人生忙しい | 日々、2Boysとテニスとともに

日々、2Boysとテニスとともに

千葉県テニス協会に深く感謝しつつ12年のジュニアテニス沼を卒業し、今は円安に苦悩しながら息子二人のアメリカテニス留学を見守る母の日々を綴っています

6月ころ、義母が入院しました。
脳内出血による認知症です。

義母は群馬の小さな町で一人暮らし。

東京ナンバーの車を家の前に停められちゃ困るとか言われて、運動を兼ねて自転車で行ってみたりしてたけどついつい足が遠のいておりました。
すぐ近所に叔母(義母の姉妹)おふたりが居てくださってアテにしてたのも油断のもとだった。

その叔母からの連絡であまりにも言動がおかしいのでちゃんと検査しないとって精密検査したらジワジワ広がってた脳の出血で急速に認知症が進んだとのこと。

コロナでどこにも行けない、誰とも会わないストレスが脳の血管にダメージを与えた可能性があるとの診断でした。

入院してコロナで面会禁止のままお盆も過ぎた頃、やっと看護師さんに頼んで義母と対面させて貰ったときには義母は夢の国の人になってしまってました。

ちゃきちゃきの働き者で”群馬の空っ風とかかあ天下”を地で行く人だったので、あまりの変わりように私は今もまだ混乱が収まってません。
義母の姿は数年後の私です。
この先残り少ない人生を漠然とは考えていたけど、もうカウントダウンは始まってると知りました。

これ以上できる治療はないので退院となり、いったんは自宅に戻って私たち夫婦が同居して10日間ほどお世話したけどまた倒れてしまって救急車で再入院。
お医者さんに家で暮らすのはもう無理と言われてしまい、慌てて兄夫婦に頼りつつホーム探しに奔走している間にもケイタの突如のテキサスの高校への転校が決まり、学生ビザやら身支度やら、あまりのバタバタさにわけわからない夏でした。

リョウタケイタが家から居なくなると同時に介護が始まるとは、神さまが「おまえヒマだな」って見てらしたのかと思いました。
人生ってうまく出来てるというか、忙しいですね。
義母を見送るころには私がポンコツになってるのでしょう。