ついに元をつける時がきた

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画像はイメージです。 学び
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こんばんは。
8月末をもって飲食店店長ではなくなる日がやってきました。


9年飲食業に従事し、色々と学ぶことも多くありました。

飲食業でも調理と店舗運営をメインとし、調理はしても料理人とかではないですので料理の腕があがったとかではないです。

9年で学んだことはやはり一番は人とのコミュニケーションと信頼。

飲食業に限ったことでもないですが、従業員もお客様も当然色んなタイプの人がいて、それぞれに違う感覚や価値観をもってます。
若い頃は、こう言うものの考え方が正しい!なんでわかってくれないんだ?間違ってるなら理屈で説明してみろ。。。
とかなり尖ってました。

歳をとるにつれて人はそれぞれ違う考え方や価値観があって、その全てがそれぞれの正解の場合があるって思えるようになりました。(明らかに間違えている場合は私の考えはしっかり伝えますが。。。)
こういう考え方ができるようになって上手く働けるようになりました。
言葉は悪いですが、他人と働くとはそういうことなのだと思います。

従業員については、これが嫌だと思うタイプなんだな?とか。。。こういう順序で仕事をするタイプかとか。。。観察して理解してあげる。そしてそれぞれが判断して仕事をしたことを尊重してあげる。そういう風に接してきました。
よくある店長や社員がマニュアルどおりに指導するやり方とは違うかもしれません。
私の考えはマニュアルをいくら詳しく作っても、マニュアルに載っていない問題や事件は起こるし、それぞれ違う人間がそのマニュアルを理解し、違う感覚のお客様に接するわけです。
そりゃ基本ラインとしてマニュアルがいることは理解していますので完全に必要ないといっている訳ではないです。
ただ、従業員全員に考えることのできる脳がついていて、それぞれの素晴らしい感覚や価値観があるんです。それを使って仕事をしないと従業員はただのお店の駒になってしまいます。

私は大切な人生の貴重な時間を駒として働くことはとてつもなく勿体ないと思うんです。マニュアルどおりに働くことが完全に駒になるという訳ではないですが、せっかくそれぞれが持っている素晴らしい考えや感覚があるのであればそれを使って、それぞれが判断して仕事をすればいいと考えてます。(退職しましたが今もそう思います。)

その為に”居心地のいい店づくり”を目標にし、教わっていないことが発生した時に今からその人が判断することが”居心地のいい店づくり”につながるかどうかで判断してもらってました。(全員が理解してくれていたかはわかりませんけどw)
その判断が間違った場合は全て店長が責任を取る、フォローしてあげると覚悟さえ決めれば従業員は伸び伸びと判断し、小さな実績を店舗の中で積み上げていけるのです。

このことが結果的に非常にいい雰囲気の店になって、底力のある、少々の問題では動揺しない店になっていくんだと今でも信じてます。

勤務最終日、涙してくれた従業員、目頭を熱くしてくれていた従業員がいてくれました。たくさんの寄せ書きやお花、プレゼントをいただき送り出してくれました。
そして再確認したことがあります。私は店の従業員を他人ではなく家族のように思っていたことがちゃんとみんなに伝わっていたんだと。。。

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では!

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