雑学的好奇心に満ちたツーリングレポート

好奇心から調べたネタや、ルートやスポット・ランチを紹介します。
関わっているクラブの告知やツーレポも投稿します。

亀山湖紅葉ツーリング ~関東で最も遅い紅葉を楽しむ~

2023-11-29 21:57:02 | ツーリング

自分が運営する「ツーリング部」では12月2日(土)に、2023年最後の定例ツーリングとして、関東で最も遅い紅葉の一つと言われている千葉県君津市の「亀山湖」へ行くことにしました。
天気に恵まれさえすれば、見どころの多い紅葉房総ツーリング・ドライブのルートに仕上がりました。

〇集合は東京湾アクアライン「海ほたるパーキングエリア」です。


~東京湾アクアライン~(木更津ジャンクション)~館山自動車道~(君津スマートIC)~県道163号~県道93号~

〇鹿野山 九十九谷展望公園
参加させてもらっている方のツーリングクラブ「HARD&GENTLEツーリングクラブ」のリーダーさんが好きな場所で、そちらの房総ツーリングの際には、ランチタイムの時間調整の意味もあって何度も立ち寄っています。
そういう点では新鮮味はないのですが、下記の説明文にある「紅葉の時期に見られる緑と紅のコントラスト」は一見の価値があると思ったので、立ち寄ってみることにしました。

以下は君津市の観光情報より
「この公園からは、高宕山など上総丘陵が幾重にも連なる山並みの風景を眼下に一望することができます。
これら山谷の織り成す景観を総称して九十九谷と呼ばれており、夜明け前から日の出直後と日の入り前の情景は墨絵の世界にも例えられています。
紅葉の時期に見られる緑と紅のコントラストや冬季の雨上がりの早朝、霧の中に浮かび上がる幽玄な景観など、四季折々の表情を楽しむことが出来ます。
この景観は君津市の次世代に伝えたい20世紀遺産及び、千葉県の眺望百景にも登録されています。」

~県道93号~房総スカイライン~久留里街道~国道465号~

〇亀山湖
以下はウェザーニュースの紅葉情報より
「県下最大のダム湖である亀山湖には、25もの橋が架けられ、ハイキングやサイクリングに適し、自然林が生み出す様々な紅葉景色を楽しむことができます。
紅葉の見ごろは、11月下旬〜12月上旬で、期間中は山の幸物産市、ダム見学などのイベントも開催されています。
ボート、遊覧船で湖上から眺める紅葉は格別で人気があります。

ということで、今回のツーリング部は、遊覧船からの紅葉クルーズを楽しみたいと思います。

遊覧船を運航しているボートハウスはいくつかあるようですが、下記の中から選びたいと思っています。

①のむらボートハウス
亀山湖紅葉狩りクルーズ2023
猪ノ川渓谷コース 所要時間約40分 出航時間11:00 料金1,200円
※予約は電話のみ ☎0439-39-3020
http://nomuraboathouse.la.coocan.jp/

②亀山湖ボートハウス松下
紅葉クルーズ船 50分コース【座敷炬燵(ざしきこたつ)】 笹川渓谷コース 11時便 1,500円
全長10m 全幅2.5m 座敷炬燵5基 最大定員15名 最大積載量3500㎏
http://boathouse-matsushita.world.coocan.jp/news.html

③トキタボート 
紅葉クルーズ 所要時間50分 笹川コース 運行時間11時 1,200円

南房総・亀山湖は日本で一番遅い紅葉として有名です
さらに、クルーズ船でしか見られない絶景・紅葉があります 
予約TEL 0439‐39‐3,010
http://www.tokitaboat.com/

④湖畔の宿 フィッシングコテージつばきもと
紅葉クルーズ 約40分 大人1200円
(亀山湖オータムフェスティバル開催期間運航)
https://tubakimoto.com/boat.html

〇亀山湖周辺で昼食(飲食店は3ヶ所ピックアップしました)
★昼食
説明は各飲食店のHPから抜粋
KAMO CAFE(コーヒーショップ、喫茶店):グーグルマップ評価点4.7
君津市川俣旧川俣のカモカフェは、ブラックバスやヘラブナ釣りで人気の亀山湖畔に建つ絶景カフェです。
店舗は「上総亀山駅」より徒歩約8分。川俣大橋前。車は店舗前の駐車場に8台ほど停められます。
裏庭は広く、高台から亀山湖が一望できます。

https://bosotown.com/archives/66189

旬彩屋 やま椛(和食店):評価点4.3
昭和の時代に建てられた古民家をリニューアルして
厳選素材をふんだんに使ったお料理でお迎えします。
大将自慢の手打ち蕎麦と女将秘伝のカレールーをお楽しみいただけます。

足を一歩踏み入れた瞬間に、昭和の時代へタイムスリップ。古き良き時代の安らぎを思い出します。
https://yama-momiji.com/

村のピザ屋 カンパーニャ(イタリア料理店):評価点4.4
千葉県君津市の山奥で営むピザのお店『村のピザ屋 カンパーニャ』。
当店の自慢メニューは、もちろんピザ!
地元の食材を使った本場イタリア風の窯焼きピザをご提供いたします。
そんな自慢のピザの中でも特にオススメなのが、人気No. 1の「ビアンカハーブ」。
地元産のベビーリーフと自家製ベーコンを使用したシンプルなピザは、素材のおいしさを堪能できる一品です!
当店に来た際には、ぜひご賞味ください!

