のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

大学のお稽古(2024.04.25)

2024-04-25 22:14:09 | 茶道

花 紫蘭

花入 織部焼耳付

  ●薄茶棚点前

居前を正して呼吸を整えたら、茶碗・棗を膝前に取り込みます。

棗から順に清めます。

点前の順番は、完璧に覚えたようです。

早いです。


柏餅

菓子 柏餅、こしあんと粒あんを用意しました。

 ●棚点前 平棗にて

平棗の扱いは、なかなか優雅です。

今日は失敗だそうです。

仕舞付け。

置き合わせをしたら、終わり水(仕舞い水)を一杓釜に入れて湯返しをし、釜のふたをします。

柄杓を蓋置に引いて、水指の蓋を閉める。

「お棗・お茶杓の拝見を」

客付き(外炉縁を中心に)に回って拝見に出す。

竹蒔絵の平棗

茶杓 銘「清明」

 ●薄茶運び点前

居前・膝に置いた手もきれいです。

棗・茶杓・茶筅・茶碗を清めて釜の蓋を開けます。

先週よりきれいに点ちました。

今日は拝見に出す稽古まで進みます。

右手の人差し指を抜きましょう!

引いた建水と割付けた茶碗の位置も正しく置けています。

茶杓は居前から出します。

三人の点前の後は、新入部員二人が盆略点前。

三人の割り稽古は、先輩が指導します。

二人の入部希望者を迎えて見学してもらい、お茶とお菓子を差し上げます。

 今日で炉のお稽古は終わります。

掛軸の掛替えをしてくれました。

来月からは風炉になります。


2024.04.20のお稽古(花月)

2024-04-20 15:24:44 | 茶道


花 苧環

花入 美濃焼旅枕

今日は花月の稽古の予定でしたがお休みの人がいて、小習に変更しようかと迷いました。

しかし来月は初風炉なので、いきなり花月は出来ません。

準備も花月の用意をしたので、三人で花月です。

● 軸荘付花月

 席入りし、迎えつけを受けたら客は帛紗を腰に付けます。

 亭主は折据を正客の前に持ちだしてから亭主の座に着きます。

 月は軸を掛けます。

 拝見・巻き上げの後踏み込み畳に軸とセンスを置き、自席に戻ります。

 亭主が軸を持って下がる時に、客は四後半に進みます。

 薄茶三服の平花月となります。

初花

薄器は竹製の瓢です。

二引きに清めますので、蓋は膝の正面に置きます。

仕舞花が点てたお茶を月の四客は、茶碗と折据を一緒に引きます。

折据を送ってからお茶を頂きます。

● 濃茶付花月

月が濃茶

花が薄茶

全員で濃茶を頂き、薄茶三服の平花月です。

一の花は薄器を清め、二の花は濃茶入れと薄器を置き換え、三の花(仕舞花)は 拝見に出します。

● 結び帛紗付花月

点前座

踏み込み畳

結び帛紗は向きが違いました。

90度右に回転させてください。

亭主の帛紗を使用するので、客は帛紗を腰に付けません。

他は平花月に準じます。

炉の稽古は最後です。

来週は風炉の道具と入れ替えます。


大学のお稽古(2024.04.18)

2024-04-19 21:23:21 | 茶道

 

花 苧環(おだまき)

花入 織部の耳付

菓子 金団「岩根つつじ」

棚 寿棚

安定の点前です。

しっかり外隅ねらいの居前で、拝見まで。

水次が終わってから持ち帰り、茶道口に座って戸を閉めます。

戸が閉まってから拝見をするのですが、お稽古では早めに拝見をします。(時間短縮のため)

滑らかな口当たりの美味しい金団でした。

運び点前を始めたばかりですので、しっかりと座る位置・道具を置く位置・所作を身に付けます。

湯をこぼさずに茶碗や釜に入れるのは、なかなかうまくいきません。

肘を上手に使います。

茶筅を強く持ちすぎるので、手首が振れません。

力を抜きましょう。

棚点前に進んだばかりです。茶筅を上げる高さは、風炉点前になるとはっきりしますので、来月からの稽古で伝えましょう。

上手に点ちました。

家でも練習しているそうです。会得しましたね!

新入部員は、礼のしかた・席入りの歩き方の後、割り稽古です。

足の痺れの直し方も大切です。痺れたまま立ち上がると大変なことになりますから。

高校で習っていたという一年生に盆略点前をお願いしました。

客に座ってもらった学生は左利きです。

今年は左利きが三人です。頑張りましょう。

授業の合間に稽古に見えるので、時間配分が難しいです。

 

 

 


2024.04.13のお稽古(四カ伝)

2024-04-13 17:10:59 | 茶道

花 射干(しゃが)・春壽菊

花入 瀬戸の鶴首

今日の課目は四カ伝なので、三種の菓子を縁高に。

外郎「宴」・花見団子・苺

●四カ伝

 盆点 (I)・和巾点 (O)・茶通箱 (K)

●後炭手前(写真は撮れませんでした)

●小習

 

干菓子 伊勢えびせん・みすず飴

●茶筅荘 ●流し点(一客一亭) ●薄茶運び点前 ●濃茶棚点前 

 気温がどんどん上昇し、「暑い」と言いつつ小習を終えました。

 


大学のお稽古(2024.04.11)

2024-04-12 20:20:14 | 茶道

花 射干(しゃが)・春壽菊(しゅんじゅぎく)

 台風並みの春雷に見舞われた二日後、うららかな春の日差しが戻ってきました。

大学の八重桜が満開となっていました。

新学期が始まって、新入部員が入ったそうで楽しみに参りました。

●稽古を始めて五か月で、棚点前に挑戦です。

熱心さにこちらも力が入ります。

茶杓、柄杓の持ち方も美しいです。

主菓子 「宴」外郎の生地であんを包んで、瓢箪の形に桜がひとひら付いてます。

大分上手に点てられるようになりました。

●運び点前

 盆略点前を卒業して、初めて柄杓を扱います。

鏡柄杓は基本ですのでしっかり身に付けてもらいます。

茶筅がうまく振れずに苦労しています。

干菓子 「月兎」

新入部員を迎えて、流し点です。

 初級の許状をお持ちの部長さんには応用点前をしてもらいます。

美味しそうです。

新入部員さんは、お茶とお菓子を美味しく召し上がっていただけたせしょうか?

今日は見学のみでしたが、次回からは割り稽古です。