毎日が山のこと

最近の山歩きの記録はもちろん、作ってみた山行プラン、過去の山歩きの記録も順次掲載中です。

中学生も連れて三頭山へ(2024年4月14日)

2024-04-24 09:44:50 | 山日記

山に行けない、行けないとつぶやきつつ、実は14日の日曜に三頭山に出かけた。

1ヵ月ぶりに山歩きだった。以前から山経験のない知人に山に連れていけと言われていたので計画しておいたものだ。

ある程度高さがあってかつ安全に歩けるところと考え、奥多摩の三頭山を都民の森から歩くことにしていた。

日曜日とあって武蔵五日市駅を出るときは2台満員。我々は最後尾でようやく乗れたという感じだった。

それでも途中でパラパラと降りていくので途中で座れ、数馬から乗り継ぎのバスにはちょうど座席が埋まる程度になった。

 

一緒に歩いたのは、私を最高齢として、60台が一人、40台が一人、30台が一人、中学生が2人というバラエティに富んだチームだった。

都民の森の駐車場から歩き始め、階段に差し掛かると脇の斜面にカタクリが咲いていた。

 

1000mを超えているので、4月半ばとはいえ、まだ花は少ない。

枯れ葉におおわれた斜面にうす紫がうつくしい。

 

三頭大滝へ向かう遊歩道のわきの斜面には、ハシリドコロが点々と緑の葉を並べ、小さな花をつけていた。

この花は名前は知っていたけど見るのは初めてだ。まだ茶色一色の地面でその緑が鮮やかで目につく。

 

突然、一人が飛びのいたので見るとアオダイショウが道を横切っていた。

中学生たちは興味深げに姿を消すまで見入っていた。私もアオダイショウを見るのは久しぶりだ。

 

三頭大滝に到着。遊歩道から階段をおりて、滝の前にかけられているつり橋へ。

滝はつり橋の下を抜け、さらに下へと落ちていた。

みんなで記念撮影。ここには載せないけど・・・

 

三頭大滝からムシカリ峠へと1時間ほどの登り。途中の分岐点にあるベンチでで休憩しながら登る。

三頭大滝のわきにはトイレもあった。ここまでは洲兵の道だったから、ようやく山らしい道になった。

足元は平たい面を上にした大き目の石が敷き詰められていてとても歩きやすい。初めての人でも安心して連れてこれる。

写真はネコノメソウ。

 

これもようやく一輪だけ咲いていたアズマイチゲ。貴重な春のメッセンジャー。

 

まだこんな感じの冬景色で、木々もほとんど芽吹いていない。

そんな中で、ハシリドコロだけが緑の葉を広げ、花も咲かせていた。

 

ハシリドコロの「走り」って季節を先取りしているという意味なのかな?

調べてみたら、毒があるので間違って食べた人が走り回るから、という説もあるようだ。

 

予定通りムシカリ峠に至り、山頂は目前。尾根にそって登り、まずは西峰へむかうべきところを、私の思い違いから、トラバースして、いきなり三角点のある東峰にむかってしまった。お昼を食べるのなら広い西峰に向かうべきだったのに。

 

少し狭苦しい所だったが、そこでお昼休憩。でもここが三角点もある最高点なので、まっいいか。

コースは東峰から鞘口峠へむかうのだが、まだ時間も余裕があるので西峰に戻るか迷ったけどやはり後戻りはいやなのであきらめて下山を開始。

 

途中の分岐点で、やや登り返しになるものの、私も歩いたことのない展望小屋のあるコースに入った。

写真は、その展望小屋から取ったもの。東峰にも展望台があるが、景色だけの写真を撮り忘れていた。

大岳山のこぶが見え、ずっと奥の関東平野の中に西武球場の白いドーム屋根が見えていた。

そこからはっ針葉樹林の中のジグザグの道をくだる。よく整備されていて歩きやすい。

ゆっくり下ったつもりでも、やはり下りはそれほどかからない。バスまでの時間がたっぷりとのこってしまったので、森林館によってみんなで木のキーホルダづくりを楽しんだ。

 

電動糸鋸でそれぞれが好きな形を切り出し、紙やすりで磨き、ホルダーの金具を取り付ける。

動物の形にした場合は係の人がドリルで目の穴をあけてくれる。これが無料なのだ。

 

みんな糸鋸での切り出しに集中していた。バスまでの時間が足らなくなるほど熱中していた。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« フタリシズカも芽を出した | トップ | ヤシオツツジ咲く岩峰、西上... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山日記」カテゴリの最新記事