この季節になると思い出す、春の朝。
エアコンなしで一晩過ごせる、ぬるい朝。
生きものが、予告もなく、もののように動かなくなってしまっていた朝。
こむぎの2周忌がもうすぐです。
その頃も庭の花は、今年のようでした。
アジュガのトウが立ってくると、こむぎを思い出します。
あの時もお別れ前に、この花の近くで写真を撮りました。
今思うと、若い時からカルシウム沈着が眼にあったり、レントゲンで関節にあるかもと指摘を受けていたので、徐々に内臓にカルシウムが固まって限界を迎えてしまったからかなと思っています。
もっちと違って、仰向けで倒れていたので、のたうちまわったのかなと考えると苦しいです。
せめて看取りたかったな…。
遺骨も、土に返してあげようと庭のクローバーの近くに穴を掘ったのに、家族から場所が悪いだとか、骨を取っておきたいとか、意見が割れて結局そのまま親子並べて壺にいます。
いつか区切りってくるのかな。
ヒトの場合は何日で何をすると色々決まっていて、悩まなくてよくなっているのは改めていいシステムだなと思います。
今年もシロツメクサの花が咲きだしました。
お供えしようと思います。
ありがとうございます。