よく耳にする話題ですが、日本の最高学府である
東京大学も、世界のランクでは30〜40番目にな
ってしまうらしいです。
元々世界ランクなんて意識せずに過ごしてきた人
からすれば、「それがどうしたの?」という気持
ちであると思います。
しかしここで論じられるのは、国内トップである
東大へ送り込もうとする教育制度です。
明治時代からほぼ変わっていない日本の教育制度
は典型的岩盤規制で固められいて、関係者は既得
権益に守られているのが実情です。
コロナ禍で少しだけ議論になった「9月入学制度」
でさえも今や誰も話題にすらしていないです。
大量生産、大量消費時代には大いに効果を発揮し
ていた現行の教育制度は曲がり角に来ていると言
っていいでしょう。
教育にも多様性が求められる時代なのだと痛感さ
せられる一冊です。
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