おはようございます 南です。
人生、いつだってこれから。
だれにも朝はかならずやってくる
柴田 トヨさん 詩人 1911〜2013
1911年(明治44年)栃木県栃木市生まれ。生家は裕福な米穀商だったが、10代で家が傾いたことから奉公生活を送り、30代で結婚、出産、60代で宇都宮市に居を移した。一人息子の勧めで書きためた詩を2009年(平成21年)10月に自費出版した。その後飛鳥新社が内容を追加、装丁を変更し再出版。詩作を始めたのは92歳だった
「多くの人たちの愛情に支えられて今の自分がある」と述べ、希望を失っていた柴田が今では読者に希望を与えている。自身の作品を世界の人々にも読んでほしいとのこと。
2011年(平成23年)9月、満100歳を迎えたことを記念して、第2詩集『百歳』が出版された。
2013年(平成25年)1月20日午前0時50分、老衰より宇都宮市内で101歳で死去。
私が特に好きなトヨさんの3編の詩です。
ー あなたに ー
出来ないからって
いじけていてはダメ
私だって96年間
出来なかった事は
山ほどある
父母への孝行
子供の教育
数々の習いごと
でも努力はしたのよ
精いっぱい
ねぇ それが
大事じゃないかしら
さあ
立ちあがって
何かをつかむのよ
悔いを残さないために
ー くじけないで ー
ねぇ 不幸だなんて
溜息をつかないで
陽射しやそよかぜは
えこひいきしない
夢は
平等に見られるのよ
私 辛いことが
あったけれど
生きていてよかった
あなたもくじけずに
わたしもこんなことで、めげてちゃいけないなぁ~
まだまだ若いんだ、、
何でもできるんだ、
気持ちの持ち方だ、
― 朝はくる -
1人で生きていくと
と決めた時から
強い女性になったの
でも、大勢の人が
手をさしのべてくれた
素直に甘えることも
勇気だとわかったわ
(私は不幸せ)
溜息をついている貴女
朝は必ず
やってくる
朝陽も
射してくる筈よ
(3編ともくじけないでより)
人生、いつだってこれから。だれにも朝はかならずやってくる (トヨさんの言葉です)
誰でも皆、年をとっていく、老いていきます。
それなら、同じ年を重ねていくならトヨさんのように生きたいなぁー
人それぞれできること、出来ないことがあるから、私は私の好きなこと、できることをやって行こう
あなたも、できること、ずっーとやりたいなぁーと思っていたことやってみるのもいいかも。
衰えていく身体をケアしながら、心もできるだけ前向きに
ときどき つまづいて転ぶことがあっても、倒れて泣いてしまうこともあるかもしれないけど。
転んだら、よっこらしょと また立ち上がり、ひとりで無理なら、誰かに助けてもらって
辛いことがあったら、思い切り泣いて、泣くことにも疲れたら。。
うり ちぎや ちらあらりぃ かじんかい あたてぃ わらてぃみーんどぉー
(さぁー 次は 顔を洗って 窓を開けて 風に笑ってみるさぁー)
いゃーや なまからどぅ やんどぉー
(あなたは これからだよー💪)
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