メルツのドネルケバブログ

ドネルケバブの話をざっくばらんに書いてます

2022年を振り返って

2022-12-31 22:31:30 | 日記
■はじめに

1年以上もブログの更新が滞っていて、自分でもビックリしております。
私生活で色々あったことについて、書くか書かないかは迷っている最中なのですが、2022年の自分のケバブ活動ならびに目に見えた範囲のケバブ情勢について簡単にまとめさせていただければと思った次第です。

■2022年のケバブ情勢

店舗数について体感として劇的な増減はなく、2021年と横ばいといったところでした。

2022年下半期からは国内外の観光客が増え、自分が手伝っているお店の売上は上向きになりました。観光地や都心部のお店でも同様の傾向が見られるのではないでしょうか。実際、休眠していた都心部のお店が営業を再開する現象を目にしています。

一方で、急激な円安や物流事情の悪化などによる原材料費の高騰が業界を苦しめました。中でも鶏もも肉をはじめ肉類や玉ねぎの大幅な値上がりは厳しかったです。それでいて客足が戻りきらず、さらには助成金や協力金等も2021年から一段と削減される三重苦において、多くのお店が100円単位の値上げをせざるを得ませんでした。

業界全体としては、依然として厳しい状況が続いている印象です。

■2022年のケバブ活動

コロナ禍に入ってからというもの、外を出歩いて食べ歩きをする行動そのものが憚られるようになりました。コロナ禍以降はケバブを食べるというよりも、食べ歩きをする人間としては中立性の観点で禁忌ではあるのですが、ご縁があって成り行きでケバブ店を手伝うようになり、ケバブを提供する側に片足を入れる形となりました。

2022年で最も記憶に残った出来事は、1月に店主が過労と寒さでダウンし、急遽店〆をすることになったことです。連絡をもらった際はかなり焦りましたが、なんとか自力で店を〆ることができ、食べ歩きをするだけの人間から一皮剥けたなと手応えを感じた次第です。

食材の調理や仕入れ、掃除やSNS発信等、肝心の肉の仕込みと切る工程以外はなんでもやらせて頂いた2年間。ついに今年はメニューとその値段決めまでやってしまいました。より多面的にケバブ店を見ることができるようになれたのではないでしょうか。

■ドネルケバブ豆本

2022年に最も注力したのは、ケンエレファントさん、別視点さんからお話を頂いたドネルケバブ豆本の制作です。
ドネルケバブとは何かから始まり、国内外のケバブ店の紹介など、これまでの経験を余すことなく注ぎ込みました。しかしながら、これまで同人誌を含めて本を執筆したことがなく、また豆本のサイズ的な制約により1ページあたりの情報量に制限があることもあって大苦戦し、編集の方には厚いご支援を頂きました。

仕事、私生活、そして豆本の執筆で上半期はかなり辛かったのですが、これまでの活動を振り返るとても良い機会になりました。ご協力頂いたケバブ店の皆様をはじめ、読んで頂いた皆様、そしてケンエレファントさん、別視点さんにこの場をお借りして改めて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

その他、雑誌やテレビなどメディアの皆様からのご依頼を多数頂いた一年でもありました。ドネルケバブについて世の中に知って頂ける一助になれていれば幸いです。

■今後について

ケバブのブログを書いておりますと言いながら、まったくブログを動かしていない一年でしたが、お手伝いしているお店もお陰様で手が離れてきたこともあり、今後はコロナ禍が収まれば国内外の食べ歩きを再開していきたい所存です。

今後も日本におけるドネルケバブの発展に貢献できるよう努めていく所存です。2023年もどうぞよろしくお願い致します。

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