道路脇の花壇にはレンギョウや雪柳、民家の庭先には河津桜やハクモクレンなど、彩が増えて来ました。
天候不順で寒い日も多かったですが、やっと本格的な春が訪れたようです。
我が家の庭では、色んな芽が出て来ました。
もちろん、この場所にはこの山野草が植えてあると言うのは知っていますが、多分200種類くらいの山野草が植えてあるので、忘れている物もあると思います。
絶えてしまった種類もあるでしょうが、春になって芽が出てくると、生きていてくれたとホッとします。
さて、庭に植えているニリンソウが、咲き始めました。
まだつぼみが多く、満開になるのはあと10日くらいかかるでしょうか。
当初予定していたより、随分遅い満開となりそうです。
ニリンソウとは?
ニリンソウは、日本各地の丘陵地から山地に生える、きんぽうげ科の多年草です。
比較的湿った所に自生し、猛毒のトリカブトも同じような所に生えているので、間違えて食べてしまう人もいるようです。
ニリンソウの仲間には、他にイチリンソウ・サンリンソウ・アズマイチゲやハクサンイチゲなどがあります。
実家の居間からニリンソウの花が見れたので、私にとってニリンソウはカタクリ以上に馴染みのある山野草です。
自然豊かな田舎に育って、本当に良かったと思っています。
毎年恒例、下の写真にはニリンソウとトリカブトの葉っぱが写っています。
どれがニリンソウか、どれがトリカブトの葉っぱか、見つけてください。
答えは、最後の写真に書きます。
ニリンソウの花の特徴
ニリンソウは、基本的に白い花です。
ニリンソウの仲間も、白い花がほとんどです。
ただ、緑色の花や多弁花などもあるようです。
私は、普通の花がニリンソウらしくて好きですが・・。
栽培・育て方
カタクリを鉢に植えると、中々花が咲かないと聞きます。
しかし、ニリンソウは鉢植えでも庭植えでも、特に変わりないように感じます。
春の2ヶ月ほどしか地上部がないので、管理が面倒ですから、庭に植えるのが良いと思います。
植える場所ですが、基本的にスプリング・エフェメラルと呼ばれる山野草は、春に陽が当たる所で夏は日陰になる場所が最適と言われます。
庭の至る所にニリンソウが生えていますが、陽が良く当たる所の方が、花付きは良いように思います。
ニリンソウの自生地は主に小川沿いの湿った所ですが、我が家では乾燥している所でも普通に生えているので、適応能力はあるのでしょう。
用土に関しても、山野草の土ではなくても大丈夫みたいです。
栽培難易度・A~B
環境に慣れやすいので、適応能力のある山野草です。
山野草の栽培経験があれば、簡単に育てられると思います。
我が家のように環境が良ければ、こぼれた種から勝手に発芽して、どんどん増えていきます。
春しか地上部がないので、邪魔にはならないから、増えていくのは大目に見てあげましょう。
もうすぐ庭が、ニリンソウのお花畑になります。
楽しみですね。
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ニリンソウとトリカブトの葉っぱの違い、分かりましたか?
下の写真が答えです。
今年は葉っぱが混ざってなかったので、簡単でしたね。
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