【初心者向け】ボート釣りデビューにおすすめは?sportyak245とボートエース25を徹底比較【Bic245】
2025.03.27更新
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2馬力ボートを始めたいけど、どのボートにしたらいいかわからない…

sportyak245とボートエース25をよく見るけど、どっちがおすすめ
2馬力ボート釣りを始めてみたい!という人で最初に目にすることが多いボートはsportyak245かボートエース25ではないでしょうか。この記事ではその2艇について比較してみたいと思います。
ボート選びやステップアップの参考になれば嬉しいです!
なるべく分かりやすくシンプルに説明するために深堀った型式などの解説は割愛します。詳しく知りたい人は下記の記事を参考にしてください!
この記事の内容はYouTube動画でも紹介しています! 記事では紹介していないボートをハイエースに積み込みなども紹介いますので是非チェックしてみてください!!
ボートのスペック

スペックをみていく前に、それぞれのメーカーはどんな会社なのか見ていきましょう。
ボートエース25はRYOBI(リョービ)が、かつて「ボートエース」シリーズの製造・販売を行っていましたが、現在ではボート事業から撤退しています。販売元としては、釣具店の上州屋が取り扱っているとの情報が多いです。また、リトルボート販売も取り扱っています。ボートエースは現在は23しか新艇で販売されていません
sportsyak245
sportsyak245は、2019年にTahe Outdoors グループが BIC Sport を買収して「TAHE Outdoors(タヘ)」となりました。
ボートエース25

- 全長 250cm
- 全幅 113cm
- 重量 30kg
- 定員 2名
- 素材 高分子ポリエチレン
- 船底 平底
sportyak245のスペック

- 全長 245cm
- 全幅 120cm
- 重量 42kg
- 定員 2名
- 素材 HDPE 高密度ポリエチレン
- 船底 双胴(カタマラン)
サイズに大きな差はない




全長・全幅に大きな差はありません。
重量はボートエースの方が軽いです。これはsportyak245オーナーが実際にボートエースを持ってもらった意見やネットからでも同様の情報が得られました。
10kgの違いは持った感じで明らかに違いがわかります。
素材はポリエチレン
素材はポリエチレです。しかし、似ているようで違うポリエチレン素材です。その詳しい違いについてこの記事で解説するのは記事の趣旨と離れてしまうのでご自身で調べてください。
それぞれの素材
ボートエース 高分子ポリエチレン
SPORTYAK245 HDPE 高密度ポリエチレン
ざっくり言うと強度(衝撃・摩耗)が高分子 > HDPE になるようです。
どちらも、対候性・耐衝撃性が高いのは変わらず、加工・補修は難しいです。また接着剤や塗料が乗りにくいです。
ボートエース25

ボートエース25から紹介していきます。このボートエース25はROB-25という型式です。
手漕ぎ仕様ですがオプションのトランサム板を取り付けると2馬力船外機を使用することができます。
船底にスタビライザーがある船外機仕様(予備検つき)のGEB-25もありますがこちらは4馬力まで使用することが出来ます。(画像手前がGEB-25)
船外機を取り付けることができないトランサム形状をしたボートエースもあります。
現在出回っているボートエースは中古のみですがトランサムの形状はよく確認しておいた方がいいです。
sportsyak245

次にsportsyak245です。
TAHE Outdoorsホームページ https://tahesport.com/global_tahe
sportyak-245 紹介ページ https://tahesport.com/global_tahe/sportyak-245-green-106471
トランサム

sportyak245のトランサムはプラスチックなので軟弱なイメージです。ボルトで留めてあるので劣化したら部品交換出来そうですが「部品が出ない…」とネットの情報がありました。トーハツ2馬力など重量級の船外機ではトランサムに負荷がかかりやすく破損するリスクが高いです。


内側も船体と似たような素材です。
僕の個人的な意見とすれば、ホンダ2馬力が船体とのバランスが取れた船外機だと思います。トーハツ2馬力は船外機の重量がありスターンヘビーになりやすいのでオススメは出来ません。(持ち主の体験談参考)

船底の形状

船底の形状はどちらのボートも特徴的です。
- ボートエース25 平底
- sportyak245 双胴(カタマラン)
ボートの特徴は以下の通り。
平底

- 横揺れが少なく、安定性が非常に高い
- 喫水が浅い
双胴(カタマラン)

- 船体の抵抗が少ないため走行性能が高い
- 風を受けやすい
ボートドーリー

一人で出船する場合はボートを車から出船場所まで運ぶ必要があります。持ち上げて蟹歩きや担いで運ぶことも出来ますがかなり大変ですし、帰着してからはシンドすぎて嫌になると思います。
何よりボートに荷物を載せて運ぶことが出来るようになるので、車と出船場所の往復回数が減るので準備や片付けの疲労がかなり減ります。
sportyak245ははじめからボートドーリーがあります。何もわからない初心者やDIYが苦手な人はこれがメリットになることも少なくありません。しかし、タイヤが小さいので砂浜はかなり重くなります。またタイヤの外径を大きくしようにもタイヤ交換が出来ません…。
走行中ではタイヤが海水に常に浸かっているので、抵抗になりスピードが出にくいです。
ボートエースにボートドーリーを取り付けるにはある程度のDIYの技術が必要ですので、DIYが苦手な人はSPORTYAK 245 が選択肢に入るでしょう。
安定性

sportyak245、ボートエース25とも安定性は高いとは言えないのでサイドフロートはあった方が安心です。
初心者かつ2人で出船する場合は必須です!!
ボートエースには様々なサイドフロートを取り付けてきましたので、取り付けの参考にしてみてください!
まとめ

この記事ではボートエース25とsportyak245について紹介・比較・解説してきました。
どちらかと言えばsportyak245の悪いところをいろいろと上げてしまいましたが、ドーリーの問題やトランサムの種類などに悩まなくていいので、選択肢が絞られているので初心者は選びやすいと思います。
ボートエースは23を除いて中古しか手に入らないので、購入するときは、トランサムの形状やイケスの有無、船底のキズや浸水などに配慮する必要があります。
この記事がボート選びの参考になれば嬉しいです!