コロナ渦以前に主人の里帰りのため海外へ渡航し、2020年4月の帰国予定間際に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け滞在国が突然ロックダウンし空港は完全停止。半年以上待ちやっと国際線が再開するも、予約していた航空会社の日本便は運休続行。そのため2021年(今の今まで)まで帰国できずにおりました。

 
そして、現在は夫婦二人で無事日本に帰国することができました。主人の場合は今色々な問題がある在日外国人の再入国となるので、入国審査を無事通過するまで心配でしたが問題なく再入国でき本当に良かったです。海外では在日外国人の再入国に対しての日本政府の対応が問題視されており、10年以上も日本で生活されている在日外国人の方が再入国出来なかったなどの色々な情報が入っていたので、入念に下調べし再入国に必要な書類をきちんと用意してはいましたが、それでも不安だったのでようやく安心できました。
また在日外国人の再入国に関してはSNSなどで誤った解釈が広まっているのも現状です。コロナウイルス感染拡大を抑えられないことを他のせいにし原因がどこにあるのかを日本政府が認めなかったり、きちんとした説明がないこともこういう誤解に繋がる原因の一つかもしれません。
日本政府の対応や誤った情報に対する日本人の反応について海外や日本からも色々と声が上がっていますが、日本も他国と並びきちんとした対応をしていけるようになることを願います。今後どうなっていくのかなという感じです。
 
今年に入ってからは日本に入国する場合、国籍問わず日本人も出国前検査が必要になりました。この対応には私も賛成です。
同じ場所から帰ってきたのに、日本国籍者は一切何の書類も必要なく、何十年も日本を生活拠点としている在日外国人の方にだけ厳しい書類審査がある。元々の日本の水際対策は何か月間もそういうものでした。同じ国からの帰国なら、日本人であれ在日外国人であれどちらも感染の疑いのパーセンテージは全く同じはずです。どこから帰ってきたかではなく国籍のみで判断するやり方は完全な差別だと私は思います。旅行で日本に入国するのではありません。家が日本にあるからただ自分の家、自分の生活拠点に帰ってくるだけです。何のための在留資格なのか。自分の家に帰れないのなら二重生活を強いられます。
彼らは日本人と同じだけ、またはそれ以上に日本に税金を納めてくれています。そして受け取ることがないかもしれない年金を日本人の為に納めてくれていることをご存じでしょうか?不法滞在している方と混合されているのか分かりませんが、真面目に在留資格を取得している在日外国人の方は日本人より日本に貢献してくれています。ご存じでしたでしょうか?
こんな時に海外へ行く方が悪いという方もいらっしゃいますが、それは本当に視野の狭い決めつけです。確かに新型コロナウイルスが問題になってから娯楽の為に海外旅行へ行かれた方に関しては自業自得といわれても私も擁護するつもりはありませんが、コロナ禍以前から日本を出国している方がたくさんいます。また、ロックダウンの前に行動できたはずという方が出てくるかもしれませんが、それは世界情勢をあまりにも知らなさすぎです。キツイ言い方になるかもしれませんがニュースをもっと見ましょう。海外からおいていかれない為にきちんと世界情勢を知りましょう。日本のメディアだけでは情報は不十分です。日本とは違い海外はやることが本当に速いです。それは必ずしも良いことばかりとは言えませんが今回の場合でも日本で生活していては知りえない速さで突然ロックダウンが起こりました。
少し話がそれましたが、日本国籍であろうが在日外国人であろうが「どちらも書類は不要」か「どちらも書類が必要」となるべきだと思っていたので、今回の措置は良かったと思います。国籍だけで判断しないことが当たり前にならなければいつまでも遅れた国のままです。
 
