皆さん、こんにちは

 

お元気ですか?

 

私はラスベガスに住んでいます。

 

「生きる」って、大変なことですね。

 

ラスベガスにいると、つくづく感じます。

 

ガソリン代は、ほぼ5ドルです。

 

コロナ禍の当時と比較すれば、約2倍以上です。

 

金持ちはさらに金持ちになり、貧しい人々はさらに貧しい人になっていきます。

 

仏陀が言われた「生きるとは苦なり!」という、言葉が身に沁みます。

 

私の生活は金銭面では、それなりに暮らしています。
 
でも、アメリカの国家の中に混乱や分断を明瞭に垣間見るときに、混乱と不安を感じてしまいます。

 

このインフレにより、さらに格差社会になっていくとどうなるでしょうか?

 

貧しいことに感謝して、努力していけば必ず報われると考える人がどれだけいるでしょうか?

 

ほとんどいないでしょうね。

 

貧しくなれば、治安が乱れ、家庭が崩壊し、性が乱れ、薬漬けの人々や多くのホームレスをたくさん見ることになります。

 

これが始まっていくと、道徳、倫理が崩れだすので、次世代の子供たちに無秩序の自由を残し、人格が失われ、動物のように生きる人間が増えていきます。

 

これをDehumanizationと言います。

 

私は、ラスベガスで人身売買(人身取引)の予防のための教育に携わってもう10年以上になります。

 

最近、ラスベガスでの人身売買の統計のビデオを編集しました。

 

 

 

 

ラスベガスのみで2023年に保護された人々は、成人が148人で未成年が124人です。

 

そして、未成年の保護された子供たちの中には13歳以下の子供もいます。

 

また、未成年の子供たちの中で、アメリカ国外からの子供はたった一人でした。

 

アメリカの中に性的な売春行為を強制させられている人々は、ほとんどが海外の人々とのメディアによる誤報が出回っています。

 

映画などは、その最たるものです。

 

未成年の保護された子供たちの中で、ネバダ州からの子供は88人です。

 

アメリカは本当に混乱しています。

 

昔から混乱していましたが、もうそれが隠せなくなり、どうしようもできなくなってしまいました。

 

それが隠せなくなっている状況を目の当たりにするのが、今年の一大イベントの大統領選です。

 

アメリカの大統領選を決めるのは、今までスイングステイトと呼ばれる激戦州の約7つの州でした。

 

この7つの州でどちらの党に傾くかで、大統領選の結果が決まります。

 

私の住むラスベガスがあるネバダ州も激戦州の一つです。

 

しかし、この激戦州が少しづつ増えていくような気がします。

 

つまり、アメリカの混乱がさらに深まってきているので、どちらの党にも任せられないと思う人々が増えてきています。

 

その最たるものが、中絶法と移民問題です。

 

他にも選挙の論点はたくさんあります。

 

 

ウォールストリートジャーナルによると、この4点が主な争点です。

 

経済、移民問題、中絶、そして大統領としての精神的、肉体的な能力です。

 

まず、ラスベガスに住んでいる私の立場からこの4点を考えてみます。

 

ラスベガスの経済は、そんなに悪くありません。

 

人材の質は下がっているし、ストレスの多い仕事からは人々が辞めていきます。

 

でも、サンフランシスコみたいに$1000以下の窃盗は罪にならないので、白昼堂々と盗みを働いてる人々を見たことはまだありません。

 

今度、メジャーリーグのスタジアムもできるし、様々なビジネスが作り出されています。

 

しかし、ガソリンの値段は最悪です。

 

中東はきな臭いし、気候変動の活動家はアメリカのオイルを封じ込めているし、もう滅茶苦茶です。

 

移民問題は、中南米の人々が増えてきているのをヒシヒシと感じます。

 

ラスベガスのザ・ストリップ通りから東側の土地はほぼヒスパニック系の人々が住んでいます。

 

やはり、人々は言語と文化を連れてきます。

 

街並みが全然違います。

 

そして、ラスベガスのメジャーな通りの街角にメキシカンの屋台を最近よく見ます。

 

