毎月分配型投資信託400万で検証 分配金報告 (第2回)

毎月分配型の投資信託は「リスクある、危ない」「タコ足配当で元本が減るだけ」「インデックス型のほうが資産が増えから毎月分配型なんてやめておいたほうが良い」など批判を受けることも多いです。なかには「絶対にやらない方が良い」とまで言い切っている方もいます。

本当に、毎月分配型投資信託は損をするのか?

400万で検証してみます。

分配金は「受け取り」にしております(再投資しません)。

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型

今回はアライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型で検証してみます。

トータルリターンが良く人気のある商品です。投信ランキングの上位常連です。

引用:楽天証券


管理費用(信託報酬を含む)は年1.727%です。

400万分の投資なら、年に6.9万円が管理料として、日割換算した金額が毎日ファンドの基準価額から差し引かれます。


分配金

引用:アライアンス・バーンスタイン2024年9月目論見書閲覧

200円の分配金なら分配率は17.4%、
300円では24.0%、400円では29.6%となります。

2025年2月分配金 

受渡金額:65,757円(特別分配金)

今回も特別分配金なので元本払戻しとなります。

元本から分配金となるので、「貯金を切り崩している」ということになります。今回もたこ足分配になりましたね。。

特別分配金を得ると、平均取得価格も減額します。
2025年1月の平均購入価格は12,166円。
1月の特別分配金により11,966円に減額、
2月の特別分配金により11,766円に減額。

次回決算日(毎月15日)の基準価格が11,766円を上回ると普通分配金(真の分配金)をいただけるわけですが、このところジワジワと値を下げているので次回も特別分配金の可能性が高いです。


元本

評価額 3,692,914

 元本から -307,086円

2か月で30万も元本が減るとさすがに心配になります。。。
我慢できずに損切りしたくなる気持ちがよくわかります。
ここは辛抱ですね。


トータルリターン

 175,572

引用:楽天証券

右肩下がりのグラフを見るのはしんどいです。
当分死んだふりをします。


あとがき

毎月分配金をいただける投信信託。賛否は分かれるものの、今回なぜ選択をしたのか。

その理由の1つとして生活を豊かにしたいから。給料で得た現金の大半は運用せずに生活費として浪費している。少しの蓄えを毎月分配型投信で運用し、その分配金が生活費の一部として活用できたら今の生活に少し余裕が出てくると考えた。食費や光熱費ではなく、普段購入しようとは考えいなかった電化製品、少し豪華な外食や旅行。「将来のため」だけではなく、「今」も豊かにする投資をしたいと考えた。

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