そして出国前検査に関しては、以前からかなりの問題がありました。在日外国人の方だけに対する措置だったので日本のニュースではまず取り上げられることもなかったのだと思いますが海外では問題になっています。しかし今月から日本人も出国前検査が必要になったので、日本人からの困惑の声が上がれば日本でも問題が浮き彫りになる可能性もあるのかなと思ったりもしますが、やはり日本人に対しては強制送還ということが出来ないので(国籍が日本ですから日本から追い出せないですしね。)、書類に不備があっても国が指定した場所で待機というとても優しい措置になるだけで入国は出来るので、なかなか問題は浮き彫りにならないかもしれません。在日外国人の方は現在も出国前検査でとても大変な思いをされているようです。出国前検査の問題に関しての詳細は後日書きたいと思います。
 
そして出国前検査の審査ですが、私たちは無事問題なく通過できましたが、私たちの前にいる日本人女性二人は検査結果を持っていきてはいるものの、これでは指定したものにならないと指摘され国の指定する待機場所での3日間の待機を求められていました。
検査結果を持ってきていても日本人でこれなので、在日外国人に対してならどうなるか、もうお気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか。出国前検査の書類が普通では用意できない書類であること、わざと在日外国人を再入国できないようにする為のものであるかのような措置を日本政府がとっていること、我々の国はそういう対応を取っていること、そして他国から大幅に遅れをとっていることをきちんと国民が理解できるよう事実が広まれば良いと思っております。
でもこれは、日本を批判したいからこんなことを言っているのではありません。まず私も日本人ですから。日本はコロナ禍以前から世界的にもかなりの遅れをとっています。そしてコロナ問題で更に遅れが目立っています。G7の中でもこのような対応を取っているのは日本だけで、途上国(途上国と呼ぶのが失礼ではないかと感じます。)の方がよほど進んだ対応を取っていることが多くあり日本は他国から心配されています。そういうことは日本のメディアではなかなか取り上げられないのですが事実です。そういうことを全て受け止めることが出来てこそ本当の改善ができ成長していけると思っているので、このような問題も真剣に考えていく必要があると思っております。
日本にも良い所があります。でも良いところばかり見て見たくないものから目をそらすのではなく、良いことはずっと続け、悪いこともしっかり受け止め反省し改善していけるようになれば日本はもっと良い国になるのではないでしょうか。
私も日本人です。私が生まれた国日本がもっと良くなってほしい。そういう気持ちで日本の問題から目をそらさず、皆でより良い日本にしていけたら素晴らしいなと思っております。
 
 
 

新年あけましておめでとうございます!

2020年は新型コロナウイルスが世界を騒がせ大変な年ではありましたが、皆で変わらなければいけないとか何か教えや意味のあることだと、私にはそう感じる1年でありました。

2021年は心機一転、皆で成長していける素晴らしい年になることを願っております。

 

地球は人間のものだけではないということを本当に理解し、今まで人間がしてきたことをきちんと考え反省し改めて考え直すこと。それはもちろん自分も含めてです。そして良いものは変わらず大切に育て、改善が必要なことは変えていく、変わっていくことがとても大切だと思っています。

そして大切な人を今まで以上に大切に思えるそんな年でもありました。ずるさとは無縁の真っ直ぐで思いやりのある自慢したくなるような友人達がいて、そんな貴重な人たちに出会えずっと付き合ってもらえている私は本当に幸せ者で恵まれているのだなと心から思います。元々、日頃から周りに恵まれていることにとても感謝していたのですが、色々なことがあり最近は更にその思いを強く感じるようになりました。また、人それぞれ考え方が違うのは当たり前なのでどの考えが正しいなんて分かりませんが、自分が信じて貫いていることを周りの大切な人たちが理解してくれたり見守ってくれることにもとても感謝しています。

 

