海上自衛隊の三宅ゆかり3等海曹は、音楽隊のヴォーカリストとして有名。2009年4月のこと。三宅ゆかりさんは初となる専業ヴォーカリストを目指し、海上自衛隊に入隊しました。
地元岡山の高校卒業後は、日本大学芸術学部音楽学科に入学。大学4年生の就職活動時、偶然入った一報が海上自衛隊音楽隊でのヴォーカリストの募集情報。
乗り気はしなかったものの説明会に行き、海上自衛隊東京音楽隊の活動の詳細を聴いて意識が変わりました。学校に出向いたり、地方公演をしたり、各地の人々に音楽を届けるのが東京音楽隊の役割。
一般の楽団と大きく違うのは、自衛隊という国民のための組織に所属属する音楽隊という点。それゆえ、演奏活動の全ては国民のためというもの。多くの人に貢献できると知り応募しました。
しかし、入隊してから待っていたのは、厳しい5カ月間の訓練。あくまで立場は1人の海上自衛官で、集団生活が始まると早朝6時からの生活規律を、徹底的に身に着けさせられました。
起床ラッパで叩き起こされ、その5分後にはグラウンド上に出ていなければなりません。それから一日中訓練が続きます。訓練は、敬礼などの基本的な立ち振る舞いから、ほふく前進やランニング、銃機器の扱いにも及びました。
もちろん海上自衛隊なので、水泳訓練ややカッターボートの漕艇訓練などもこなします。こうした怒涛の訓練期間を経て、三宅由佳莉は正式に海上自衛隊東京音楽隊の一員に。
東日本大震災の被災地でも、自衛隊の歌姫として人々に尽くしています。
昨今は、結婚も近いと聞きますが、頑張って欲しい自衛官ですね。
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