あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

下着を二枚もっている者は、持たない者に分けてやりなさい。食物を持っている者も同様にしなさい(ルカ3:10~15)

(今回は、悔い改めにふさわしいふるまいを説くヨハネ、についてふれたいと思います)

 

ルカによる福音書・3章の10~15節より

『そこで群衆が(=悔い改めにふさわしい実を結べとヨハネに言われた群衆が)彼に、「それでは、わたしたちは何をすればよいのですか」と尋ねた。彼は答えて言った、「下着を二枚もっている者は、持たない者に分けてやりなさい。食物を持っている者も同様にしなさい(=要は貧(まず)しい隣人に愛をもって接し、わけあたえてやりなさいということ)」。取税人(しゅぜいにん=ローマの許可の下で税をとりたてる人)もバプテスマを(=罪を清めるために、身を川などの水にひたす儀式を)受けにきて、彼に言った、「先生、わたしたちは何をすればよいのですか」。彼らに言った、「きまっているもの以上に取り立ててはいけない(=決められた額以上の税をとって、私腹を肥やしてはならない。なお当時は多く徴収する者がいて、人々から罪人とみなされていました)」。兵卒(=ユダヤ人の兵士)たちもたずねて言った、「では、わたしたちは何をすればよいのですか」。彼は言った、「人をおどかしたり、だまし取ったりしてはいけない(=兵という立場を利用して、自分のための利益をあげてはいけない)。自分の給与で満足していなさい」。民衆は救主(=救い主、要はキリストの到来)を待ち望んでいたので、みな心の中でヨハネのことを、もしかしたらこの人がそれではなかろうかと考えていた(=ヨハネはキリストではありません。彼はキリストの先駆者として、神から遣わされた人物です)』

 

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(聖書においては多くの場合、何々をしなさい、と言うときには、それをしておらず、何々をしてはいけない、と言うときには、それをしている背景があります。たとえば上記では、服や食べ物をわけあたえない者が多くいたのであり、また税を多くとる取税人や、人をおどしてだましとる兵士がいたということです。どうか一人でも多くの方がキリストを信じて、良い実を結んでいけますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)