私の仕事では「おもしろい」は最大の賛辞です。

連続ドラマは第1話が大事。

ここで視聴者をつかめるかどうかは大きなポイント。

 

その第1話のプロットを送って打合せ。

先方の一番偉い人に「いやあ、おもしろかったですよ!」と言ってもらえて、ホッ。

もちろんここからが大変なので油断はできないのですが、とりあえず方向性は間違ってないと確信できるので、安心します。

 

ところが、この「おもしろい」が……

ダンスで言われると賛辞じゃなくて大惨事!

 

ワルツのスピンピポット。

爆笑する先生。

踊れないほど笑い転げる。

な、なんで……!?

 

なんでめり込んでいくんだよっっ。

こんな人見たことない!

おもしろい!おもしろ過ぎる!

……凝視

 

(なんでこうなったかというと……

疲れてくると、床を使えなくなって、重心が上に上がってプカプカ浮いてしまう→だったら重心を下に持っていくようにしてみよう→結果、ワルツだっていうのに2で上がれなくなった←ただのアホ)

 

 

私はおもしろいダンスなんて踊りたくないんですけどっ。

優雅なはずのワルツで人に笑われてどーする!?

 

そして。

コンペ10日前だというのに、重箱の隅をつっつくような細かいお直し!

あまりにも細かすぎて、「小姑かっっっ!」って言っちゃったくらい。

 

他の人はもう踊り込みに入ってると思うんだけど。

間違ったもんいくら踊り込んだってしょうがないだろっ!

 

ま、そりゃそーだ。

 

確かに今までぬめっと(なまこ?)踊っていたところが、実は

クローズド→アウトサイド→クローズド→ウィング→クローズド→PPという細かいポジションの変化によるものだと自覚してませんでした。

 

つまりはどんなフィガーも基本の積み重ね!

何年ダンスやってんでしょ、私。

 

このレベルだから、そりゃあ笑われても仕方な……くない!

やだ!

 

仕事もダンスもいよいよ時間との戦いになってきました。

ダンスはまあ急に上手くなるわけないので、せめてがんばる!しかない。

仕事も……やるしかない!

 

綱渡りみたいな時間のやり繰りもあと10日と思えばなんとかやれるかなというスリリングな日々です。

 

でも、「おもしろい」は仕事だけにしておきたい……

 

 

 

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