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「たくさんほめること」について

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妻にむすこの中学校の保護者会に行ってもらいました。

保護者会の最後にクラス単位の担任との話し合いでいただいてきたプリントの最後に「保護者へのお願い」と2項目記載がありました。

抜粋すると以下のようなことが書いてありました。

  • 基本的に本人になんでもやらせてください(但し、法律行為になるお金に関することや、欠席の連絡等は除く)
  • たくさんほめてあげる!

上記の1番目の「基本的になんでもやらせる」事は、お小遣いの範囲なら自由だ!

でも金の貸し借りは絶対にお父ちゃん経由で無いと認めない!と言ってあります。

その他の事は、もうすでに勉強の事も含んで実行済です。

今まで学習については付きっきりで見ていたので、ぼくとしては口を挟みたくなるのですが、学校のドリルも自分から進めていますので、我慢我慢です。

成績の事は別としますが、学習に対する劣等感や自信を無くしていたことが払拭されてきましたので、ぼくとしては本人が必要とするとき以外の役割は終わりだと思っています。

それで、成績はどうなるかわかりませんが、自分で頑張ってやって己を知って将来に向けての絵を描いて欲しいと思っています(もう、だいぶ描いているようですが・・・)。


ぼくは2番目にある「たくさんほめる」と言うのが、結構難しいと考えています。

ほめられることによって、プレッシャーが掛かる面もあると思うのです。

「本番で緊張する」と言うのは、いくら本番への準備ができていても気持ちが前のめりだったり、他者からの期待から来るものが多いと思いますのですが、そのようなできるだけ根拠の無い「期待」とか「信じてるよ」ってのは、無駄なプレッシャーにつながりかねないので、実のむすこにはそのような声掛けをやめています。

それが失敗につながると人によっては「こじれる」原因になりかねない。そう思います。

がんばって、がんばって周囲の期待に応えようと努力して、普段成果を残してきたにも関わらず・・・と言う子です。

ぼくの周りにもいたので結構いることでしょう。

あまり言いたく無いですが、親の期待が高すぎて高校生の時に自死してしまった小中の同級生もいたぐらいですので、慎重にしたいところなのです。

それで、結果を報告されたらその題材のみをフィードバック的に言うようにしています。

「おー、頑張ったね。ここの部分は満点じゃん、さすが耳がいいんだよね〜」

せいぜいこう言って、最後に余計な一言で「次も頑張れ!」とか「次も期待しているからな!」なんて言ったり怒ったりすることは「禁句」です。絶対に言いません。

子どもはそんなポジティブな事を言われるとプレッシャーがかかって、次は失敗しないようにしようと考える事でしょう。

そして更に、「もし失敗したら、お父ちゃんに怒られるかも・・・絶対失敗しちゃダメだ・・・」すごくいい子の裏返しが出てしまいます。

別に、ぼくは成績の事で、心配はしたけど、怒ったことはありません。

それでも、むすこはテストの点数が悪い時はいつも「お父ちゃんごめん!」と言ってきます。

そんな場合は「いいよいいよ、習ったばっかりだから、間違って当然だよ。」と。

別に、テストの点数なんかむすこが自信を無くす事に比べればクソ食らえです。

これからの人生、成績ごときで怯えて生きてどうするんですか?

もう二度と「ぼくなんか・・・」っていう言葉は聞きたくありません。

得意な事は他にたくさんあるんですから。

自分にある程度の成績が必要だと思ったら、自分で方法を見つけて成績・学力を上げる努力をする、それで良いと思っています。


これまで、何年もかけてむすこのディスレクシアの原因を探ってきました。

基本的なところは変わらないのですが、成長するにつれて特性に変化が出ているのもあります。

ある程度、今現在の特性がわかり本人・学校・区とも共有しました。

本人は本人なりに努力をする子です(遊び9割、勉強1割かな(笑))。

それでも頑張るところは頑張ってるむすこが気持ちよく自分に合った社会に出ていけるように見守って行きたいと思います。

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