日々是好日日記

心にうつりゆくよしなしごとを<思う存分>書きつくればあやしうこそものぐるほしけれ

「反省」の言葉だけが豊かになる岸田語録

2024年03月27日 07時42分50秒 | 政治
 「遺憾に思う」「 注視していく」「最善を尽くす」「慎重に検討する」「慎重に見極める」「適切に対応する」「毅然と対応する」「遺漏なく取り組む」「検討に検討を重ねる」「最善の方法を模索する」「緊張感を持って注視していく」「緊張感を持って対応する」「警戒感を持って取り組む」「あらゆる選択肢を排除しない」「専門家の意見を伺いながら議論を続ける」「関係諸機関と協議して適切に対応する」(「岸田語録 - ミルヨムカク (scrapbox.io)」より引用)。以上は現首相岸田文雄氏の頻出語録の一端である。
戦後の歴代首相の中には、他にも無為無策の「人格者」がいた。神楽坂芸者の3本指でアっという間に首相の座から滑り落ちた宇野宗佑氏、小沢一郎氏の傀儡とまで言われた海部俊樹首相、クリントン米大統領に「How do you do?」と言うつもりのところを「Who are you?」と言ってしまったという“逸話”や「日本の国はまさに天皇を中心としている神の国であるぞということを国民の皆さんにしっかりと承知していただく」と短い在任期間中の発言を残した森喜朗首相等々、あまり感心しない「列伝」の有る中に、現首相岸田文雄氏も彼らに負けない実績を着々と上げている。その発言を丁寧に拾ったのが冒頭の数々の「岸田語録」だ。
亡くなった安倍晋三氏のようにウソを言ったり、悪口雑言を吐いたりという「人として指導者として適性を欠く発言」こそは無いが、広島でG7サミットを開催し、そこに招かれたG7以外の多数の各国首脳たちまで「原爆資料館」へとご案内したかと思えば「43,000,000,000,000円の軍事費支出を「矛盾」と感じないシンケイの持ち主だ。超低空飛行を続けながら何処へ着陸?・着水?するのだろうか? 今朝の新聞一面は「政府決定~安保政策を転換」の大見出しが躍っている。この国では支持率2割の不人気内閣が、憲法を無視して基本政策を平気で変える。
耳を澄ませば、「南西」の方角から軍靴の音が聞こえてくる。
 


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1 コメント

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Unknown (integrale)
2024-03-27 09:14:43
今こそ、日本国民の主権者としての良識が試されているのではないでしょうか。

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