ハイエース4人家族で車中泊〜ナローボディでも快適なバンライフを〜

ビルダーのカスタムはとても素敵だけれど、紹介写真には荷物が載っていない。実際の車中泊は荷物との闘い。狭苦しい車内をいかに効率的に収納を工夫するか、4人家族でも楽しく快適なバンライフが送れるブログをお届けしています。

GWでも渋滞知らずのおすすめスポット

ナローボディのハイエースをいろいろ工夫して、家族4人で車中泊やバンライフを楽しんでいます。


ゴールデンウィーク第一弾、皆さまはいかが過ごされたでしょうか?
私たちは渋滞知らずのおすすめルートで、淡路島〜四国の鳴門エリアでGW前半を楽しんできました。
後半戦、もしまだ行き先が未定の方は、ぜひ鳴門方面を訪れてみてはいかがでしょうか?

渋滞の定番 西宮〜宝塚

関西エリアで休日の渋滞スポットといえば、中国道の西宮〜宝塚が有名です。名塩SAの登り坂を中心に、早朝から長い渋滞が発生してしまいます。
西宮ジャンクションは各方面に枝分かれする交通の要となっているため、どうしてもそこに車が集中してしまうんですね。


関西から淡路島や四国、あるいは山陰、山陽を目指す場合、名神から中国道を経由するのが定番ルートで、カーナビも西宮〜宝塚を経由するルートをどういう訳かしつこく案内してきます。


でも、実は新名神を使って山陽道を経由するルートの方が、中国道の渋滞につかまらず、かなり時間短縮になるということを、まだあまり知らない人が多いようです。

山陽道に入ってしまうともう二度と中国道に戻れないんじゃないか?という感じがして不安になりますが、名神から山陽道に入ったあと、神戸ジャンクションで再び中国道に入ることができますから何も心配いりません。


新名神を使わない理由としてもう一つ、何となく新名神の方が遠回りのような気がする、ということもあるかもしれません。
ただ、高速というのはICからIC間の料金は距離に関わらず同じ値段なので、どのルートを使うかはあくまで所要時間の短い方を選ぶのが得策です。

滋賀から2時間足らずで淡路島へ


さて、ゴールデンウィーク初日、7時過ぎに自宅を出た私たちは京都東ICから名神に乗り、高槻ジャンクションで新名神へ、そして山陽道から神戸ジャンクション、三木ジャンクションを経由して神戸淡路鳴門道(淡路海峡大橋)で淡路ハイウェイオアシスに着いたのは9時頃でした。
家から2時間で淡路島上陸です。
ゴールデンウィークなので、ある程度渋滞は覚悟していたのですが、一度も渋滞にかかることなく、とてもスムーズに淡路島まで行くことができました。



ハイウェイオアシスは朝9時の段階ですでに下り(徳島へ向かう方)はほぼ満車に近い混雑ぶりでした。


ここまであまりにスムーズに来れたので、「もしかすると今年のゴールデンウィークは人出が少ないのかな?」と思ったりしてたのですが、決して人出が少ない訳ではなく、やはり、新名神〜山陽道のルートを使う車があまり多くないということを物語っていると思います。



サービスエリアで小休止したあと、子どものリクエストで観覧車に乗りました。


淡路ハイウェイオアシスの混雑ぶりと、インターから降りる車の多さを見ると、かなりの車が淡路島に溢れかえっていることは容易に想像できます。
淡路島の下道は、メインの国道以外に迂回ルートが少ないので、これだけの車が集中したらどこも大混雑してしまうことでしょう。


私たちは淡路島はそのままスルーして、一気に高速で鳴門まで行ってしまうことにしました。

11時 行列のできる海鮮料理屋へ

鳴門の海鮮料理屋に着いたのは11時頃でした。

びんび家という名の海鮮料理屋さん。いつ訪れても長い行列のできる超有名店です。
すでに駐車場は満車で、先に奥さんと子どもたちにお店の方に並んでおいてもらうことにしました。


かなり待たされることを覚悟していたのですが、15分ほどで順番が回ってきました。今日は早く座れた方だと思います。
11時半を回ると30〜40分待ちは当たり前なので、行かれるなら11時までに入られることをおすすめします。

鯛、ハマチ、イサキ、マグロなど新鮮なお刺身の定食ももちろんおすすめなのですが、鯛のアラ煮や、平目の唐揚げなんかもビックリするようなボリュームで、ぜひ注文してみてほしいですし、少し時間はかかりますが鯛の釜めしもすごく美味しくて有名です。


