ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

長男(小5)、確かに学力がブレイクスルーしてた話

エアコンクリーニングをしたとんぼである、ごきげんよう。

 

次男坊(1歳)の体調がなかなか安定しない。保育園が始まって色々貰ってくるのは仕方がないとはいえ、家の空気が悪いんかなーと久々にエアコンクリーニングしてみた。

 

ミスってカビキラーでびちゃびちゃになったのは肝を冷やしたが何とかなるものだ。

 

さて、昨日に引き続き長男の話。ポジティブなやつも。

 

◆家族の紹介

学力がブレイクスルーしてた長男坊

先日、長男(小5)のテストの成績が良くなったのではないか?という心の葛藤を書いた。

www.rabbitonbo.com

 

何で気に入らないんだっけ。あぁ、そうだ。もっと必死こいて自主的に頑張ってないと認めたくないという思いがあったんだ。

 

自主的に頑張るというのは、一言で書くと前向きに何かを学ぶ姿勢を見せることである。

 

適当にのほほんと好きな本読んで学力上がってんじゃねーよと思ってしまったのだ。

 

まあそれはさておき、テストの全結果がわかった。

 

これまでの長男のテストは4教科で190点前後(400点満点)、算数と社会はそこそこで、国語と理科は20~30点台だったりした。

 

前回のテストがこれだから、どれだけ変わるんだろうと少し楽しみにしていたところ、

 

今回は合計 286点。

 

なんとほぼ100点も点数が向上。算数に至っては、塾で一番成績がいいという子よりも上の点数をとってしまっている。

 

……なぜこんなことに?

 

やっぱり読書の効果があったのだろうか。

 

算数だけでなく、理科も国語も社会も上がってる。理科に至っては2倍以上の点数になってる。

 

……なぜこんな(略)

 

すごいわ。240点以下で普通に塾の下位クラスに振り分けられるだろうと思ってたのに、大幅に超えてしまって上位クラスの仲間入りを果たしたようだ。

 

ふーむ。この成長度合いはすごいのかもしれない。

 

謝罪案件だわ。

そもそもの勉強法が

一応、上のブログを書いた時よりは素直に「すごいな」と思える気持ちがある。

 

少し考えたのだ。なぜこの子は復習やら予習をしないのか。そしてなぜここまで読書の効果があったのか。

 

おそらく、現段階では私が思うほど復習や暗記のメリットはなかったのかもしれない。

 

それよりも、そもそもの読解力や理解力を身につけることが最重要だったのでは?

 

文章読んでもよくわからない。話を聞いても何となくしかわからない。そんな状態だったのかもしれない。それなら予習や復習のやる気がでるわけもなし。

 

そして適切なインプットによって読解力と理解力を手に入れた結果、全教科が大幅に底上げされたということか。

 

全教科だよ。効果がですぎだろう。これなら復習も予習の効果も上がるはず。やるかどうかはおいといて。

 

今はまだ小5だからなのもあるが、算数のテストにある長文論理問題は私でも解ける。国語もそう。(理科と社会の暗記系は無理)

 

なぜ勉強してない私が解けるのかといえば、問題文を理解して考えれば誰にでもわかる問題だからである。

 

長男もそんな感じで問題を解くようになったのかもしれない。以前は問題文を読むきることすらできなかったのに。

 

中学受験には読書が効果的だとの話は何度も見たが、実際のテスト効果を見ると驚きを隠せない。読書すごいな。

 

まだちょっと釈然としない気持ちはあるけれど、読書を続けないとこうは変わらんだろうから。おめでとう。よかったよ。

夢ハラおじさん

最近知った言葉で「夢ハラ」なるものがあるらしい。夢はありますか?将来の目標は?とか、そういうことを聞くハラスメントだそうで若者に嫌われてるんだって。

 

……私じゃん!!と思って。

 

もちろん世代もあるんだろうが、およそ10年引きこもって精神的に死にかけ、クソつまらん人生やってられるかと社会復帰した過去があるもんで。

 

何というか、無風のつまらん人生にはしたくないという思いが強い。

 

面白き こともなき世を おもしろく

 

高杉晋作の辞世の歌。クソみたいな世界でも面白く生きていきたいと私も思う。

 

だから夢を持って一生懸命生きてる人はかっこいいなと感じるし、逆にやりたいこともない長男が塾に通ってる意味が全然わからんわけです。

 

点数上がってもうーんとなるし、夢がない人生は楽しいか?って。

 

……夢ハラおじさんじゃん。

 

まあこんなこと直接言わないだけど、このブログの端々からも感じられると思う。目標がない長男に向けられた冷ややかな空気を。

 

夢おじ。

 

でもあれよね。最近思うのは時代の影響も強いってことだ。

 

60年前はストレスの吐口として学生運動があった。しかい今の若者が学生運動するわけない。攻撃的な活動ではなく、一人の時間をゆっくり過ごすことを好むようになってる。

 

車・恋人・結婚・子供、何もかもいらないという話もよう聞く。コスパが悪いと。

 

中国ではタンピン族なる若者がいて、ほそぼそ生きていけるだけの金を稼いで寝たまま過ごすらしい。何をやっても無駄な世界へのささやかかな反抗で、努力は一切しないと。

 

そんな世代に、

 

「夢はありますか?」

 

って、空気読めないとしか言いようがない。そういう時代じゃない。

 

それでも私は長男に夢をもってほしいなと思っている。その方が面白そうじゃんと。

 

関取花の『もしも僕に』という歌で、自分の子供には「期待してるよ」「頑張れよ」という言葉はまず言わないと歌ってる。

 

しかし「でかい夢見て歩いていくんだよ」とは歌ってる。

 

夢見ることが面白い人生の主軸ではなくなっちゃったんだろうか。逆にこんな時代だからこそ、周りに流されずに夢を見ていく方が面白い人生送れるんだろうか。

 

面白い人生って何なんだろう。

 

まーね、こういう古い人間にはわからないことをやっていくのが新しい時代の子供たちだから。老害にはわからん新しい価値観の中で幸せを探っていく。

 

そもそも幸せになるというのが古い価値観の可能性すらある。"楽"こそが人生の主軸になりつつある気配もする。

 

できる限り許容範囲を広げて、文句を言わない老害として見守りたいもんです。

 

何より、長男は私よりも楽しそうだから。すでに負けてる説が濃厚やな。

 

脱線した。コメント返して寝ます。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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