幼少のころから色々と思うことがあったり意識するわけでもなく自分なりに考えたりすることが好きで、それは今もずっと変わらず続いていて、その自分の思いを何かの形で残しておきたいなと思うことはもう学生の頃からずっとあるのですが、SNSもブログも3日坊主の性格で、今まで何回もブログをはじめては書かなくなりの繰り返しでした。結局書くより自分の中で考えて終わり、心を許せる身近な人達に話して終わりという感じです。だからどこにも広まりません。10代とか20代前半の頃はブログなど少し続いていた記憶もありますが、現在は面倒くさがりの性格なうえに日常が忙しく暇がないのを言い訳に余計に続かなくなりました。これは日々の生活が充実している証拠でいいことなんだと思ったりもしていましたが、そういうことはまた別の話で、私の場合は継続力がない上にアウトプットが上手くないんだなと思ったんです。日々の生活が充実し、とても忙しくされている方でもブログが日課になっている方や、ネットでの拡散力がある方はいくらでもいますから。

私自身秘密主義なところがあり、プライベートは他人様に知られたくないとか大切な人たちだけで分かち合いたいとかそういうところはあるので、自分の日課や何気ない日常を公開するとかの内容のことは公の場に出す事はほぼしないとは思うのですが、ただ広めたいなと思っていることや胸に秘めている計画があるはずなのにそれすら続かないのは、プライベートが充実してるからというのは言い訳にはならないなと。完全にアウトプットが苦手なのだと気付きました。

 

でも今年は、去年の暮れから始動した大切なプロジェクトがあり、そのためにもブログやどこか残せる場所に思いを綴ることを継続していけるよう、そして発信していけるよう、アウトプットできるようになれたらいいなと思っております。

 

今年の抱負は

  • プロジェクトを大切に育てる
  • ブログなどの残せる場所に自分の思い(想い)を綴ることを継続する
  • 語学力を伸ばす
  • 今まで以上に柔軟で広い視野を持つ
  • 我が強いので穏やかに考えられるようにする
  • 一番身近な人に感謝し、もっと優しくする
  • もう少し人に壁を作らないようにする
  • 自分に優しくする
  • 毎日を楽しむ

というところでしょうか。

お分かりの様に私はちょっと一癖ある性格なんです。こんなのでも他人様からは優しいと言っていただくことが多いのですが、ただたんに私は他人に対して直ぐにシャッターをガ―っと降ろす性格でして、そうすることによって深く入り込まないので人に対して腹が立たないだけで、そのためいつもニコニコしていて全然怒らない人だと周りからは見えるようです。それを優しいと感じていただけてるということなんでしょうか。でもそれって本当に優しいのか? と自分でも疑問です。

私は、相手の為を思ってきちんと怒ってあげられる人ってすごく優しいと思うんです。相手の事を思うからこそ、信じてるからこそ注意してくれる人は本当に有り難いです。ただ、相手の事を考えてとかではなく他人に対して何でもすぐ目くじら立てて怒ったり陰口ばかり言ってる人がいてますが、そういう方に対しては悪い所ばかり見るんじゃなくていい所も見ればいいのになぁと思ってしまいます。人の事を悪い方にばっかり考えると自分もしんどいだけなんじゃないのかな? 腹を立ててばかりいたって何も得することはないのに、と私は感じます。だから相手を信じて怒ってあげられる人と、ただ悪く言いたいだけで怒ってる人では私の中では全く似通ってもいなく、前者に対して優しい方だなと感じます。

また私は、人のことばっか言ってる暇があったら自分のことちゃんとしたいよなと思い自分の成長につなげることをいつも考えるのですが、それって良いことでもあるとは思うのですが、自分の場合その考えに至るのは他人に対しての無関心さからきている部分もあるのかもと思ったりします。現に、自分のことは大切な人達にさえ分かって貰えていれば他の人にはどう思われようがいいと思っていたりします。

だから関心のある特に一番身近にいる人に対しては半端なくオープンで、シャッターどころか窓も全開で開けっぱなしです。なので、確かに隠し事のない良い関係が築けていると思います。でも反省すべき点もあるのですが、それについてはまたの機会にお話しするとして、他人に対して直ぐにガーっとシャッターを下ろす癖をもう少しやんわりにしたいなと思うようになりました。

