・「ルポ 誰が国語力を殺すのか」石井光太 著 | 有井努(ありいつとむ)の乱読ブログ

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多読はするもののインプットと比較してアウトプットが極端に少ない。
そこでブログを利用することにしました。
ノンフィクションが好きなジャンルです。齋藤孝氏もよく読みます。
さらっと内容に触れただけの読書日記ですが、読んでいただければ幸いです。

 

 

著者は格差社会の現実を追うノンフィクション

ライターとして知られています。

 

いわゆる貧困問題に光を当てています。

 

その問題には日本人であるにもかかわらす、日

本語をうまく使えない人たちがいるという事実

に突き当たります。

 

もちろん海外移住者のように日本語を母国語と

していない人たちもいることでしょう。

 

しかしこの本では日本で生まれ育っているにも

かかわらず日本語が貧弱なのです。それは一部

は社会に現れています。

 

ネガティブな気持ちを表すのは「ウザい」「キ

モい」、良い意味では何でも「ヤバい」など、

語彙が少ないと思った人も多いかと思います。

 

これでは感情の相互理解なんて出来るはずもな

く、ネットという距離を介在したSNSだけのコ

ミュニケーションに没頭することになります。

 

このまま日本語は滅びてしまうのか。母国語を

駆使して物事を考えるということが、非常に大

切であることを痛感する一冊です。

 

 

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