ラブドールのララちゃんの旅日記

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ラブドールのララちゃんが、神社仏閣、名所旧跡、公園などへ訪問した時のことを紹介してくれるブログです。

 善光寺の参道を入り、直ぐ左にある大本願をレポートします。

 大本願は、善光寺の創建(西暦642年)当初からその歴史を共にしてきた尼僧寺院で、代々の大本願住職、尼公上人が善光寺上人として、その伝統を継承しています。

 現在は浄土宗の大本山で、山内には浄土宗の宗祖法然上人留錫の伝説があります。

 境内には、本誓殿(法要の間)を中心に光明閣・お物見の間を備えた明照殿・寺宝を展示する宝物殿・位牌堂・寿光殿などの建物があります。

 大本願の大殿です。平成8年11月に総桧造りの本堂として再建されました。

 ご本尊は、善光寺一光三尊阿弥陀如来で、善導大師像、法然上人像をはじめ本田三卿像、歴代お上人の位牌等が安置されています。

 境内の右端には宝物殿があり、有料ですが、中に入ることができます。

 大本願は皇室とのゆかりが深いことから、宝物には皇室からの御下賜品が数多くあります。

 こちらは、本誓殿から奥書院へと続く渡り廊下です。

 渡り廊下の物見台天井には、善光寺大本願天井図が収録されています。

 第120世一條智光上人が横浜市在住の岡信孝画伯に依頼し制作された、25枚の「四季草花図」です。

 

 

 境内には、水子地蔵尊も安置されています。

 こちらでは、毎月23日13時から水子地蔵尊前に祭壇を設けお上人様が直接お出ましになり、多くの信徒さんと共に小さな命の種を頂きながら生まれ出る縁を得なかった水子や流れ子、病気や事故で逝った多くの子達の霊を慰めるため水子供養を執り行っています。

 

 本理院殿地蔵です。

 関白鷹司信房の次女孝子様は、徳川三代将軍家光の御台所として迎えられました。

 家光没後は本理院殿と称し、72歳まで中の丸御殿暮らしました。

 遺骨の一部は善光寺の霊屋に納めれましたが災害で焼失してしまいました。

 天保3年(1832)大奥18名の女性が供養のため地蔵を奉建しました。

 

 境内には、松尾芭蕉句碑もあります。

 句は、『月影や四門四宗も只一つ』で内容は、“仏法は四門四宗と分かれていても、澄みきった月のように帰するところは一つである”という意味です。

 善光寺は一宗一派にかたよることなく、すべての宗派に門戸を開く、宗派を超えたお寺なので、その特徴を詠んだものです。

 松尾芭蕉が貞享5年(1688)に、善光寺を参拝した際に詠んだ句です。この旅の様子は「更級紀行」に記されています。

 「ひとにぎり地蔵」です。

 にぎり地蔵は、正式名称は「ひとにぎり地蔵」と言い、手で握って効果を感じるお守りです。

 不安な気持ちでどんよりしてるとき、なんだか落ち着かないときに握ると心が不思議と安らぐ、という効果が得られるそうです。

 にぎり地蔵は全て陶器製で、お人形のようなにぎり地蔵の顔は、それぞれが違う表情をしています。

 次の3種類あります。

 〇白いほっぺのひとにぎり地蔵・・・健康、笑福、長寿を願う方はおすすめです。

 〇赤いほっぺのひとにぎり地蔵・・・健康、良縁、円満、安産を願う方はおすすめです。

 〇金のほっぺのひとにぎり地蔵・・・健康、金運、勝運、商売繁盛を願う方におすすめ

 にぎり地蔵は、2006年ころから授与されているそうです。

 大本願を出て、参道を進みます。

 今回は、地元のガイドさんも同行して貰い、時間を掛けて参道周辺の散策をしました。

 このシリーズは、数回に渡って続く予定なので、お付き合いのほど、ヨロシクお願いします。

 

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