ノルマンディー・カーンは、今年で1000年を迎えました。
Cadomus カドムス（ラテン語でCaen）という名前が記録されたのが、中世中期の1025年。
当時のカーンは、港と見本市がある豊かな田園地帯の市場町でした。
オルヌ川とオドン川の交わるこの場所に魅了されたウィリアム征服王は、
この場所を首都にすることにし、
1066年に城を築き、女性修道院と男性修道院を建てます。
それ以来、カーンは政治的にも経済的にも影響力のある都市となりました。
Millénaire de Caen
『2025年、ミレネール・カーン』と題し、
一年を通して様々なイベントが予定されています。
開幕は、Pyrotechnique（火を使用）のスペクタクル
Voir cette publication sur Instagram
ピエール・ド・メクネム氏の火をふんだんに使用したスペクタクルで、
開幕しました。
“炎と火は、私たちの生活と感覚的世界の認識において特別な位置を占めている。そのおかげで私たちは生き残り、進化することができた。” ピエール・ド・メクネム
Compagnie la machine
ピエール・ド・メクネム氏は、『ラ・マシン』のメンバーです。
彼らの冒険の一翼を担い、他にも素晴らしいスペクタクルを提供しています。
その中でも気軽に行ける、フランス・ナントにある『Les Machines de l’île』は、
『ラ・マシン』のメンバーが、
まったく新しい芸術プロジェクトで活動しています。
初めて見た時、規模の大きさに圧倒され、私は、その後何度も足を運びました。
フランソワ・ドラロジエール氏とピエール・オレフィーチェ氏の発案で、
ジュル・ヴェルヌの「発明された世界」、レオナルド・ダ・ヴィンチの機械の世界を再現、
ナントの産業の歴史が交差する、造船所跡地にアトリエがあり、
いつでもスペクタクルを楽しむことができます。
素晴らしい旅行先の一つです。
是非どうぞ。
