4月20日、丹後由良駅を後にして今度こそ天橋立に向かいます
天橋立は今回が二度目。
初回は砂州を歩いてみたので今回は全体を俯瞰したいと展望できる笠松公園を目指して故障中のナビに変わり、美里山倶楽部としては高等手段のGoogleマップを使いました。
目的地をインプットして、一路笠松公園に向かいたかったんですが、こいつ(Googleマップ)はすぐ高速に乗りたがるので困りました。
上の地図で言えば①がいわゆる天橋立の中心部で湾の入り口を橋で渡れるし砂州も歩けるしお土産も買える所です。
②が一応Googleマップに指定した笠松公園。
しかしGoogleマップが連れて行ってくれたところは③の成相寺という場所でした。
いきなり門前に出てしまい駐車場の方が待ち構えていてUターンも出来ず、入山料として一人500円を払うことになりました
そこから超超急斜面(多分150‰くらいはあった)を登っていくと一気に標高550mに駆け上ります。
眺めは「日本一成相寺パノラマ展望所」という石碑に疑いはありませんでした。
まずは宮津湾から日本海を望みます。
もっと視界が利いたらどこまでもリアス式海岸が見えたことでしょう
それほどの絶景でこの時点で500円は惜しくなくなりました。
天橋立を完全に見下ろせるアングルです。
いやなんともいい眺めですよ。
天橋立の内側は阿蘇湾。
①の天橋立中心部から③の成相寺までは阿蘇湾をぐる~っと回って1時間くらいかかったんですけどそのスケールの大きさが分かります。
コンデジではこれくらいしかお伝えできませんが、是非とも成相寺の「日本一成相寺パノラマ展望所」まで行ってみてください。笠松公園の比ではないと思います。
お寺の中はシャクナゲも咲いていました。
これは撞(つ)かずの鐘だそうで、悲しいいわれがあって鋳造するときに赤ん坊が落ちて完成したためか撞くと赤ん坊の泣き声が聞こえるんだそうです。
「日本一成相寺パノラマ展望所」から降りてきて本堂へ向かう階段。
古いお寺です。
西国二十八番成相寺とありました。
ここには左甚五郎さくといわれる真向の龍が飾られていました。
本堂は開放的で写真は撮ることが出来ませんが、前建本尊の前まで自由に行くことが出来ます。
ご本尊はご開帳の時に見られるでしょう。
現代風ではありますが五重塔も建立されていました。
椨は樹齢300年。
立派に枝を張っています。
少し高い丘から見た五重塔と日本海はいい構図になります。
さて成相寺を後にして丹後半島を海沿いに進みました。
③が成相寺でそこから北上して④の道の駅で一休みしようと思ったら、えらくグニャグニャした道を引き回されようやく道の駅に着いたんですが・・・。
ここは伝統的建造物群の保存地区でした。
伊根浦の舟屋、これ全部舟屋。
海に面した家屋が直に船を出せるような作りになっていまして圧巻です。
干潮差が少ないこの地域でないと満潮時に家屋内に潮が上がってくるのでこの構造では家が保てません。
反対側も舟屋が連なっています。
伊根地区のことは事前知識が全くなくって偶然とはいえGoogleマップに道の駅をインプットしたために連れて行ってくれたんでしょう。
誤案内も多いがたまに大当たりするGoogleマップでした。
寄り道ばかりで
宿に着くのが
遅れそうなので
舟屋の後は急ぎ
最終目的地
久見浜湾に向かいました
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