メルツのドネルケバブログ

ドネルケバブの話をざっくばらんに書いてます

2023年を振り返って

2023-12-31 23:38:50 | ブログ
■はじめに
「今後はコロナ禍が収まれば国内外の食べ歩きを再開していきたい所存です。」と〆た2022年の振り返りですが、結論から申し上げれば食べ歩きを再開できぬまま1年が経ちました。

ただ何もなかったわけではなく、むしろ色々あった1年だったと思います。ということで、簡単に2023年を振り返ってみます。

■2023年のケバブ情勢
コロナ禍が終わり、インバウンド需要がコロナ禍以前よりも増した本年。私が見える範囲での情勢を書いていきたいと思います。

・格安ケバブ店の増加
コロナ禍が終わり、人々の移動が活発になる中でケバブ店の数も増えていきました。都心部よりも、都心から少し離れた地域での増加が印象的です。

そうした地域でオープンしたお店の中には、ケバブサンド350円や400円など昨今の物価高に逆行する格安店も複数あります。これまでも渋谷や新宿にこうした格安店はあり、人口の多さを活かして数で勝負されているものと解釈していたのですが、人口が少ない地域でこれがなぜ成り立つのか。実際にメニューの値段設定をしていた経験から不思議に思っているところです。正直、家賃くらいしか思い浮かぶものがなくビジネスモデルが気になるところです。

・インバウンド需要とインフレ
インバウンド需要は凄まじく、平日の秋葉原は日本人のほうがマイノリティーになるほど。インバウンド需要を捉えたケバブ店は売上が上昇し、実際にコロナ禍以前を上回るお店もあります。また外食やコンビニが1000円を超えることが珍しくなくなった昨今、600円前後のケバブサンドは相対的に割安感が出てきて、私の主観ではありますが他のファーストフードとの競争力が増した1年だったのではないでしょうか。

■2023年のケバブ活動
・お世話になっていたお店の閉店(現在は再開して営業中)
年明け早々に長年お世話になっていたケバブ店の閉店が発表されました。老舗ということもあり、ヤフーニュースにも取り上げられるなど大きな反響がありましたが、私はというとケバブ店の閉店発表以降、お店の方々から様々な話を聞く機会がありました。詳細を書くことができず申し訳ないのですが、一言でまとめれば改めてケバブ店経営の難しさを実感した次第です。

結果としてはお店は一度閉店し、馴染みの店員さんが各地へ転職した後、新しい体制での再開となりました。思い出の味が復活して嬉しく思う一方、お世話になった方々と会うことが難しくなり、自然と足が遠のきました。かつて、あるケバブ店オーナーから伺った「ケバブ屋は人が9割」という言葉を思い出します。精神的にもだいぶ堪えた出来事です。

・自宅でのケバブサンドづくり
精神的に堪えた反動からか、ケバブに次ぐ新しい趣味としてシーシャを始めました。行きつけのお店もできて仲良くなるうち「イベントでケバブサンドを出してみませんか」と打診をいただき、9月頃から冷凍ケバブ肉を購入して、自宅でケバブサンドづくりに精を出していました。

お肉は既製品なので、焦点はソース。お店の仕入れを手伝ったり、ソース作りを見ていたのでレシピは知っているつもりでしたが、いざやってみると同じ材料でもお店と自宅で違う仕上がりに。毎日トライアンドエラーを繰り返すうち、ケバブ肉を入れたペペロンチーノや焼きそばといったアレンジレシピが副産物的に生まれ、我が家の定番メニューとして定着しました。

結局イベントは中止となったのですが、良い経験ができました。

■おわりに
コロナ禍以前のような食べ歩きの復活はなりませんでしたが、その他の面で色々な出来事があった1年でした。2023年の反省から、全国各地にふるさと納税をし、宿泊に使えるバウチャーをすでに入手しているので、2024年こそは全国各地に足を伸ばしていきたいと思います。

駆け足になりましたが、2023年を振り返ってみました。
本年もお世話になりました。2024年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。


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