来た時よりも美しく

疋田一直です。

私は福岡県嘉麻市の山中で生活しながら、武道と整体を通じて、みなさんがより良い人生が送れるよう、お手伝いをしております。日々の気付きをブログに綴っております。みなさん、いつも読んでいただき、ありがとうございます。

～～～～～～～～～～～～～

どうしても一人でやれず、よその人に屋根の修繕だとか、床板の張替えだとか、仕事を任せ頼んでみるのだが、最後はいつも少し残念な気持ちになる。

それは来た時よりも美しくということが一度としてされた試しがないからだ。

もちろん、造作物はきれいに仕上がっている。

ただ、終わった後にゴミが落ちていたり、釘が落ちていたりと、しっかりと片付けがされていないことがほとんどなのだ。

やはり頼まない方がよかったとも思うが、造作物はきちんと出来上がっているから、これはこれで、まぁ仕方がないとなる。

これは田舎ならではなのだろうか。

ひどい時にはタバコや缶などが捨ててあったりもする。

都会の高層ビルの建築ではそのようなことはないのだろうか。

どうなんだろう。

見たことがないのでわからない。

うち全体がまだ片付けの途中でいろんなところが散らかっているから、適当でも構わないという意識が働くのかもしれない。

散らかったところでは多少散らかってもよいという意識が働くものだ。

うちが相当に美しいお屋敷であったのなら、きれいに片付けて帰るのかもしれない。

片付けざるを得ないような雰囲気になるからだ。

場がそうさせる。

人の心理とはそんなものだ。

相手の態度をも変える家にしたいものだ。

ただ、職人だろう。

どんな場面でも誇れる仕事となっているのだろうか。

私は必ず来た時より美しくなければならないと思っている。

それが仕事だろう。

自分が取り掛かった仕事のみならず、周りも美しくなる。

それが仕事だ。

いや、仕事に限らずだろう。

いつでも私という人間なのだ。

私が通った道がきれいとなるかは、私の人生が表れるだけだろう。

にほんブログ村のランキングに参加しています。

↓よろしければポチっとしてください。