今まで、シャッターを下ろして壁を作ることで鈍感な性格が更に鈍感でいられるし、人の短所が全く気にならず長所を見ることができるので自分的にこのシャッター法は良いことだと思ったりしていたのですが、全開とまではいかずとも、もう少し心開いても今と同じように長所を見ることが出来た方が更に良いよなと考え方が少し変わりました。

またそうすることで一番近くにいる人にも、そして自分にももっと優しくなれるんじゃないかと思っています。

 

自分基準や日本基準になりすぎず広い視野を持ち日々成長していける、そして自分の成長と一日一日を大切にを楽しむ。そして感謝を忘れない。そんな毎日を送りたいです。

 

大人の脳トレ間違い探し

広い視野を持てるよう、柔軟性・洞察力が鍛えられる大人の間違い探し

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正解出来たら1000人に一人の逸材!? 天才にしか解けない間違い探し

 

全問正解は不可能!? 真の天才にしか見えない間違い探し

 

こちらの記事、Twitterに流したら思った以上に反響がありご賛同いただけたので、こちらアメーバにも載せてみることにしました。

またnote

 

でも同じ記事を記載しています💦SEO的には全く同じ文章のものを他のブログにも載せるのは良くないのですが、こちらのアメーバをご利用している方にもお伝えできたらなと思い、SEO効果無視で記載することにしました。

 

以下から記事の内容↓

 

日本人の勘違いしている協調性

「協調性を持つ」「協調性を養う」など日本では協調性を大切にするべきだという考えが目立つように思う。しかし協調性の意味を何となく分かっているつもりの人は大勢いるだろうが、協調性の本来の意味を理解している人はどれくらいいるだろうか。
協調性とはどういう意味かというと「異なる環境や立場に存する複数の者が互いに助け合ったり譲り合ったりしながら同じ目標に向かって任務を遂行する素質。」ということらしい。
私は本来の協調性の意味を改めて調べなければ協調性なんてクソくらえであった。なぜなら、日本にいると多くの場所で本来の協調性の意味とは全く異なったものが協調性とされていることがあるからである。
 

お前には協調性がないと言われたことがある人、また逆に人に言ったことがある人もいるだろう。だがそれは本来の協調性の意味合いであっただろうか。
今までに日本人の誰かに協調性がないと言われた人の9割は、まず気にしなくてていいと思う。きっとあなたに協調性がないと言ってきた人物は協調性のそもそもの意味をはき違えている場合がほとんどである。
多くの日本人の言う協調性とは「多数がイエスと言えば同じようにイエスと言い、空気を読んで周りに合わせ皆と同じ行動をとること。」である。
人と違うことを発言するべきではないらしい。人と違うことを言えば浮いてみられるから「本当は違うと思ってるけど口が滑っても言えない。」と考える臆病な人間ほど協調性があることとされる。きっと周りに合わせ器用に渡り歩くことができれば協調性があると褒められるのであろう。
だから私もずっと日本で生きてきて何となく空気を読んで人に合わせることが協調性というものだと思っていたので、協調性の本来の意味を知るまでは、協調性ってくだらないと思っていた(私の勉強不足でした)。
仲間意識が高いかのようで、絶対的権限を持った威圧的な人間を中心に、いかに嫌われないように、人にどう思われるかばかりを気にした空気読み大会に参加しているみせかけだけの集団。それのどこに本来の協調性の意味である「異なる立場の者の助け合いや譲り合い」があるだろうか。
海外では多くの人が「周りに合わせてばかりで皆と同じことばかりするのは、自分の意思がないみたいで恥ずかしい。子供みたいだ。」「自分の意見をしっかり持っている人ほど自立していて大人だ。」という。海外に限らず日本人でもそう考え実行している人もいる。人それぞれ考え方が違うだろうが私はそれに大賛成だ。
しかしたまに、日本人の中には「空気を読まない奴は自分勝手だったり傲慢なんじゃないか。」と簡単に口にする人がいるが果たしてそうだろうか。

