シャクヤクの満開まだまだ続く

あの突然見た今年の我が家のシャクヤクの一斉開花から1週間。まだまだ開花ラッシュは続いている

春の粧とラテンドールの満開はもう既にピークを超えて、姿を消しつつあるが、開花の遅れていた麒麟丸とまだ固い蕾状態が続いていたモーボクエンアレックスフレミングや、玄関側の夕映など、これから開花を迎える花々もある。

今回は5月11日土曜日の状況だ。サンデーシャクヤクならぬ、サタデーシャクヤク5.11のレポートをお届けしたい。

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5.11サタデーシャクヤクの満開レポート

5.11の土曜日を迎えるまでの間、天候は荒れ模様でずっと雨が続いていたことを忘れてもらいたくない。

開花を迎えたシャクヤクたちにとって、とにかく最大の天敵は雨と風

これで折角咲いた花々が散ってしまったり、折れてしまったり、まごまごすると倒れてしまったりと致命的な損傷を負いかねない

今回もそうだった。

火曜日から木曜日までずっと雨が続き、シャクヤクにとっては過酷な日々となった。

そんな中でもち堪えた花々がこれだ。

麒麟丸が漸く一斉に開花!

ラテンドールと春の粧に勝るとも劣らず見事に成長を遂げ、蕾の数も非常に多かった麒麟丸が、遂に主役に躍り出る日が来た!

と言いたいところなのだが、実は状況は決してそんないい話しではなかった。

この数日間続いた風雨の中で、折角開花した麒麟丸の花々が、もろに直撃を受けた。

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開花したばかりの麒麟丸を風雨が直撃!

麒麟丸は蕾が膨らんできて開花目前という感じになっても中々咲くことがない。

開花目前の大きな蕾のままで時間を要し、いよいよという段階になってからゆっくりと開花してくる、という話しは前回したとおりだ。

それでも、漸くGW明けに開花に漕ぎ着けた。

ところが、このタイミングで激しい風雨とものの見事にバッティングしてしまったのだ。

特にいけなかったのが5月8日の水曜日。この日は前日からずっと雨が降り続き、風もしっかりと吹いていたのだった。

僕は平日は遠方まで勤務に出かけているので、基本的にはシャクヤクの様子を確認するのは土日に限定されている。

5.8の水曜日、終日雨が降り続き、麒麟丸のことが心配で気が気ではなかった。

僕の帰宅は残業せず真っすぐ帰っても、夜の8時前になる。いつ開花しても不思議のない麒麟丸のことが朝からずっと気になっていた。

夜の8時はさすがにもう真っ暗だ。しかも雨が降っているので、余計に暗い。

雨の夜に思い切って5輪も剪定した

そんなわけで、帰宅後、真っ暗な雨の中を傘をさしながら懐中電灯片手にシャクヤク畑をのぞいてみる。

と、やっぱり麒麟丸は漸く開花してくれていたのだが、連日の雨で、すっかり項垂れていて、今にも首が折れてしまいそうだった。

これではダメだと判断し、雨降る暗闇の中で、懐中電灯を照らしながら、思い切って剪定した。

開花したばかりだと思われる非常にかわいらしい花を、5本も切ってしまった。

そのときの様子は、また別の機会に詳しく報告する。

今日はその後のサタデーシャクヤクである。

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5.11サタデーの麒麟丸の様子

3日前の水曜日に5本も剪定してしまった後の麒麟丸だ。剪定後も更に雨が降り続き、漸く土曜日になって青空が戻った。

それで麒麟丸はどうなったのだろうか?

以前のラテンドールや春の粧のように、いくつもの大輪が競い合うように咲き乱れている様子は、残念ながらなかった。

5輪も剪定してしまったのは、やっぱり影響が大きい。

こちらもいつものように、基本的には個別の写真のコメントは敢えてしないことにする。

麒麟丸の開花の姿①
麒麟丸の花のアップ。

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かなり切り花にしてしまった

麒麟丸は風雨にやられて、5本も開花した花を剪定したことは報告したとおりなのだが、実はもっと深刻な被害もあった。

何と開花したばかりの麒麟丸の花が首元からボッキリと折れてしまっていたことだ。これはヤバイと急いで剪定。

そしてその花本体だけ、つまり首の部分だけを小さな花瓶に挿したのが、以下の一連の写真。

僕はドライフラワーでもシリカゲルによる方法では花の部分だけをドライフラワーにするということに異常に抵抗があり、それが理由で色々な容器を探すなどして試行錯誤を繰り返していることは、何度も書いたとおりだ。

そんな僕なので、こんな花の部分だけを花瓶に挿すことにも抵抗があるが、首元で折れてしまっていたので、こればっかりはどうしようもない。

挿してみればみたで、決して悪くないというのが率直な感想である。

どうだろうか?

 

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ラテンドールはまだまだ頑張っている

あの満開に咲き誇っていたラテンドールは、さすがにこの時期になると、もう最盛期を過ぎているが、それでもまたいくつかは見事な大輪を咲かせてくれている。

モーボクエンが大健闘

昨年は全く咲くことがなく、今年漸く1つだけ蕾が成長してくれたモーボクエン。

その蕾の成長も遅かったのだが、遅いながらも確実に成長してくれて、開花目前まで来た。

これがその最新の姿。

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玄関側の夕映も遂に一斉開花!

玄関側の夕映は、先週から一輪だけが咲き始めていたのだが、このところの雨と風で激しいダメージを受けてしまった。

玄関側の夕映としては開花第1号として大切にしたかったのだが、連日の風雨の前になす術もなく、打ちひしがれてしまい、僕が休みとなる土曜日5.11まで間に合わなかった。

というわけで、この花については写真を一枚も撮ることなく、廃棄せざるを得なかった。

実に残念なことだった。

そんな中で迎えた快晴の5.11サタデー。残った蕾が、こんなに立派な咲きっぷりを見せてくれた。

 

まだたくさん蕾が残っているので、この夕映はこれからも更に立派な満開の姿を見せてくれるはずだ。

引き続きシャクヤク写真日記の開花便りを、どうぞお楽しみに!

 

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