こんにちは! さくますです。
先週末から、息子と二人で夫の地元に帰省しておりまして
昨夜帰宅しました。
(沖縄の宮古島です)
昨年、義父が他界したのですが
私は仕事が忙しく、見送ることができなかったので
義父のお墓参りと、義母に会いに行って来ました。
今までは、帰省する時は
夫の実家に泊まって、食事も一緒にしていましたが
今回は、義母の負担軽減のためにも
私たちが自由に動けるためにも
夫の実家には泊まらずに、ホテルをとって
レンタカーを借りました。
夫の実家には毎日顔を出しましたが
食事は、初日の夜に一緒にしただけで
あとは、全部自分たちだけで食べました。
もちろん、義母は
せっかく遠くから来てくれたんだから、と
なにかとおもてなししてくれようとしましたが
私たちも、いろんなお店を食べ歩きしたかったし
義母はもう車の免許も返納して、買い物に行くのも大変だろうし
きっぱり断りました。
息子は
「せっかく言ってくれてるのに、おばぁに悪いんじゃない?」
と言ってましたが
よかれと思って気を使う方が、お互いにマイナスだからね。
そして
宮古島を大満喫してきましたよ
今回の旅は
さらに、息子の成長を感じました。
息子は、とにかく
『自立したい!』
という思いが強いようで
私が何か言おうとすると
「大丈夫! オレがやるから! 自分で考えるから!」
などと、徹底的にシャットアウトされました。
息子は、普段、離れて暮らしていますが
(高校の下宿暮らし)
家に帰ってくると、つい、私や夫に甘えてしまって
人任せの生活に戻ってしまい
「こんなんじゃ自立できない!」
と思っているようです。
(その考え方自体が子どもっぽいけどね)
でも、確かに
過去の息子だったら
私と一緒にいると、ついつい私任せになりがちだったのが
(私がやってあげちゃってきたからね)
今回の旅では、率先してナビ役をやってくれたり
何かとサポートしてくれて
随分と頼りになりました。
そして
積極的に、いろんなことにチャレンジしてました。
キッチン付きのホテルだったので
『沖縄料理を作りたい!』
と言い出し、自らレシピを調べて
スーパーで買い出しをして、ゴーヤーチャンプルーを作ってくれたり。
(刺身は柵にこだわって、自分で切ってました。
その方が安くて美味しいって。)
『三線を弾いてみたい!』
と、体験教室を調べて電話で予約したり。
しかも
体験可能時間を過ぎてしまっていたのに
ダメ元で電話して、今からお願いできないかって聞いてたんです。
すごくないですか?
私だったら、電話せずに諦めてしまっていたと思います。
あんなに対人不安が強かった息子が。
びっくりでした。
息子は、高2から独学でギターをやっているので
三線の感覚も掴みやすかったらしく
ビギンの『島んちゅぬ宝』を教えてもらって
まだまだ弾けるようになったとは言えないけれど
すごく楽しかったようです。
息子が教わっている間
私は大好きな裏道散歩をしていたのですが
終わり頃にお邪魔して、息子の演奏を動画に撮ったり
先生と写真を撮らせてもらったりした時に
先生に、息子がすごく素直で一生懸命だって
めっちゃ褒められました。
息子は
「三線欲しいー!」
「買って帰ろうかなー!」
なんて言ってましたけど
結構高いし
今は、新入生歓迎会のバンド演奏に向けて
ギターの練習を頑張らないといけないので
今回は諦めてました。
息子が三線にハマったようなので
夜は、三線島唄ライブが見られる居酒屋に行きまして
息子はとっても感動してました。
最後は、前に引っ張り出されて
ビギンの『オジー自慢のオリオンビール』という定番の盛り上がり曲で
踊らされてました。
すごく恥ずかしかったみたいですが
いい思い出になったようです。
今回の旅は
息子の、やってみたい!という意欲がすごくて
まるで
息子がとても小さい頃の、好奇心旺盛で
なんでも『やってみたい!』と積極的だった
あの頃の息子に戻ったように感じました。
あの
好奇心旺盛で
なんでもチャレンジしたがっていた
息子の積極性を
成長するに従って
知らず知らずのうちに
私の『よかれと思って』の
心配や、コントロールの意識が
潰してしまっていたんだろうな、と思います。
息子が
こんなことを言いました。
「オレ、やるかやらないか迷った時には
やるようにしてるんだ。」
って。
学校でも
めんどくさそうだなー、と思うような役職も
あえて引き受けたりしているようです。
不登校で、長いブランクがあり
まだまだ、コンプレックスや、不安もあるでしょうから
息子なりに、たくさんの経験を積んで
それらを克服して、成長したい
という強い思いがあるのだと思います。
『母さんが沖縄が好きな理由がわかった気がする』
今まで、何回も沖縄に帰省していましたが
息子は、あまり沖縄に興味がなかったんですよね。
海で泳ぐのも好きじゃないし。
でも、今回の旅では
自ら、いろんなことに挑戦することで
地元の人との触れ合いもたくさんあって
沖縄の人たちの
フレンドリーさや、優しさや、おおらかさなどに触れ
とても感動したようで
改めて、沖縄がとても好きになったようで
私も嬉しかったです。
ウミガメと泳いだよー!
息子が言いました。
「旅をすると、視野や価値観が拡がるよね。」
本当にそうだね。
息子は、長いお家生活で、とても視野が狭くなっていました。
『普通から外れてしまった自分はダメだ!』
という思いもありました。
でも
「人と違ってもいいんだよ!」
なんて、親が言ったところで
劣等感や不安に苦しんでいる
子どもには入っていきません。
むしろ反発するだけです。
こうやって
自ら、いろんな人と触れ合い
さまざまな価値観に触れることで
『〇〇でなければいけない』
といった
狭く、自分を苦しめる思考を手放して
どんどん自由になっていけるのだと思います。
子どもをどうにかしてあげようとするのではなく
まずは、お母さんから
自分を苦しめる、偏った思考を手放して
自由になっていくことが大切ですね。
『人は、移動した距離に比例して成長する』
とも言われます。
それは
移動距離が長いほど
おのずと、たくさんの人たちと出会い、違う価値観に触れ
いいことも悪いことも
さまざまな体験ができるからなんでしょうね。
息子が、高校に入学してからの2年間で
びっくりするような成長ぶりを見せているのも
遠く離れて暮らしていますので
その移動距離が長いことも
息子の成長を助けてくれているのかな
と思います。
『私もたくさん旅するぞー!』
なんて
改めて思った
とっても楽しい旅でした
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