日本で最初のホームページを立ち上げた人って誰なんだ? |
以前から何となく、「 日本で最初にブログを書いた人は誰? 」という疑問が漠然とした形で私の心の中に有ったのだっ!!
あ、アメブロでは久々の情報発信になりますが、別に「 さぼっていた 」訳では無くて、けっこうTwitter( ツイッター )の方に傾注していたのでチョット、ブログの更新が止まってしまっていましたよ~
閑話休題、話を元に戻しますが、そんな中上記の疑問を抱きつつもググって( Google検索のこと )検索してみたところ、なななんとっ!?(・。・;
私めの、お膝元、茨城県のつくば市に有る、文部省、高エネルギー物理学研究所【 KEK 】の当時、計算科学センターに所属していた”森田洋平”理学博士の手で、1992年9月30日に、つくばから世界中にホームページが発信されました!
現在は『 大学共同利用機関法人・高エネルギー加速器研究機構“KEK” 』となっております。
当ブログ記事のTOP画像の写真は、その時に実際にHTMLファイルを置く為に使われたWWWウェブサーバーです。
このコンピューターの実物を、2015年4月15日にKEKコミニュケーションプラザ( 見学無料 )まで、会社の帰りに見学しに行った時のものです。(^^ゞ
KEKコミニュケーションプラザの見学は、こちらから。↓
見学は無料なので、あなたもG.Wに行かれてみては?( G.W期間中は混むかも知れませんが...... )
実際のホームページ画面は実にシンプル! |
では、KEKの森田洋平理学博士が日本で一番最初に立ち上げたホームページの画面は、どんな感じだったのか?
これが、驚くほどシンプルな画面で、今で言う”ペラサイト”だ。^^;
今風の画像入のブログ記事を見慣れている私めは思わず、「 いつになったら、そのホームページに、たどり着けるんだろう? 」って思ってしまいましたが、その画像がこちら!!( 日本語に翻訳済み )↓
ローマ字英語表記の原文は、コチラから!!↓
1992年って、実に最近な気がしますが。( 笑 )
森田博士にホームページの作成を依頼した人物とは |
そもそも森田博士が、このホームページを立ち上げるキッカケになった人物こそが、なんと世界で最初にWWWウェブサーバーを構築し、世界で最初にホームページを発信した、ウェブの生みの親、ティム・バーナーズ=リー博士【 63 】( Tim Berners-Lee CERN研究所 )だったとはっ!!↓
ちなみに、上の画像が世界で最初のWWWウェブサーバでティム博士がCERN( セルン )研究所で使用したとされるパソコンの「 NeXT cube 」。
.....なんですが、ふつ~の旧型デスクトップPCに見えますねぇ.....(^_^;)
https://t.co/2WnU7XEEuy
— 小松 毅鑑 (@TakenoriKomatsu) 2019年3月4日
くどい様だが #世界初 の初めてのツイート
じゃなくて #ウェブページ #ウェブサイト #ホームページ
が、コレ!1990年11月13日午後3時17分00秒(^^ゞ
で、コチラが世界で最初に情報発信を行ったホームページ。↓
う~ん、KEK同様に非常にシンプルな作りに、なってますねぇ。
英語表記の原文はコチラからどうぞヽ(=´▽`=)ノ↓
http://info.cern.ch
http://japanese.engadget.com/2013/04/30/www-20/
1990年11月13日午後3時17分00秒から実装が開始され、同1990年12月20日が世界で初めての情報発信を、WEBページ上で行ったとされる日だ。【 日本語訳 】↓
http://www.w3.org/History.html
それはそうと、1992年の9月30日、森田博士はフランスでの国際会議の後に立ち寄った、スイスのジュネーブに有るCERN( 欧州原子核研究機構 )でTim Berners-Lee ティム・バーナーズ=リー博士と出会い昼食を共にした時に、こう依頼されたと言います。
「 情報は、ネットワーク上で世界中の人達と共有して、初めて”価値 ”が生まれる。
WWW【 World Wide Web 】はハイパーテキストのリンク【 URL 】で世界中の情報を、お互いに結び付ける事が出来る。KEK【 茨城県つくば市 】でも是非、WWWサーバーを立ち上げて欲しい! 」と。
CERNに行ってきました。こりゃどんなSF映画よりもすごいわ…
CERNの端末室から、つくばKEK( 元高物理学研究所 )のサーバーにアクセス! |
ここで間違っては、ならないのは確かに茨城県つくば市に有るKEKの中の、上画像のコンピューターで森田博士が日本初の情報発信を、されたのは間違い無いのですが、”この”キーボードを使って直接文字を打ち込んだ訳では無いんですよ。
当「 アメブロ 」などの、いわゆる無料ブログでブログ記事を更新されていらっしゃる方は、ちょっとイメージしづらいかも知れません。
ですが、独自ドメイン【 データを置く住所みたいな物 】を取って、レンタルサーバーを借りて記事を更新して行くワードプレス【 Word Press 】などのブログ記事を書かれて( 打ち込んで )いらっしゃる方は、イメージしやすいかと思います。↓
すなわち、森田博士はティム博士に説得された昼食後、「 すぐに 」スイスのジュネーブに有るCERNの端末室に行き、ここのパソコンを使って”スイスのジュネーブのCERNの施設の中から”茨城県つくば市に有るKEKの施設の中にある上画像のWWWサーバーにアクセスして、日本で最初のホームページを立ち上げた、と言う訳なんですよ。
このパソコンは
— 小松 毅鑑 (@TakenoriKomatsu) 2019年3月3日
1992年9月30日に
私めの住む茨城県に有る
@KEK_JP(高エネルギn加速器研究機構、つくば市)
が日本で初めて
ホームページを作る時に
実際に使われた現物だ! pic.twitter.com/jOy5UmTIA8
いやしかし、さすがに行動が早いな!!
