元に残っていたぐい吞で、緋色と自然釉の景色、素晴らしいです。

 

3名の陶芸家が作った代表作のぐい吞たちはいかがでしたか👀❓

皆さん美濃を代表する陶芸家で、大ベテランであられます。

 

今回は同じ作家が作り、同じ技法でも形や色、雰囲気の違いを楽しんでもらいたく記事にしてみました。

一点一点どれも個性があり、並べて見比べるととても楽しいです😄

陶芸作品は全く同じものが出来ないところに面白みがあります❕

 

安藤日出武先生の「黄瀬戸」久野勝生先生の「志野」岸本謙仁先生の「伊賀」

ぜひ見て覚えて頂けたら嬉しいです。

 

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明けましておめでとうございます🐉
今年もどうぞよろしくお願いいたします🥰

 

新年と言うことで、縁起が良く正月のお花である梅の花のぐい吞を紹介します❗
梅の花は、どのお花よりも早く咲くと言うことで、
「出世」「開運」の象徴とされているそうです🌸

 

 

森下宗則 (もりしたむねのり)先生の 「窯変梅金彩全面彫ぐい吞」 です。

 

森下宗則先生は1954(昭和29)年8月、愛知県常滑市生まれの陶芸家。

土管や石炭窯の煙突で有名な「常滑やきもの散歩道」の中に工房を持ち、

主に常滑急須🍵などを手掛けられている、常滑を代表する人気陶芸家です👏

 

 

常滑焼は粘土の中に非常に多くの鉄分を含んだ土で、

朱泥(しゅでい)と言う常滑独特の赤い土が急須や湯飲みなどで全国的に有名です。

常滑の急須で入れたお茶がいちばん美味しいといわれているそうです😋

 

 

このぐい吞は朱泥土をロクロで成型し、側面には全面に梅の花があしらっています🌸

梅の花の装飾は、貼り付けたのか、彫り込んだのかわかりません・・・

これぞ!超絶技巧ですね😮❕

 

 

作品名にあるように「窯変」とは窯の中で土が変化したことを言い、

この窯変によって、朱泥は赤く焼き上がるところが黒く発色しています👀❗

赤い色と黒い色の対比が素晴らしく、このぐい吞の魅力ですね~✨

 

 

上から見ると飲み口は赤色ですが、内側は真っ黒です。

やっぱり朱泥土色よりも、黒い方が品がありますね😆

ロクロの模様がハッキリ見えます👀

 

 

👆高台近くまで梅の装飾が施されています。

梅の花弁に、金彩を施してあって美しいだけでなく高級感もあります。

下から見ると丸くてコロッとしてカワイイです🥰

 

 

森下宗則先生の作品は、常滑焼には珍しく装飾されていて美しいです✨

この大輪の梅の花の急須で入れたお茶は美味しいだろうなぁ~🍵

 

今年もこのぐい吞の梅の花🌸のように、

満開で美しい年になりますように・・・✨✨✨

 

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