例えばこの場合はどうだろうか。


ジャイアンがA案を出した。のび太以外のクラスの全員はジャイアンの意見に賛成した。のび太がB案も一つの案としてどうだろうとアイデアを出した。
ジャイアンが「俺の案を否定するなんて失礼だ。のび太のくせに。」とキレる。「のび太以外は皆ジャイアンに賛成なんだよ。この状況で新しい案なんて出すなよ。」「のび太お前空気読めよ。」と言ってくる奴や、それを見てクスクス笑っている奴もいる。でもそこには本当はのび太の案がいいなと思いながらも空気を読んで一緒になってクスクス笑っている奴がいる。そこでのび太は皆と違うことを言う日本特有の協調性のない奴ということにされる。
でも、のび太はジャイアンの案を否定する気も、こちらの意見を押し付ける気も全くない。「話し合って皆が納得する真ん中を取りましょうよ。」と言っているのだ。もしくは「ジャイアンのプレゼンでやっぱり僕もA案がいいと思うかもしれないし、僕のプレゼンで皆がB案の方が良いと変わるかも知れない。とりあえず一度話を聞きましょうよ。」と自分以外の案も受け入れようとする姿勢を持ち、皆が良くなることを考えているのだ。(※実際のドラえもんのストーリーとは全く関係ありません。)

さて、どちらが協調性がないのであろうか。そしてこの場合でもまだ空気を読めない人間が自分勝手で傲慢だといえるだろうか。(空気をよまない人が自分勝手であるかについての詳しい見解は別の機会に改めて書こうと思う。)

上記はまだかわいい方である。現実の世界で同じようなことが起きたら、のび太のような人間は無言で変な奴という目で見られたり陰口を言われるような職場や学校は多くあるだろう。または見かねた同僚が「もっと世渡り上手にならないと。」とアドバイスしてきたりするかもしれない。 
はっきり言ってそのアドバイスは「は?」である。

 

本来の協調性とは空気を読むことではない

協調性とは、それぞれに考え方が違うことをも理解し、自分の意見や多数の意見が正しいと決めつけることはせず、他の意見もくみ取り、協力し合えることであるのではないだろうか。皆同じ考えである必要はないのである。個々に考えがあることを認め合えることが大切なのではないだろうか。
しかし、日本には同じことを言わないと失礼だと気分を悪くする人間が多かったり、皆で同じことをしないといけないというおかしな空気があるように感じる。本当はおかしいと思っていながらも長いものに巻かれたり、多い方に従い空気読み自分を守る。圧倒的にそちら側の人間が多いので、少数の考えがおかしいことにされる。

・日本の協調性=多い方に従う
・日本の協調性=長いものには巻かれろ
・日本の協調性=皆と同じことをする
・日本の協調性=空気を読むこと      
      ⇩
・協調性≠多い方に従う
・協調性≠長いもには巻かれろ
・協調性≠皆と同じことをする
・協調性≠空気を読むこと

協調性=空気を読むは間違いなのである。
空気が読めなからといって協調性がないことにはならないのである。
空気を読まない人物に対し「お前には協調性がない」と一方的に注意した気になっている人物こそ、きっと協調性がないのであろう。
日本の協調性は何かとんでもなくおかしな方向に捉えられている気がするのは私だけであろうか。
そして空気を読みすぎている人は何も感じていないのだろうか。

そしてまた、ここに述べたことも私はこう思いますというだけであって、これが正解と言っているわけでも考えを押し付けているわけでもありません。そこのところご了承くださいませ。


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強制自宅待機中の最低限の外出の方法は市によって対応が違う。
私の滞在する市では、コロンビアID(身分証明書)の下一桁の数字で外出できる曜日と時間帯が定められまています。
短期滞在で訪れただけの日本人である私はコロンビアIDなんて持ってない。
じゃあ、私は一切外出できないのか?パスポートは代わりにならないのか?
という疑問がありましたが『こんな時期だから1ヶ月位外出できなくても文句なんて言ってられないな。皆同じように大変なんだから。』と思い、それに家族は外出できるので買い出しに困ることもないので、市に問い合わせすることもなく強制自宅待機措置が解除されるまで外出しないことにしました。
 