「 明日で、いいかぁ~.....( ´ー`)y-~~~~~ 」なんて思ってないもの。
外部非公開ながらHTMLページを作成した人は? |
実は当時、森田博士よりも7ヶ月早く日本で最初のHTMLページを作成した方がいらっしゃいます。
情報発信と言う形では無く「 外部非公開 」と言う形での日本国憲法や社内情報などのホームページでしたので日本で最初の、情報発信には、なりませんでしたが、奥乃 博 教授( 当時、NTTに勤務。退職後東京理科大学教授、京都大学教授などを経て現在、早稲田大学教授 )です。↓
1999年7月13日につくばビジネスネットワークの小田部が東京理科大学・奥乃 博教授へ取材を行い仮に情報掲載するものです。
ちなみに、その当時は外部非公開だったホームページも今では誰でも見られるように公開されています♪( これもシンプル )
てっきり、どこかの無名な主婦が第一号かと思ってたが |
各無料ブログの記事の第一号なら上の小見出しに掲げた事も有り得ましょうが、よくよく考えてみれば、WWWが構築される前なんて世界中の情報を、お互いに結び付ける世界基準的な通信網は確立されていなかったので、無料ブログなんてモノは無かったのです。
なので、最初のホームページを立ち上げる人となれば、どう考えても、その分野に精通した専門家でないと在り得ない話でしょう。
通信技術のARPANET( アーパネット )は1969年から開始! |
確かにARPANETと呼ばれるパケット交換網を使った通信技術の実験は1969年からアメリカの国防総省が中心となり始まってはいましたが。
世界的に統一された通信網では無く、言い換えればあそこはVHSだがあちらはベータ、そっちは8mmと言う感じで互換性が無いために今のようにインターネットに繋げば『 世界中の情報に瞬間アクセス♪ 』なんて時代じゃなかったですね。
『 (´・ω・`)それじゃあ、やりにくかんべぇ~? 』ということで、CERNのティム・バーナーズ=リー博士が1990年の12月に世界的な統一基準である世界初のウェブサーバ、httpdと世界初のウェブブラウザとHTMLエディタであるWWW( World Wide Web )を構築した!という訳なんですね。
その後はMosaic( 後のNetscape Navigator )やInternet Explorerが台頭し、さらにはGoogleが『 世界中の情報を整理し尽くしちゃう♪ 』として、大成長し今日の隆盛に至っているのは、周知の通り。
インターネットは元々アメリカの軍事技術だって事はどこかで聞いていたが.....? |
今じゃ、個人ブログなんて、YouTubeやSNSも含め、当たり前の時代ですが、先人たちの、ご苦労が有ったからこそなんだろ~な、とつくづく思います。
昔は車が一家に1台から1人1台なんて言われてましたが、それと同様に、今は1人が幾つもの端末メディアを所有して世界に向けた情報発信が当たり前に出来る時代に、なりました♪
これらの整備されたインフラをフルに活用しない手は無いですね。
『 あなただけの、あなただけにしか出来ない独自の 』情報発信を世界に向けてバンバン行って行きましょうよ!!(^^)
P.S:スパムやディスりなどの犯罪行為は止めましょう!
あと、著作権などの法を犯したアップロードなど、度を越えて、やり続けると、いつか捕まりますよ。