随分とご無沙汰してしまったものであります。

というわけで気がつかないうちに突然夏がやってきました。


私も日本に帰っており、今年の酷暑を味わっており、帰ってきたら、いやー

涼しい快適と思っておりましたら、すぐに暑くなってきました。おそらく

もう一度くらい寒く(涼しく)なるのではないかと思いますが、夏はもう

すぐそこまで来ている南アであります。ジャカランダが咲くのも早いかな?


一昨日のことでありますが、ラジオの道路交通情報。

「高速で裸の女性が歩いており両車線渋滞しております。」

「???」

いったい何が起こっているのか把握できませんでした。今でもしてませんけど。

どのような女性?と聞きたいくらいでありましたが、その説明は

一切なし。


やっぱり暖かくなると人間おかしくなるのでしょうかね?



日本ではまだまだでありますが、南アではセキュリティ会社は

いつも大繁盛しております。個人でも契約して、何か事があれば

飛んでくるという契約内容であります。

当然のことながら、クラスターハウス(集合住宅地域)と言われる

入り口には必ずセキュリティがおります。

なぜ、これだけ繁盛するかといえば、警察の能力のなさが顕著に

出ているのであります。事件の多さ、対応警察官の人数の相関を

見ると、日本の1%にも満たない処理能力しかないのであります。

ですから、民間のセキュリティ会社に頼らざるを得ません。

この実情を察してか(なんで今頃??)、今後、民間警備会社と

警察(SAP)が連携を取るというもの。実現性、有効性はわかりませんが

何もしてない現在よりはいいかと思います。

ただ、民間警備会社も多々問題ありで、その警備員が悪さをする

場合も多々あります。クラスターの入り口の警備が強盗を手引きする

ということも多々あります。これは、余りにも安い給料の影響であります。

月に3万円もらっているかいないかでしょう。昨年起こったセキュリティの

ストライキもこれが原因であり、まだまだ改善されておりません。

それで、セキュリティ会社の社長は、自分にはムベキ大統領より多くの

ボディガードをつけさせて自分は守っております。(敵も多いのでしょう。)

大手といえ同じこと、100%信用できる会社はないのであります。

この辺がこの国の難しいところ、絶対必要なんだけど、選ぶ基準が非常に

難しいと。

一度頭に来たのは、家にいない間にアラームがなって、セキュリティの

人間が来て、一緒に家に入ったんだけど、彼は、防弾チョッキを来て

拳銃を持っているんですけど、丸腰の自分を先に行かせる?

おい、ちょっと待てよ。と言いました。

そんなもんです。


SNOW1

なんと今日は雪が降りました。場所によっては2センチ以上積もりました。おそらく82年9月以来ということですので、25年ぶりの雪です。寒いです。気温は0度、これも場所によってはマイナス2度くらいになっているみたい。

南ア人はびっくりしております。というか、はしゃいでおります。普段ヨハネスブルグで見ることのない雪でありますので。


SNOW2

まるで雪国の様相でありますが、アフリカです。今年の冬は寒い!


公務員のストライキも終息しそうな感じであります。政府側も7.25%

アップまで寄り添って、一度は受け入れないと4%だと強行を貫こうと

しましたが、7.25%+@で組合側も受け入れる感じであり、解決に

向かっております。


また、ストライキをやっております。

今度は公務員であります。政府機関を対象に、先週金曜日にはデモも行われた模様。

政府機関、病院、公立学校先生、警察、税関等がストライキをしておりますが、

病院(ナース)、警察は今週からストライキをすることが許されておりません。公共交通機関も

動いてますね。

当然といえば、当然ですよね。そのせいで死んでしまう人が出るかもしれませんから。

要求は給与12%アップです。政府提示の6%とはかなりの開きがあるので

簡単には解決しないと思われます。インフレが6%弱だから政府提示案もそれほど

ひどいものではないのでありますが、もともとのベースの低い人たちからの要望は

強くなりがちであります。

これに一般企業の人たちがあいのりデモをすることは禁じられております。一般企業は、クビにすることが許されます。

生活上困ることはあまりありませんが、ビザの延長とか、出入国及び港湾税関ストップ等が

日本人駐在員にも影響を与える可能性があります。


今朝の気温は氷点下。7時時点ではマイナス2度でありました。

まだ、5月ですよね?寒すぎます。

5月にプールで泳いだ年もありますので、ちょっと異常ですね。

年に何度か氷点下の日はあります。でも、ヨハネスブルグの冬は乾季になるために雪になるとかは、まず、ありません。ここ20年くらいないです。でも、家の構造はヨーロッパのようなしっかりしたものでなく、セントラルヒーティングなるものもないので、非常に寒くなります。今朝もそうですが、それに停電を伴う場合が多いのであります。(どうもサントンあたりは停電だったみたいです。)家の暖房はオイルヒーター、エレクトリックヒーターに頼る場合が多いので、停電となるとこの寒さは地獄となります。ガスヒーターがあればとりあえず、生きていけますが、寒い日が続くとLPガスの在庫も底をついてしまうのであります。冬対策が全く出来てないのであります。

