広島県と愛媛県の間に浮かぶ大三島に鎮座している大山祇神社からのレポート。その2回目。 | ラブドールのララちゃんの旅日記

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 広島県と愛媛県の間に浮かぶ大三島に鎮座している大山祇神社を、今回も取り上げます。

 前回も紹介しましたが、最初の写真は、参道途中には異様なオーラを放つ大山積神の子孫・乎千命(おちのみこ)が植えたという巨大な楠です。

 樹齢はなんと2600年です。神武東征以前の木といいますから、日本が建国される前から生きている老木です。

 初代内閣総理大臣の伊藤博文は、明治42年3月22日参拝した記念に社号標(大日本総鎮守大山祇神社)の社号石を書いています。

 17の神社が一体となった十七神社があります。

 当社は、伊予国一の宮なので、ここに国中の神々を祀っています。

 直接拝むことはできませんが、こちらには21体の木造の神像が祀られており、うち17体は平安初期の作だといいます。

 階段を上がったところにあるのは新門です。

 1661年建立の檜皮葺 切妻造で、松山藩主・松平定長が寄進しました。

 現在の門は、2016年12月に老朽化により建て替えられ、銅板葺になっています。

 神門から拝殿は回廊で繋がっています。

 当社が山の神・海の神・戦いの神である回廊には皇室をはじめ伊藤博文や山本五十六など当社を参拝した歴史に名を残している方々の写真が掲げられています。

 これらの写真をみると、当社が山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めていたことが窺えます。

 拝殿です。

 1427年に再建され、1602年には修理されています。

檜皮葺 唐破風向拝付き切妻造で、余計な装飾は一切なく、オールウッドの素木造です。

 本殿の両サイドには摂社の上津社(しもつやしろ)と下津社(しもつやしろ)が鎮座しています。

 もともと大山祇神社は大山積神だけが祀られていましたが、いつからか3柱を祀ることにより1つになると考えられ、左側の上津社には上津姫・雷神が、右側の下津社には下津姫・高籠神が祀られるようになったそうです。

 こちらは、本殿の右側にある下津社の前にある拝殿です。

 何れの摂社も三間社流造り(さんげんしゃながれづくり)で、胡粉・丹塗り、屋根檜皮葺きとなっています。

 大山祇神社からのレポートは、まだ続きます。

 次回は、国宝・重要文化財の指定を受けた日本の甲冑のうち約4割が保管されているという宝物館なども触れてみたいと思います。

 それでは、また・・・。

 

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