（2024年2月更新）
成田空港へのアクセスに欠かせない成田エクスプレス。現在、大船、新宿、八王子から運行されるが、より多方面からの運転をすべきであろう。
現在、成田エクスプレスの利用者は、京成線へのアクセスが不便な新宿方面からが多い。しかし、京成線を新宿に延伸し、スカイライナーを新宿から運行すれば、新宿方面からの需要もスカイライナーに流れることになる。（成田エクスプレスは所要時間では京成スカイライナーに圧倒的に負けるからである。）ならば成田エクスプレスはJRの路線網を生かして多方面から運行すればよい。都心からはスカイライナー、郊外・観光地からあるいは空港間輸送は成田エクスプレスというすみ分けをすべきである。以下に、京成線の新宿延伸など理想的な成田空港アクセス路線網が構築された際の、成田エクスプレスの運行系統案を示す。
1．鎌倉～大船～横浜～品川～東京～千葉～成田空港
現在運転されている系統で現状通り毎時1本とするが、現在大船止まりであるのを鎌倉（インバウンド商圏）まで延長運転すべきである。（鎌倉～逗子は回送、逗子で折り返し。）
2．河口湖～八王子～新宿～品川～東京～千葉～成田空港
かつて運転されていた河口湖行きの復活。インバウンド需要で常に混んでいる「富士回遊」の救済として毎時1本運転。世界遺産富士山への外国人客の輸送。
3．羽田空港～（羽田空港アクセス線臨海ルート）～舞浜～千葉～成田空港
毎時1本運転。羽田空港-成田空港の直通需要、羽田空港～ディズニーランド～幕張メッセ～成田空港を結ぶ。京葉・総武線連絡線を千葉駅手前に建設する。羽田空港アクセス線も参照。
4．関東空港～大宮～（武蔵野線経由）～柏～（我孫子支線経由）～成田空港
桶川付近の荒川河川敷に新設する「関東空港」と成田空港を、武蔵野線、我孫子支線経由で結ぶ。毎時1本。