私は今回は平目の唐揚げを注文しました。
2000円とまあまあの値段ですが、このボリュームなら納得です。
鯛の出汁で取った味噌汁もものすごく美味しかったです。

店を出ると、板前さんが生け簀から鯛を網で引き上げては次々に締めていました。


鳴門海峡を歩いて渡る⁈

びんび家で美味しい海鮮を堪能したあと、私たちは大鳴門橋を見学しにいくことにしました。

鳴門の一番先っぽには、大鳴門橋の高速道路の下を歩いて渡ることができる見学施設が設けられているのです。




見学通路はところどころガラス張りになっていて、ガラス越しに海峡を見下ろすことができます。
高さ数十メートルの海峡を上から見下ろすのはかなりの迫力があり、高所恐怖症でなくても思わず足がすくんでしまいます。



鳴門のうず潮を見学するクルーズ船が、うず潮の流れに近づいていくのが上から見えます。
今年のゴールデンウィークはちょうど大潮の時期と重なり、1年でも最も潮の流れが早く、ダイナミックなうず潮を見ることができるのでおすすめなんだそうです。


鳴門おすすめ車中泊スポット

鳴門海峡の見学ができる鳴門公園から車で5分ほどの距離に、「網干休憩所」と呼ばれる停泊スポットがあり、車中泊するのに便利なロケーションです。


大鳴門橋を望む海沿いに100台以上停められる駐車場があり、トイレはもちろん、砂を落とせる水場や屋根つきの休憩所なども設けられています。
道を挟んですぐ目の前が白い砂浜で、浜辺で遊んだり、夜は星空を眺めることもできます。


駐車場と浜辺を隔てる道は鳴門北ICへと続く道で、けっこう車の往来が多いので、道を渡る時は十分気をつけて渡りましょう。


新緑の渓谷でたらいうどんに舌鼓

ゴールデンウィーク2日目、私たちは少し足を伸ばして、この地方でよく食べられている「たらいうどん」を食べに行ってきました。


土成(どなり)という奥深い山の中の渓谷に沿って、何軒かのお店が軒を連ねています。
昔、このあたりの木こりさんたちが、渓谷で取ってきたゴリを出汁にして、川の流れで水車を回して小麦を挽き、茹でたうどんを豪快にタライに放り込んで食べたそうです。


渓谷に沿って建つお店は畳敷きの広間になっていて、窓から渓谷の新緑を楽しむことができます。

太めでコシのあるうどんと、しっかりだしの効いたつけ汁。


丸ごと食べられる沢蟹のから揚げ。


山菜たっぷり、おこげまで楽しめる炊き立ての釜めし。


隠れ里のような、趣のある佇まいの「土成のたらいうどん」。ゴールデンウィークとは思えないゆったりした時間の流れる、とても素敵な場所でした。


注文を聞いてから茹ではじめるので、頼んでから30分くらいはかかるのですが、その間も、お店から渓谷に降りていくことができるので、時間を忘れて渓谷の景色を楽しむことができます。
駐車場が広くないので、なるべく11時までに到着できるように向かった方がいいと思います。
11時着で、注文から食べ終えて出発まで1時間半ほど滞在しましたが、そんな時間を感じないくらいゆったりと過ごすことができました。


鳴門のうず潮クルーズ

たらいうどんと新緑の渓谷を楽しんだあと、私たちは再び鳴門海峡に戻り、うず潮クルーズの観潮船に乗ることにしました。


鳴門のうず潮を間近で見られるクルーズ船は、「うずしお観潮船」という名前で、鳴門の亀浦港という場所から出港しています。
港から鳴門海峡に向かって、また戻ってくるまで30分ほどの所要時間で、料金は大人1800円、子ども900円でした。
私たちは予約せずに飛び入りで参加しましたが、十分うず潮を楽しむことができました。




昨日、大鳴門橋の上から見下ろしたうず潮も迫力がありましたが、船から間近に見るうず潮もまた違った迫力がありました。うず潮の流れはクルーズ船を前後左右に大きく揺り動かし、船は大きく傾いて、私たちを海峡に放り出すほどの凄まじい力でした。


クルーズ船に乗るなら、潮の満ち引きの時間に合わせて、午後1時〜2時半くらいの便に乗るのがおすすめです。




今回のGW前半は、直前まで行き先を決めておらず、ほとんど行き当たりばったりの旅でしたが、渋滞や混雑とは無縁の、すがすがしい新緑の旅となりました。帰りも渋滞には遭わず、鳴門から3時間ほどで帰ってくることができました。


走行距離は合計500km。
今回、燃費は10.75km/Lまで伸びました。ミシュランの夏タイヤ(アジリス)に変えてから燃費がだいぶ良くなりました。
リッターあたり2kmくらいは伸びていると思います。
単純に計算すると、年間12000km走った場合、リッター2km違うと燃料代は3万円以上安くなることになります。


ミシュランのタイヤは真円性が高く、転がり抵抗が少ないので、空走距離が伸びてエンジンの回転を抑える効果があります。
実際に走っていても、アクセルを離した時の速度低下が少ないため、今までより早めにアクセスを戻さないと、信号の手前で車速が落ちなくてビックリする感覚があります。
「燃費向上にミシュランタイヤ」おすすめです。


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