世界の中で起きている、終わらない戦争

 

地震や事故などの悲惨さを伝える映像

 

そういったものをニュースなどで見ただけで、気分が悪くなってしまったりする人がいます

 

 

 

それが実際には、自分と全く関係のない

世界の遠い場所で起きたことだとしても

 

自分には全く関係がないことだとしても

そのニュースを聞いただけで、自分の無力さを感じ自分を責めてしまったり

 

そんな自分が嫌になってしまったりするのです

 

 

 

こういう氣持ちになってしまうのは、HSPの特性によるものかもしれません

 

HSPはHighly Sensitive Person の略で

日本語では「人いちばい繊細な人」と訳されたりします

 

しかし、「繊細」というと傷つきやすい、はかなげなイメージがあるので

実際には「受け止めやすい人」とか「キャッチしやすい人」という意味で

「感受性のつよい人」の方があっているような氣もします

 

 

だいぶ前のことになりますが、オーストラリアの自然火災が発生した時

野生のコアラやカンガルー、鳥たちが大量に焼け死んでしまいました

 

逃げ場を失った動物や、やけどを負ったコアラの映像がニュースでたくさん流されました

 

そういう映像を見た娘は涙が止まらない状態になりました

自分でもどうにもならない、パニックに近い状態です

 

そんなふうに、自分とは関係のないことであっても、心や体に影響が出てしまうわけです

 

 


 

HSPについては、一時期芸能人が「自分はHSP」というような発言をSNSでしたことで認知度が上がり、だいぶ言葉として知られるようになりました

 


しかし、言葉は知られるようになっても、最初にあげたように実際に起こる感情の変化や体の反応を


「あ~、それは自分がおかしいんじゃなくて、HSPの特性によるものなんだ。だから大丈夫。」というところまで落とし込めていない人が多いのではないでしょうか

 


まだまだ、自分の中に湧き上がる感情や思考を、「自分がダメだから」というところで終わらせているかもしれません

 


また中には、それに伴って起きる身体的な反応を「病氣」として考えてしまっている場合もあるかもしれません

 


私も娘が起立性調節障害になったとき、その裏側にHSPという特性があることは、全く知りませんでした


お友だちも多く社交的な性格なので、学校に通うことに人一倍大変な思いをしているということなど、全く想像もしていませんでした

 

 

今、娘が社会人になり、私は仲間と《あわーす》として大勢の起立性調節障害や不登校の親子のサポートをさせてもらっていますが、そのほとんどの方にHSPの氣質がベースにあるように感じています

 

 

不登校になる子で、学校に行けなくなる理由が、はっきりと自分でわかっているお子さんはほとんどいません

 

むしろ自分では学校に行きたいと思っているのに、なぜか行けなくなってしまっている感覚です

 

 

でも、聞き方を変えて「学校にいるとき、胸が苦しくなったり、急に不安になったりすることはない?」と聞いたなら、

多くのお子さんは「ある」と答えるのではないでしょうか

 

 

「胸が苦しくなったり、急に不安になる」

 

原因に心当たりがある場合は、まだいいのですが

 


HSPの場合には自分の中に原因があるのではなく、自分以外の“外の情報”を拾ってしまっている場合があるのです

 

 

 

例えば、教室で誰かが先生に怒られているとします

 

そうすると、自分のことではなくても、まるで自分が怒られているかのようにつらい氣持ちになってしまう

 

そのお友だちの怖さや悲しさが、まるで自分の感情のように自分の中になだれ込んできてしまう

 

そういうことが起きます

 

 

自分の中に原因があるわけではないので、脳内は大混乱を起こします

 

娘がよく「黒いモヤモヤが襲い掛かってきた」と言っていたのは、こういう状態を表現していたのかもと思っています

 

 

 

学校というような、大勢の人が集まる場所には、いろいろな感情を持っている人がいます

 

あっちでもこっちでも

 

その感情を言葉に出していなくても、“波動”という形で外に発信されています

 

 

感受性の高いHSPの子は、それを受信する“巨大なパラボラアンテナ”を持っているようなものです

 

 

HSPという娘の特性をまだ知らなかった頃、

藁にもすがる思いで行った氣功の先生に言われて、ようやくその特性を知りました






 

 

パラボラアンテナは日常生活には必要がないほどの、“高性能な受信装置”

 

HSPが単に「生きづらさの原因」のようになってしまっているのには、そういった受信能力が関係していることがあるのです

 

 

 

 

では、日常生活に不必要な受信能力は、どうやってコントロールしていったらいいのでしょうか

 

 

それはまた次回お話ししたいと思います

 

 

 

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