この位の期間なら何てことないやと思っていたので、延期の発表があっても「そりゃ延期になって当たり前だし、まだそれくらい平気だな。」と思い、いつの間にか強制自宅待機期間が2カ月以上経っていました。それでも、逆に海外なので家の中にいるだけでも新鮮な感じがあり、全然ストレスを感じておりませんでした。そして、私的には日本よりコロンビアの料理の方が美味しくてコロンビアフードが大好きなので、よくデリバリーして家の中でもいろいろと楽しんでおりました。(元々は出前をしていなかったレストランでも、コロナ禍でほとんどのレストランが出前サービスを始めていましたし、コロンビアではウーバーイーツや同じようなアプリが日本よりかなり普及しています。)いや本当に、コロンビア料理に限らず、コロンビアのお店のイタリアンや中華、ジャンクフードも本当に美味しいのなんの!日本に帰るとこれが食べられなくなると思うと本当に寂しいです。
日本にいる友人たちから「海外で一歩も外に出られないなんて相当ストレス溜まってるやろ~。本間に大丈夫?」と心配してもらっていたのですが『いや全然大丈夫っ!こっちの方が楽しいしストレスも感じてないわ~爆笑』と能天気に言っておりました。
それでも親友や私の叔母はとても気にかけてくれていました。こちらに滞在中は旦那の実家に居させて貰っているのですが「自分の国にいてもコロナで不安なのに海外から帰れないし、どれだけいいお義母さんでもやっぱり色々気を遣うだろうし、テレビを付ければスペイン語ばかりだし(わたくし、スペイン語話せないんです💦)、少しでも外出できれば息抜き出来るだろうけど一歩も外に出られないなんて、自分の家ならまだしもよそのお宅にこもりっきりなんて普通なら相当ストレス溜まるはず。」と心配して連絡をくれていました。でも私、日本のテレビはもう10年以上前からほとんどみてないんです(ニュースやたま~にバラエティ番組をみることはありますが)。それにネットフリックスなどのストリーミングサイトでもでいくらでも好きな海外ドラマ(スペイン語じゃない)がみれますし、日本のものでも魔女の宅急便は大好きで何度もみてるのですが、それもストリーミングサイトで見ることができるので、テレビに関しては日本にいる時とさほど変わりはないんです。そしてお義母さんも本当にいいお義母さんなんです。確かにキッチンの使用に関しては「いつでも好きな時に使ってね。」「気なんて遣っちゃだめよ。」と言ってくれるのですが、ここの家族皆食べる時間がバラバラだったり、ビーガンの人もいたりしていつだれがキッチンを使ってるか全然分からないんです。お昼ご飯(コロンビアは夜よりお昼がメインなんです。)はお母さんが作ってくれて、たま~にだけ私が作るのですが(お母さんが作ってくれるので甘させてもらってます 笑)、朝と夜は今キッチン使っていいのかな?と気を遣うことはよくあるのですが、それは向こうも同じでお互い様だと思っています。また作って貰っているのでキッチンの片づけや皿洗いは私が毎日するようにしているのですが、それでも「おいてていいよ」と言ってくれたり、本当に有り難いことですよね。
なので、ストレスは溜まってなかったのですが、叔母や親友の気持ちがとても嬉しかったんです。「自分はそこにいないから分からない。」「わからないから大丈夫だと決めつける。」じゃなくて、もし自分が同じ立場にいたらどう感じるだろうと相手の立場になって考えてくれる優しさが本当にこれまた有難いなとしみじみ感じました。
 
