論語 子罕 其の九 《middle》

論語

毎度ぉ~!はらしま(@tyj_harashima)です 日曜のお楽しみ!論語の一節を紹介しています 今回は、いつも割と陽気でポジティブな孔子がネガティブになっている様子の一節です いい時もあれば悪い時もある、絶望感や徒労感に支配されると誰でも気分は沈むかと思います それは孔子といえども同じです それでは、お付き合いください

原文・訳

子曰、鳳鳥不至。河不出圖。吾已矣夫。

子曰く、鳳鳥ほうちょう いたらず。 ださず。吾れんぬるかな。

解説・意訳

まずは漢字の説明をしていきます 「鳳鳥」とは「鳳凰」のことで、聖天子が出現する時に飛来するとされています 「河」は「黄河」を指し、「図」は、ここでは「模様・サイン」といった意味です 「已んぬるかな」は「今となってはどうしようもない」というような意味になります 以上を踏まえて意訳していくと

先生は言った「鳳凰は飛来せず 黄河から河図も出てこない 私はもうおしまいだ」 となります

どういう事か説明しますと、孔子は「仁」を核とした節度ある社会の実現を目指して奮闘してきたのですが、晩年になっても努力が報われることなく、世の中から争いがなくなることはありませんでした そんな徒労感や絶望感を「鳳鳥」や「河図」といった伝説になぞらえて嘆いている話になります

なので、「鳳凰は飛来せず(聖天子は出現せず)」「河図(聖天子が出現すると黄河に浮かびあがるとされる神秘的な図形)も出てこない」 聖天子が出現すると信じて努力してきたが、今となってはどうしようもない… こんな感じです とてもガッカリしているのが分かります そして、感情に支配されず感情を押し殺している様子が上品に思えますね 感情的にならないのも君子のたしなみなのかもしれませんね

Harashimaがアレコレ述べる章

昨今はTVや動画で感情的な人を目にする機会が増え、それの影響なのか?感情的な振舞いをする人が多い気がします 売り言葉に買い言葉でヒートアップすることはありますが、わざと相手の感情を逆撫でする「煽り」や「悪口(dsiり)」を日常に持ち込む、現実とフィクションの区別のつかない「足りてない人」が大勢いるように思います

ただの迷惑行為でしかないのに勘違いして間違った成功体験をして注意、指導されても悪びれない、それどころか相手を悪者にする だんだんとモンスター化していくよね そんなモンスターも権力者にはペコペコするから、権力者からすれば「使い勝手の良いヤツ」になります 手元に置いて飼いならし、チカラ(権力)を分け与えます こういったのが地獄の始まり、終わりの始まりになるのです

「人事の失敗は任命した人の責任」とはドラッカーの言葉ですが、組織の成長や発展よりも自分の都合(自分が楽する・自分のチカラを誇張する)を優先するから失敗するのです どこにでもいるでしょ?!こういう「モンスターメーカー」な人…自覚はしていないだろうけど

権力者に取り入って登用「してもらう」のも処世術なのかもしれないけど、実力もないのにmoneyや権力を手に入れても苦労するだけだし、実力不足がモンスター化していく場合もあります(権力者が失脚して放置される場合もある) 「健全」とはいえないルートで権力を手に入れ、そこで止まってる(思考停止している)人の末路です

おっと、ヒートアップして脱線してしまった 話を戻します

皆さんも子供の頃はTVの中で行われている事と現実の区別がつかず混同していた時期があったと思います しかし、年齢を重ねれば「あれはフィクション(演じている)」と分かるはずです それを現実に持ち込めば揉め事になるのも理解できると思います それが理解できない、年だけ取っちゃった人っていうのはある意味純粋なのかもしれませんが、迷惑ですよね どうやって気づかせればいいのやら…

聖天子が出現するのを待つより自分で行動した方が早いんだけど…モンスターハンターではないし、できれば関わりたくないからね 困ったものだ モンスターを討伐(必要ない経験値が増すだけで時間のムダ)するより避けて通る方が安全でスマートなんだけど…難しいねぇ

なにか良い知恵があれば教えてください このままでは絶望しちゃうかも? なんてナ
それでは、また来週!

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