作って遊ぼう&学校の応援

 小学校でオモチャを身近な材料で作っています。また、最近プログラミングで学校支援アプリを制作しています。

☆進化☆「月ロケット・・」Ver.2をつくりました。

2024-03-18 21:44:26 | 教材の開発
 前回と前々回の投稿で「月ロケット軌道シミュレーション」パソコン用スマホ用を紹介しましたが、自分で使ってみて改良点がわかってきました。改善については自分の力をアップさせないとできないところがあって、必要な学習やこの言語で可能なのかを調べることが求められました。
 学習したことで一番良かったのはプラウザ(Internet Explorer、Microsoft Edge、Google Chrome、Mozilla Firefox、Safari、Braveなど)の中のストレージを使うことでした。プラウザにはそういう保存するスペースがあるのです。そのローカルストレージにデータを保存する方法を知りました。
 ヤフーの知恵袋に「Webページ上でJavaSpcriptのプログラミングソフトを動かして終わり、その状況で次回始めることができる方法はありませんか?」と質問すると「チャットGPT回答を希望しますか!」と聞いてきたので「はい」を押しました。すると30秒ほどでローカルストレージを使う方法を教えてくれたんです。2行ほどのプログラミングを書くだけで実現できました。

 改良したところを紹介します。①~④の場所です。




※ 青い枠は初期画面で見ることができる部分です。下はスクロールして見てください。
 ボタンはほぼ青枠内にあるので不便はありません。


〔読込〕ボタンです。
 これが先に書いた前回にプログラミングソフトを使った時のデータを記憶しておいて、次回起動したときに、その状態から続けることができる仕組みです。
 〔発射〕ボタンを押して飛行を始めて終わるとその状況の「時間」と「パワー」「発射角度」を自動的に保存します。その保存場所はプラウザの中ですから、ソフトを終了して時間をおいて再度起動すると初期画面が表示されますが、〔読込〕ボタンを押すと前回の状況が読み込まれます。つまり前回の続きができます。
 この機能を使うと、学習ソフトに問題をした記録や得点を記録することで、タブレットを提出すると、それを先生が確認できますね。これまでのものにこの機能を付加しましょう。

〔パワー合計〕の表示です。
 ロケットのエネルギー量については限りがあるので、できるだけ少ないパワーでミッションを実現することが求められます。計算は足し算ですから簡単なプログラムで作れました。逆噴射はマイナスのパワーですが、パワーの絶対値の足し算です。
 この値も①の場合、パワーが呼び出されるのでパワー合計も呼び出されることになります。

〔データ欄〕の表示です。
 プログラミングでは0.1秒ごとに軌道計算を繰り返して飛行していますが、その度に数値データが計算されます。そのデータをデータの種類ごとに時間を「添え字」とする配列の「要素」として保存することにしました。
 飛行が終わると赤枠の欄に最後の20行だけを表示します。〔↓一〕〔↓十〕〔↓百〕〔↓千〕〔千↑〕〔百↑〕〔十↑〕〔一↑〕のボタンで上下させて必要な個所を見ることができます。
 これまでは動いている画面とその場の状況を表す画面上の数字を見ることで飛行計画を実現する噴射逆噴射の〔時間〕〔パワー〕と発射角度を決めなければならなかったのですが、ここに表示されるデータは小数2桁までの詳しいデータであり、飛行終了後にデータをもとにじっくり考えて決めることができることになります。データの活用能力の育成に役立つはずですね。

〔向き〕の表示です。
 〔向き〕は画面の軌道上をロケットが進む向きですが、噴射や逆噴射をする〔時間」を決めるときに重要な情報になると思われます。したがって〔向き〕も小数2桁の正確なデータとして提供します。X軸の+方向が〔向き=0.00〕Y軸の+方向が〔向き=90.00〕X軸のー方向が〔向き=180.00〕Y軸のー方向が〔向き=270.00〕などの0.00~359.99の数字です。つまり反時計周りに増加する数字で向きを表現します。359.99の次は0.00です。

 実際に使ってみませんか!次のURLやバナーをタップするとも使うことができます。

 広告が邪魔で、という方は画面のどこかスミッコに…やΞのマークはありませんか!それを押してpcサイトを選択すると広告は消えるはずです。画面の図は変わりません。

http://hirakaretagakkou.web.fc2.com/puroguramu/tukirokettosimyureesyonn1ver2.html




http://hirakaretagakkou.web.fc2.com/puroguramu/tukirokettosimyureesyonn1ver2sumaho.html



上のプログラミングのⅠは月の重力を実際の数値の10倍にして飛行を容易にしていますが、次のⅡは実際の重力の値にしています。重力が極めて小さいので月の周回軌道をさせるのが大変難しいです。Ⅰのほうで軌道計画の作成が熟練したらⅡにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

http://hirakaretagakkou.web.fc2.com/puroguramu/tukirokettosimyureesyonn2ver2.html




http://hirakaretagakkou.web.fc2.com/puroguramu/tukirokettosimyureesyonn2ver2sumaho.html



 いかがでしたか。これでやっと永くチャレンジしていただくものになりました。



......





最新の画像もっと見る

コメントを投稿