そして一歩も外に出れない日が3カ月を少し過ぎたある日、それまで余裕だったのが『あれっ?私、最近何だかイライラする』と本当に突然、毎日イライラしだしたんです。そう、ストレスは感じていないと思っていたのに、実は知らぬ間にストレスが溜まっていたみたいなんです。
昔から心身共に全くといっていいほどストレスに気付かない性格らしく、過去に過労で突然体が動かなくなったことがあり、鈍感なのは体には良くないことなんだなぁと身に染みて感じまして、あれから気を付けていたはずなのですが。また『全然行けるやんっ』と、調子に乗ってしまったんでしょうね(;^_^A
もうイライラ大爆発で、さすがにストレスが溜まっていたんだと自分で気づきました💦
 
  1. 庭があったので日光浴は出来ていたのですが、きちんと歩くということを3ヵ月以上まったくしていない。
  2. スペイン語が分からないので、家族みんなで話していても何言ってるのかほとんど分からない。(旦那は通訳面倒がるんです。)
  3. そして一番は、やはり自分の家ではないので常に気を張っていた。

そういえば完全にリラックスという状態が3ヵ月間全くなかったなぁということに気付き(気付くの遅い)、自分の家なら好きな時にダラダラしたり、急にまぁまぁでかい声で歌いだしたり、旦那に変顔したり、常にリラックスモードでいれるんですが、旦那の実家とはいえ、よそ様のお家ではお利口さんにしないといけませんし、これはそろそろ外に出て息抜きしなければっ!と思いました。

コロンビアの他の市に短期滞在している日本人の方のブログなどを拝見してると、旅券番号(パスポート)の下一桁や男女別で外出が定められている時に普通に外出可能なようで、私のようにこもりっきりの方はいらっしゃらないのは知っていました。なのでこのままではいかんと、私の滞在する市でもコロンビアIDの代わりにパスポートの下一桁で問題ないのかの問い合わせることにしたのですが、色々な噂が飛び交っており(話すと長くなるので省略しますが)とりあえず私の市では面倒なことになりそうで、それはもっと嫌だったのでもうしばらく問い合わせを控え様子を伺っていました。そして数週間後ようやくその面倒は事実ではないと分かり問い合わせができるようになったのですが、返答も直ぐではなく数日かかりました。(他の市に滞在している方からしたら何で外出できないの!?と驚きかもしれません。)

結局パスポートでOKとのことだったのですが、スペイン語をまともに話せない私は元々こちらで外出する際は必ず旦那か英語を話せる旦那の妹に同行してもらっていました。(私の滞在する地域ではお店などに英語を話せる方が殆どいらっしゃらず、まずスペイン語しか通じません。)また、女性一人で(ましてや言葉を話せないぼーっとした外国人女性が)外出するのは少し危ない地域らしく、元々私一人での外出はしないように旦那からも言われていました。
そして問題なのが、スーパーに入店する前に、ID(パスポート)を提出し、店員さんの前で消毒を行うのですが、なんせスーパーの店員さんがコロンビアID以外で受付け可能な事実を知らない場合があるので、そうなると説明やら証明やらですぐに入店させて貰えない可能性があるというのです(いや周知しといてくださいよ)。それを説明して、納得させる自信は正直私にはありません。またこんな時期に人が出入りする所でわちゃわちゃしてたら感染の危険も高まって迷惑もかかりますし。(こちらがうつす可能性もありますからね。)
そして、もしたまたま家族にIDの下一桁の番号が同じ人がいたとしても、同じ日には同家族からは一人しか外出できない決まりなので、スーパーにも通訳の為であっても誰かと同行で入ることは出来ません。
コロンビアのスーパーでの買い物って日本にはないものが色々あって楽しくて大好きなんです。今の私にとって一番の気晴らしになると思っていたのですが断念しないといけないかもなぁ。と思ったのと同時に、でも散歩はできるようになったてことだし!と喜んでいたのですが、
「危ないからやっぱり一人では外出させられないよ。」と、旦那から一言。「コロンビアにいる間は特に僕がしっかり責任を持たないと。」と、自分が責任を持って守らないとと思ってくれての言葉だし、もし無視して一人で外出して何かあったら逆にめっちゃ迷惑かけるしなと思い、結局外出を断念しました。
でもなんやかんや考えてる内に、一回イライラ爆発させたら何かちょっとスッキリした気がすると感じていました。ならもうここまできたんだ、強制自宅待機措置が解除される日までいかに楽しくひきこもれるかやってやろうではないかと意味不明な挑戦がはじまりました(笑)
置かれた状況でいかに楽しむことが出来るか。よそのお家でしか過ごせず一歩も外に出られないなら、その中で楽しんだもん勝ちだなと音譜文句を言っていては人生勿体ないので(さすがにたまに言いますけどね 笑)、無駄な時間なんてないはずなので、一分一秒を大切に後悔しないよう(たまになーんにも考えない休憩の時間も大切ですよね)毎日楽しめたらいいなと思いますアップ
そして3月20日から本日8月31日までの5カ月と12日間(165日間)一歩たりとも家(旦那の実家)から出ずに過ごしました。
 


