近くの河川敷の遊歩道ではつつじが今、満開。マスクをしてジョギングしたり散歩をする人がちらほら。自粛要請で運動不足解消になって散歩・ジョギングしている人を、満開の花が華やかに迎えています。
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心と魂をつなぐカウンセラーの
山下たつまさです。
今日は
「祈りみち」というお話です。
実際のカウンセリングの場面では相談者の前で祈ることはないんですが、出会う前に祈って心を整えるということはカウンセラーにとって大切なことだと思います。
何よりもカウンセラー自身が自分の心の痛みを癒し、そして透明な心で相談者の方に相対することが必要です。
怒りやイライラ不満や落ち込み、また怠惰な心など抱いたままで相談者の方に関わるということは、悩みを解消したり気づきを得るどころか、かえって不安な心を増幅させたり混乱をもたらしたりしてしまいます。
自分の心を浄化し整えることはしても、祈ることまではしている人は少ないと思います。
祈るということに関して、私たちの日常的な心を取り上げて、それに対応する祈りや自分の心に対する気づきを与えてくれる良書があります。
新祈りのみち
著者は高橋佳子という人で、人間の心と魂の可能性を開くための理論と実践方法を40数年にわたり構築し提供してきた方です。
また、市井の一個人から各界の有識者までを指導してきた、実績もあります。
高橋佳子さんの数多い著作の中で展開されている、人間の心と魂、人生に関する理論は私にとって当初「わからない」ものでした。
高橋佳子さん以外の、心理学や心に関する沢山の書籍を読んで再び高橋さんの書籍を読み進むにつれて、唸り声のような気づきの声を上げたり、深く感じ入ることが多くなっていきました。
その文章の一文一文の中に込められた、人を魂として目覚めさせて、根本から救い上げたいという想いが心に沁み入ってくるようです。
今はこれら高橋さんの著作群は、
後世に遺されるべき大変な智慧の書
であるように感じています。
私が今思うに、認知の歪みを直したり感情の解放をする心理学を基いにした数々のワークは確かに効果があります。
それを踏まえて、まだその先にあるのが祈りによって深まるやすらぎの世界だと感じています。
祈りなんて宗教のことじゃないのと思われるかもしれませんし、祈りと言うと自分の願望やお願い事を神様に祈って叶えてもらうという認識がある方がほとんどでしょう。
そしてそれらは宗教の世界では当然のように行われていることです。
しかし、この本の中では
”祈りは報いを懇願すること、自分の望みの実現を神様に祈って叶えてもらうことではありません。”
と明確に否定しています。
では
祈りとは何なのか?
これから、まずこの「新祈りのみち」という本から私が感じたことや、それを基いに気付けたことなどをブログ記事として連載していこうと思います。
どうぞ、よろしくお願いします。
それではまた!
山下達雅
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