< script data-ad-client="ca-pub-5086079268044038" async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js">

はやし蜜豆の犬も歩けば棒に当たる、

好きな俳優の作品を集中して観るのが好き。その記録や映画の感想、日常気になる現象をぼそぼそ綴っていきます。

「ホットスポット」-3:究極のダイバーシティ&インクルージョン(多様性と受容)

細かーい伏線もすべて回収し、さらに、それ、いる?みたいなエピソードを最後に振りまいて最終回が終わった。

最終回の前の回で、市長(菊地凛子)とホテルオーナー(筒井真理子)の贈賄の証拠をつかむべく、オーナー事務所に忍び込む高橋(角田晃広)に、おじさん臭いお菓子として高橋が難癖つけていたせんべいを渡し、それをお尻のポケットに入れた高橋。そのせんべいの顛末を当然気にかけていた私だったが、最終回、地味に、でもスリリングな場面で存在感を発揮していた。ww

それにしても、職場の同僚に宇宙人(と人間のハーフ)がいて、そのことを幼馴染たちと普通に面白がっていた女3人、きーちゃん(市川実日子)、みなぷー(平岩紙)、はっち(鈴木杏)の受容力は素晴らしく面白かった。宇宙人の高橋が生きるために必要な温泉のあるホテルが存続の危機にあるとわかってからは、地元同級生や周囲の知恵と協力を得て― その中には超能力者や未来人までいる!高橋と自分たちのためになんとかホテルを存続しようと発奮する様は、もはや高校の体育祭や文化祭のノリ。ここまでくると、高橋が宇宙人であるという秘密はどーでもよくなっていた。ww


エピローグ。

30年の年月を経て、レイクホテルに遊びにきた女3人をフロントで迎える高橋。あの時の皆の結束で、無事ホテル&温泉は存続している。宇宙人の平均寿命が長いことから80歳を過ぎてもほぼ変わらい外見の高橋について、市川実日子のモノローグで、この町のほぼ半数の人が高橋が宇宙人であることを知っているという。
富士山の見える風光明媚な穏やかな町は、心優しい住む人、来る人を静かに見守っている・・・。

 

冒頭に書いたそれ、いる?エピソードで最後まで笑いを提供して終わった本作だが、思い返すと、なんだか心がほっこりして何とも優しい気持ちになる。

ああ、世界中の人々が、こんなふうにお互いの違いを受け入れ、面白がり、共存できればいいのになあ。互いにないものをギブ&テイクしていければいいのになあと思った次第。

 

最後に、高橋を演じた角田晃広は、この人以外にこの役を演じる人を思いつかないのは言うまでもないが、女子3人の表情はとにかく秀逸だった。後半登場した、市長を演じる菊地凛子も、最初菊地凛子だよね?と思ったくらい、これまで見た雰囲気と違っていてびっくり。余談だけれど、菊地凛子は年齢を重ねてきた今のほうがとても好きだ。たまたま彼女が出ているドラマや映画を観る機会が多いのだけれど、以前よりは最近のほうが断然いいと思う。(あくまで個人的感想です)

 

 

[http://
ドラマランキング:title]

 

[http://にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
にほんブログ村:title]