1ヶ月で増える筋肉量は約200g・どのように筋肉をつけたいのか?どんなに筋トレを頑張っても、1日に増える筋肉量には限りがあります。オーバーワークなどで逆効果になってしまうこともあります。筋肉をつけるには、トレーニング方法や食事、疲労回復など、効率を上げることが重要です。
1ヶ月で増える筋肉量1日に増える筋肉量は7グラムどんなに効率よく鍛えても、1日に増える筋肉量は、最高でたったの7gです。 もちろん体格にもよりますが、増える筋肉量は1ヶ月で約200g、1年で約2.5kgぐらいです。(成長期は除きます。)増量しても1ヶ月、2ヶ月で10kgも筋肉がついたと言う人がいますが、実際についた筋肉は1kgにも満たず、ほとんどが脂肪や水分という計算になります。 筋肉の周囲の脂肪などによって、筋肉が10kgついたように見えますが、筋力はそれほど向上しません。自分の筋肉量を調べるには筋肉量の計算筋肉量は、体脂肪を除いた体重の約半分に当たります。体脂肪量(kg)=体重(kg)×体脂肪率(%) 除脂肪体重(kg)=体重−体脂肪量 筋肉量(kg)=除脂肪体重÷2 年代別の筋肉率筋肉率は、体重に占める筋肉量の割合です。20代をピークに、歳とともに減っていきます。 筋肉を維持することが若くいられるということなのでしょう。
どのように筋肉をつけたいのか体脂肪率を維持したまま筋肉をつける体重60kg、体脂肪率20%の場合、体脂肪率20%を維持したまま、筋肉を10kgつけると、体重は85kgになります。 体重は25kgも増え、体脂肪も5kg増えることになります。体脂肪率を維持すると、体脂肪や水分が15kgも増える訳です。 体脂肪率を減らして筋肉をつける体重60kg、体脂肪率20%の場合、体脂肪率を20%から10%に落として、筋肉10kgをつけると、体重は75.6kgになります。 体重は15.6kg増えますが、体脂肪は4.5kg減ります。筋肉と脂肪を除いた水分などが10kg増える訳です。人間の体は50〜60%が水分でできているので当然ですが…。 体脂肪率を減らして筋肉をつけるのが、インターネット上で言う「筋肉をつける」の理想でしょう。 体重をキープしたまま筋肉をつける体重80kg、体脂肪率30%の場合、体重80kgをキープしたまま、筋肉を10kgつけるには、体脂肪率を5%にしなければなりません。 体重制限のあるスポーツでは、体重をキープしたまま筋肉をつけることが必要ですが、至難の業と言えるでしょう。 筋トレで体重が増えても上記のとおり、筋トレで体重が10kg増えたとしても、筋肉だけが10kg増える訳ではありません。 筋肉が増えれば体が大きくなり、水分や骨、血液なども増えます。 筋肉率を上げるには、体脂肪を減らすことも必要です。
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