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現在私が滞在しているコロンビア共和国は、強制自宅待機措置期間の世界最長記録を更新中です。
 
日本では『自粛要請』でとどまり自己判断に任せられておりましたが、こちらでは『強制』なので、違反者には禁固刑や罰金といった刑事処罰が科せられます。
 
緊急事態宣言の発令の時期について、コロンビアでは日本よりも先の3/17に緊急事態宣言が発令され、日本ではようやく4/7に発令されました。
 
コロンビアで緊急事態宣言が発令された3/17時点のコロンビアと日本の状況を比較してみます。
 
●日本国内でのCOVID-19感染者 868名
(これに加え、空港検疫で患者1名、無症状病原体保有者4名が確認されており、合計873名。国内死亡者は29名)
●コロンビア国内でのCOVID-19感染者 93名
(死者0名)
 
状況だけみるとコロンビアの方が感染者も少なく死亡者も確認されていなかったのですが、発令時期は日本より20日ほど早かったんです。
 
【3/17緊急事態宣言が発令された同日に首都ボゴタや一部の地域で20日午前0時より24日午前0時まで隔離措置訓練を行うとの発表がありました。
 
【3/19】23日午前0時より30日間、商用機、チャーター機にかかわらず全ての国際線の到着及び20日からのコロンビア国内における国際線の乗り継ぎの禁止を発表。
(23日からと言うが、空港のあるボゴタは20日0時から訓練に入り、訓練に入ると特別な事情がある場合以外はボゴタでは外出ができません。また市外からボゴタに入ることもできません。そして発表があったのは19日!)
私の滞在している場所はボゴタでもなく、また隔離措置訓練を実施する指定地域でもあったため、もう帰国は完全にアウトです。
 
【3/20】3月25日午前0時より4月12日午前0時まで全国で強制自宅待機措置を実施すると発表。
 
そしてその後、当初は24日午前0時までであった隔離訓練措置を3月25日午前0時まで延長し、4月12日までの強制自宅待機措置へ連続すると発表。
 
ということで、3/20の訓練からそのまま強制自宅待機に入り、その後も強制自宅待機は一度も解除されることなく延長され続け現在に至ります。
強制自宅待機と言っても全く外出が出来ないわけではなく、コロンビア人IDの下1桁のナンバー別に外出できる曜日と時間帯が振り分けられています。(市によって対応は違うのですが、コロンビアではこの方法が多く取られているようです。)また女性のみ外出できる、反対に男性のみ外出できる曜日・時間帯を定められている市などもありました。
外出といっても最低限の買い出しに行けるのみで、それ以外で外出している場合や決められた時以外に外出している。こういった場合に刑事処罰が科せられます。ここが特に日本と大きく違うところでしょうか。
 
そして、対応は市によって違う。これが、私を困らせました。私は短期滞在の予定でコロンビアを訪れただけなので、もちろんIDなど持っていません。男女別に外出が定められていればIDがなくても問題なかったのですが、私の滞在する市ではその対応はしていませんでした。
じゃあ私は外出できないの?どうやしたら外出できるの?
 
    それについては次の記事へつづく→
 


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