大入島 Part 1 佐伯港からフェリーでわずか7分!気軽に行ける離島 (佐伯市/豊後諸島)

豊後諸島

佐伯港からわずか7分で到着できる、すぐ近くの離島・大入島(おおにゅうじま)。1本目となるこの記事では、島へ渡る際の計画とフェリーの乗船までを記載しております。

訪問日:2024/4/5(金) ※掲載の写真・情報は訪問時のものです

大入島ってどんな島?

佐伯市の離島、大入島(おおにゅうじま)。豊後諸島に属しており、周囲約17km、面積5.56㎢と豊後諸島の中で最大の大きさを誇ります。本土から700mとすぐ近く、500人ほどの人が暮らしています。

島の名前が「おおいりじま」とも読めることから、縁起が良い島ともいわれています。ちりめん・いりこといった海産物が名産品として知られており、近年では「大入島オイスター」といった島の名を冠したブランド牡蠣も誕生しました。

毎年1月には「大入島トンド火まつり」を開催。神武天皇の船出に際し航海の安全を祈って近在の人々が心を込めて焚火をしたことが由来とされるお祭りで、高さ10mを越えるやぐらが火の粉を飛ばして燃え上がる姿を見ることができるそうです。

島へのアクセス

大入島行きの船は、九州本土の佐伯港から出港します。フェリーと旅客船のマリンバスが出ており、それぞれ大入島で到着する港が異なっています。

所要時間はフェリーならば石間港という佐伯港から一番近い港に入るため、わずか7分。便数もフェリーが1日15便、マリンバスも1日15便ほどとたっぷり。スケジュールに合わせて、かなり柔軟な計画が建てられます。

ということで、今回のプランはこちら。

<今回の旅程>
16:15 佐伯港 発
↓ フェリー
16:22 石間港 着
大入島 1時間38分滞在
18:00 石間港 発
↓ フェリー
18:07 佐伯港 着

本日は「保戸島」「つくみイルカ島」「風連鍾乳洞」などをめぐった後での訪問であるため、夕方の早回りプランです。復路は最終便であるため、絶対乗り過ごさないようにしないといけません。

島での移動手段

前述の通りそれなりに大きい島なので、徒歩でめぐると少々ハード。韓国の済州島発祥の人気トレッキング・九州オルレの「さいき・大入島コース」にもなっているため遊歩道は整備されていますが、10.5km、3~4時間コースとのことです。

島の周回道路は比較的平坦であるため、佐伯駅でレンタサイクルを借りて、そのままフェリーに乗船するというワザも。2023年10月より島内でもレンタサイクルが始まったとの情報もあります。

このサイズの島に日帰りで訪問するならば、フェリーで車を運ぶという選択肢も。気になる料金ですが、自動車4m未満で片道1,300円。運転者1名分(150円)込みなので、実質1,150円で車を運べます。

天気も安定しないので、今回は車を載せていくことにしました!

佐伯港からフェリーに乗船

ということで、佐伯港にやってきました!最初、Google MAPの「佐伯港 フェリーのりば」というポイントに行ってしまったのですが、こちらは現在停止中の高知県行きのフェリー乗り場。そこから西に500mほどの「大入島フェリー」という場所が乗船場です。ちなみに佐伯駅から歩いても10分ほどと、アクセスは良好。

乗船券売り場とちょっとした待合室があります。車を載せる場合は、車検証を持って窓口で乗船券を購入するというスタイル。

港には案内マップもあるので、写真に撮っておくのがおすすめです。

こちらが今回乗船するフェリー。観光とはつきますが、運搬に特化したかのような無骨な外見です。

誘導にしたがって乗り込みます。ラッキーなことに一番前!というか車は私だけでした。

乗船時間はわずか7分なので、車から降りることなく、あっという間に石間港に到着。

かかしが出迎える石間港

石間港は待合所があるだけ。集落からは少し離れており、お店などはなさそうな雰囲気。

人はあまりいませんでしたが、たくさんのカカシがお出迎え。一体だけ、アパレルショップのマネキンみたいな顔立ちのカカシがいます。

大入島をぐるりと囲む循環線という道路があるので、車でも快適に移動可能。とりあえず、時計回りにぐるっと進んでみることにしました!

~つづく~

コメント

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