https://pizza-campagna.foodre.jp/

「村のピザ屋 カンパーニャ」は8年前のH&Gツーリングでお邪魔しました。
大勢でたくさんの種類のピザを注文してシェアしました。
どれもたいへん美味しかったです。

~久留里街道~国道465号~県道81号(清澄養老ライン)~

〇向山・共栄トンネル(素掘り二層式トンネル)、弘文洞跡
向山・共栄トンネル
県道81号線のすぐそばにある、全長約110mの素掘りのトンネル。
上段の古いトンネルの下にあとから新しいものが掘られたのですが、古い方のトンネルを残したままにしたため、珍しい二層構造となっています。
西側にあるのが共栄トンネル、東側にあるのが向山トンネルです。

https://www.travel.co.jp/guide/article/29713/

弘文洞跡
今からおよそ140年前、耕地を開拓するため、養老川の支流、蕪来川を川廻し(かわまわし)して造った隧道です。
弘文帝と十市姫にゆかりの深い高塚や筒森神社の傍を流れ本流にそそぐ合流点にあることから「弘文洞」と命名されました。
景勝地、釣り場の代表として世に紹介されましたが、昭和54年(1979)5月24日未明、頭頂部が崩壊しました。
そそり立つ絶壁が美しい景勝地として有名です。

※川廻し
川のくびれた部分を切り割りかトンネルで短絡させて、川の流路を替える新田開発工事です。
房総丘陵と新潟県に集中して見られ、房総では古川を整備して水田にします。
川との高低差は少なく、用水は川の上流や、流れ込む沢から引くことができます。
房総の川廻しによる開田は17世紀から昭和初期まで続きました。


川廻しによってできた場所としては、「清水渓流公園の濃溝の滝・亀岩の洞窟」が洞窟から差し込む朝日が水面に反射し、ハート型を描き出す写真がジブリの世界観を表現しているとSNSを中心に話題となり、多くの観光客が訪れています。


~県道81号(清澄養老ライン)~県道32号~久留里街道~国道410号~県道163号~県道145号~県道163号~県道92号(君津鴨川線)~

〇はちみつとミードのはちみつ工房、ハニーソフトクリーム
※HPより抜粋
養蜂家が造るはちみつと、はちみつ酒ミードを『見て・聞いて・嗅いで・触れて・味わう』はちみつとミードのおいしさや魅力を五感で楽しむことができます。
それがはちみつ工房のコンセプトです。
お買い物をお楽しみいただくだけでなく、時間ごとに無料で参加できる『はちみつ工房見学ツアー』もご用意しております。
http://hachimitsu-koubou.com/


~県道92号(君津鴨川線)~国道127号(内房なぎさライン)~国道16号~県道23号~

〇太田山公園展望台・きみさらずタワー
西の湘南平、東の太田山と称されるスポットです。
日本武尊(やまとたける)と妃の弟橘媛(おとたちばなひめ)の悲恋伝説が残る地として有名です。

木更津市街の小高い山頂部に28mの高さを擁する「きみさらずタワー」が設置されています。
展望台からは、木更津市街の360度を展望でき、富士山、横浜、川崎、羽田、東京都心、東京スカイツリーなどの眺めが良く、
夜景もとても綺麗で、市民憩いの場となっています。

タワーの頂上には手を差し伸べあう日本武尊と弟橘媛の像があり、とてもロマンチックな雰囲気を醸し出しています。

当日(12月2日)の日没は16:26。
晴れていれば東京湾越しに沈む夕日と、夕景から夜景に変わっていく東京~横浜の景色を楽しみたいと思います。

⇧太田山公園からの夜景 ⇩きみさらずタワー

http://yakei-isan.jp/spot/detail.php?id=57

~県道23号~国道16号~国道409号~(袖ヶ浦IC)~東京湾アクアライン連絡道~東京湾アクアライン~

日本武尊(やまとたける)と弟橘媛(おとたちばなひめ)
東京湾には、二人の伝説にちなんだとされる地名などがあります。

二人の伝説のもとになるお話は、古事記・日本書紀に記されています。
「都から東征に来た日本武尊が、走水(今の東京湾・浦賀水道)を渡る時に大嵐に遭いました。
妃の弟橘媛が身を捧げて海の神の怒りを鎮めたことで、無事に上総国へ上陸できた。」
というものです。

横須賀市走水にある走水神社(はしりみずじんじゃ)は、日本武尊と弟橘媛を祭神としてお祀りしています。

富津市に伝わる伝説には、日本武尊が上陸した後に、弟橘媛の衣の布が富津の海岸に流れ着いたことから、
「布が流れてきた津」→「布流津」→「富津」になったと言われています。

また、弟橘媛の右と左の袖のうち、片方が袖ケ浦市に、もう一方が習志野市袖ヶ浦に流れ着いたと言われていて
これが双方の地名の由来と言われています。

日本武尊は愛する弟橘媛の運命を悲しみ、しばらく木更津市にある太田山の地を去らなかったといいます。
これが君不去=きみさらず=木更津の起こりだと言われています。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