 

 

ここ数年前から出没してきました。

 

ライセンスの問題で市と争っていることをニュースで読みました。

 

しかし、勢力はどんどん増していっています。

 

私はあまり好きではありませんが…

 

また、大統領の精神的、肉体的能力は明らかです。

 

ラスベガスで、これから問題になっていくのは中絶の問題でしょうね。

 

ラスベガスの学校の教育レベルは、実はかなり低いです。

 

以前の調査だと、50州のうちで48番目か49番目です。

 

ラスベガスは極端で、レベルの高い学校はかなり高いのですが、低い学校が多いです。

 

先ほど話に戻りますが、金持ちはさらに金持ちになり、貧しい人々はさらに貧しくなっていきます。

 

こうなっていくと、倫理、道徳は下り坂です。

 

悪循環です。

 

この状態はラスベガスだけでなく、全米に広がっています。

 

ですから、現在のアメリカは混乱と分断です。

 

 

 

この図は、3月の時点での予想です。

 

青は民主党の州で、赤は共和党の州です。

 

そして、色の薄い州は激戦州です。

 

7つあります。

 

最近、こんな記事も話題になりました。

 

 

 

 

お隣のアリゾナ州で、現在の中絶法を廃止し、以前の法律に戻すことになりました。

 

現在は15週間内でしたら、中絶が可能でしたが、以前の160年前の法律はほとんどどの理由は中絶法に引っ掛かり、罪になります。

 

これがアリゾナ州での最も大きな選挙の争点になるとされています。

 

これは本当に複雑な問題です。

 

妊娠するに至り、アメリカでも多くのレイプなどもあり、未成年の妊娠などもあり、複雑です。

 

もちろん、倫理的には中絶することは殺人になってしまいますから問題だと思いますが、親になっていない親が多い現状を考えると本当に複雑です。

 

世界の中絶率を調査してみました。

 

 

世界で最も中絶率が高いのは、ベトナムでした。

 

1000人のうち64人が中絶をしています。

 

私は男ですし、独身生活も長かったので、あまり中絶に対して意識をしていませんでした。

 

ですが、家庭を持ち、子供を育てることで、いろいろなことを感じ、学びながらこの問題の重要性を感じるようになってきました。

 

なぜ、ベトナムでこんなに多いのか?

 

男子を好むからだそうです。

 

血統を残すのも本当に重要ですが、そこまでしてと思います。

 

それが国でまかり通ってしまっていることが恐ろしいところです。

 

その国の死生観にもつながっていきます。

 

 

日本のお隣の韓国は21です。

 

出生率が0.7で、国が滅びそうな韓国ですが、それでも中絶率が高くて驚きます。

 

因みに、日本は1.3でアメリカは1.6です。

 

 

1000人のうちの10人から15人くらいになると、西側諸国の国名が見られます。

 

フランス、アメリカ、カナダ、そしてニュージーランドなどです。

 

 

日本は、6です。
 
西側のカソリックなどの国々が見られるレベルです。
 
この中絶の問題の一つを見ても、国民国家の重要性を感じます。
 
国の文化が、将来を決めていくのですね。
 
その文化の中に、死生観があり、家庭観があります。
 
この文化を破壊するのも、新しい文化を築くのも移民に関わってきます。
 
 
移民の問題は深刻です。
 
なぜ、今まで以上にこの問題が深刻になってきているかというと、世の中が左傾化して、国の立場に立つのでなく、個々人の意思の寄り添う政策をとっているからです。
 
国がなくして、国民の権利はないのに、個々人の権利を主張しすぎて国を亡くそうとしています。
 
まるで、共産主義者の戦略と変わりません。
 
今年の一大イベントの大統領選ですが、混乱、分断から新たなレベルへと発展してくれるといいのですが…
 
それが駄目なら、内戦に突入ですね。
 
私も家族を守るために、銃を購入しようかと考えさせられます。
 
日本も必ず影響を受けます。
 
皆さん、自らの智慧で考えましょう。
 
メディアは、時として目を曇らせますよね。