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高校数学教師(宮城県)を退職し、全国のデモクラティックスクール、
北欧デンマークの教育を学んだ後、仙台から教育革命をしている伊藤真結です。

2020年4月からAKIU SCHOLĒ(アキウスコレー)という新しい学校🏫を仙台市秋保町に創っています。

全日制の学校に行っていても、通信制高校に行っていても、不登校でも、全ての中高生が、自分の選択で自分の人生を切り拓く力を育みます。

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4月23日(火)

 

 

今日は曇り空の仙台⛅

そして肌寒い1日でした。

 

 

 

週末、ふと気になって、

いっきに読み終えた本があります📖

 

それがこちら。

 

 

 

町田そのこさんの小説、初めて読みましたが

とってもあたたかい本でした。

涙ほろほろ、そんな内容。

 

*あらすじ*

築21年の三階建て一軒家を購入し、一階部分を店舗用に改築。美容師の美保理にとって、これから夫の譲と暮らすこの家は、夢としあわせの象徴だった。朝、店先を通りかかった女性に「ここが『不幸の家』だって呼ばれているのを知っていて買われたの」?と言われるまでは――。わたしが不幸かどうかを決めるのは、他人ではない。『不幸の家』で自らのしあわせについて考えることになった五つの家族をふっくらと描く、傑作連作小説。

 

 

 

 

 

大きな物語ではなくて、

本当に小さな、“わたしたち”の物語が語られている小説です。

 

第一章 おわりの家――美容室開業に選んだ家を「不幸の家」と言われた女性。
第二章 ままごとの家――不仲の夫、家出した娘、反抗的な息子、迷える妻。
第三章 さなぎの家――男に騙された女性と、幼い娘を抱えたシングルマザー。
第四章 夢喰いの家――不妊治療がうまくいかず、離婚届を書いた年の差夫婦。
第五章 しあわせの家――恋人が置いていった子供と、かつて父に捨てられた私。

 

 

目次を見ただけでも、

それは一見、「不幸」に見える物語なんだけど、

人の人生ってそんな一言で表せられるものではなくて。

 

目次に書かれた言葉たちは、

その章の登場人物を的確に表す言葉であると同時に、

そこから受ける「印象」と、

本の中に出てくる登場人物たちとは全く別物です。

 

でも、情報化社会の中で、

私たちは往々にして、

「情報」だけに目を向けて判断している

ということを考えさせられる小説でした。

 

情報だけで、その人そのもの、

その人が幸せか不幸か、までも、

瞬間的に決めつけてしまう。

 

しかもそれが、

自分自身に対しても起こってるんだろうな、

と思います。

 

”不仲の夫、家出した娘、反抗的な息子、迷える妻”

 

この、“迷える妻”は、不幸そう。

 

そして実際途中までは、

この“迷える妻”はきっと自分に対しても、

「自分はなんて不幸なんだ」

と感じていた気がします。

 

 

 

 

情報だけ見たら、

傍から見てなんとなく不幸に見えるものなんて沢山ある。

 

逆に、情報だけ見たら、

なんとなく幸せそうに映るものも沢山ある。

 

表面だけしか見ていないのか、

見ようとしないのか、

見られなくなったのか、

見る余裕がないのか…

 

それは人それぞれかもしれないけど、

人すらも「情報化」してるこの時代、

 

それだけじゃわからないことなんて沢山あるし、

私たちの人生はそんな「情報」で規定される簡単なもんじゃないよな、

ということを改めて考えさせられました。

 

 

 

 

事実、”より合理的に効率的に”

そんな時代の流れの中で、

「マッチングアプリ」はまさに、

人を「情報化」してる最たるものだな、

と思います。

 

 

私の友人でも、マッチングアプリで出会って結婚しました!

なんて人は本当に多いし、増えてきてるという印象があります。

 

出会って、お互いを探り合って、

という最初の煩わしさ?をショートカットして、

互いに結婚へ向かおうとする男女が、

より効率的に、最適な形で結婚へ向かえる仕組みは、

よくできてるし、科学的に「正しい」んだろうな、

とも思います。

 

最近の大学生には、

かなり当たり前のものとして浸透していると聞きます。

 

 

私はマッチングアプリを使ったことがないので

よく分かりませんが、

学歴、職歴、年収、趣味、生活習慣…

そういう「情報化」されたずらりと並んだ「人」を見て、

判断し、選別し、人と人とが出会う、

 

人は見た目じゃない、学歴じゃない、

と言う風に、目には見えない「倫理観」「道徳観」が

大事にされる現代だけど、

 

他方では、

 

“それなりにいい容姿で”

“それなりにいい学歴で”

“それなりにいい年収で”

 

“その上で”

「倫理観」も「道徳観」もあることが大事だよね

表面的に目に見えるような「不幸」の要素があれば、

除外されてしまう、

 

そんな現実ってあるんだろうなと思います。

 

 

 

 

 

ということで、明日に続く…。

 

 

おやすみなさい大あくび

 

 

 

 

 

今日も、

能登半島地震の被災地のみなさんが

少しでも安心してあたたかく過ごせますように。

令和6年1月能登半島地震 災害緊急支援寄付

 

 

 

メディア掲載情報

 

2021年6月 仙台サポセン「パレット6月号」

「仙台市市民活動サポートセンター通信 ぱれっと 6月号」に掲載していただきました。

 

2020年10月28日 毎日新聞朝刊

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