黒い方々は外でいたるところで焚き火をします。それが山火事的にフェルトファイヤーとなることも多々あり、危険でもあります。

短いと言われる冬は、ちょっと我慢。これが考え方なのでしょう。でも今年は長そう・・・・・



AMSTEL

写真は南アで有名なビールでありますアムステル。元々オランダのハイネケン傘下で作られているビールで南アではライセンス生産にてSAビールによって作られておりました。

その契約が切れた模様であります。市場から消えかけております。ほとんど消えてしまいました。ハイネケンが作るようになるようでありますが、ハイネケンは南アには工場を持っておらず、ナミビアか欧州での生産となるようでありまして、今までの値段と同じわけにはいかないと思います。

南アはビール大国。ビールっ腹がいっぱいいます。水のように飲む人もうじゃうじゃ。価格もあまり水と変わらないのも事実。CASTLE(カースル)と2分するくらいのシャアがあったのもアムステルであります。カースルとかアムステルは余り世界的には有名ではないですけど、ミラービールも南アの会社なのであります。

ということで、一時的か恒久的かわかりませんが、南アのビールブランドの変化が起こることになります。ハンサとかビントックというブランドが伸びるというよりカースルが絶対的に強くなるのでしょう。そうなると値上げするから困ります、この国は。


アリは、ここアフリカでもいっぱいおります。別段日本と変わらぬありもおります。よく家の中に出現するのであります。甘いものに集まると記憶していたのでありますが、ここアフリカのありは、貪欲であり、なんにでも集まります。もちろん甘いもの、にんじん等の野菜、肉、魚と雑食であり、朝起きると無数のアリが台所を占領していたということもあります。アリ駆除の薬もありますが、食料がなければ来ないので、無害と言えば無害なのですが、いたらイヤだというだけであります。ゲームリザーブ等に行きますと違うアリがおります。台所のアリが極小であるのに対して、極大のアリで噛むのであります。サンダル履きの時とか噛まれます。これ結構痛いです。

大した害は何もないアリでも、結構困る時もある、これが実情であります。


ワイルドドック

これは、走り回るワイルドドック。アフリカンワイルドドックとも言われ、サブサハラ以南(赤道以南)のアフリカ32カ国にて確認されているものの、300匹以上が確認されているのが、現在では、ボツワナ、タンザニアそれに南アフリカだけであり、絶滅危惧種となっている。全アフリカでも3,000匹しかいないとされている非常に珍しい動物。哺乳類の中でも珍しく、老犬を敬い、病気、障害を持った同種に気を配るという特性を持つらしく、70キロくらいのスピードで走り回り、獲物を捕らえます。写真の顔が少々赤くなっているのは、獲物を食べた後の血がついて残っているのであります。ワイルドドックを隔離して育てている機関はいくつかあるものの、野生のワイルドドックを見ることは非常に稀であります。写真はクルーガーナショナルパークにて見れたものであります。


関係ない話でありますが、バスはまだ走っております。

ラジオでは運行中止が無期限延期(次回通達まで)となった模様であります。






知らなかったのですが、ヨハネスブルグの公共バスがなくなるようであります。(今日から?)というのは、最近、4人のバスドライバーが殺されていたようであり、余りにも危険なので運行止めるという大胆なアイディアであります。バスは結構走っていたので、一時的か恒久的かわかりませんが、それがなくなると大変多くの人が迷惑被ることになるでしょう。

バスは、いくらしたのか知りませんが、黒人タクシー等に比べてもきっと安かったものと思われます。(タクシーは一回毎に6ランド、90円くらいかかります。)人々の生活にかなり多くの影響力を与えることになると思われます。それが逆に犯罪の種にならなければいいのでありますが・・・・そればかりは、この国はわかりません。



トラック事故

最近、事故が多いですね。特に月曜日は多いというのは、みんな疲れているのかな?写真は、トラックが一台でこんな状態。これをジャックナイフという状態で英語では表現しますけど、ここは、まっすぐな道でトラック1台でどうしてこうなるのか理解不能。


事故高速

その後、高速を走ってたら遅くなるわ遅くなる、あれ、渋滞だ・・・で反対車線に燃えている車。見物渋滞でありました。

追い越し車線で燃えたようでありまして、その後ろの渋滞はとてつもないものでありましたね。

本当、最近事故が多いように思います。夜はあんまり出歩かないからわからないけど、昼間も十分注意ですね。