皆さん、こんにちは

 

お元気ですか?

 

私はラスベガスに住んでいます。

 

今週は、子供たちが春休みでした。

 

最近、歳をとったせいか、やはり子供達が小さい頃にどのような教育や経験をさせてあげられるかで人生の指針が相当変わるなぁと実感しています。

 

ですので、時間が許す限りいろいろなことをさせてあげようと努力してみました。

 

アリゾナ州にあるOatmanという小さな廃坑に連れていきました。

 

 

ラスベガスからは2時間くらいです。

 

1800年代のゴールドラッシュの時代に発展した小さな街です。

 

その街には、野生のロバがいます。

 

なぜなら、掘り起こした鉱物をロバの背中に載せて運び出していたのですが、鉱山を閉めた後、置き去りにして労働者たちは去っていったからです。

 

そのロバたちが、子供たちを楽しませてくれます。

 

昔の西部劇にタイムスリップした感じでした。

 

そんな街ですが、今度の大統領選の攻防が始まっていました。

 

もちろん、トランプ氏の旗がいくつも風に靡いていました。

 

 

 

アメリカのプライドを感じます。

 

皆さん、アメリカのプライドって何を想像しますか?

 

これってアメリカ人と付き合うにはとても知っておかなければいけない重要なポイントだと思います。

 

プライドを傷つけると、人間関係が崩れやすいですからね。

 

最初のうちは…

 

プライドは、歴史的な成功や業績から来ていると思います。

 

私もまだ研究中ですが、アメリカのプライドは、自由と独立ですから、1800年代にあらゆる分野で開拓をし、自由を勝ち取ったカウボーイたちであり、そのためには武器をもって誰にも従わない独立を確立するなどなどです。

 

アメリカは、欧州の王権から武器で独立しました。

 

また、武器でメキシコから領土を奪いました。

 

本当は、そこにはいろいろな資本などのバックアップが欧州からあったのですが…

 

アメリカはそこを見ません。

 

アメリカが最強の武器を所有し、資本を豊富に確保し、いつでも覇権国家でなければいけないというのが、アメリカ人個人としての自由と独立のプライドが、国家的として形而上学的に現れた結果です。

 

これを否定することは、どの国の人々にもできません。

 

国家のプライドは、その国民が作り上げていますから…

 

その国民がプライドを捨て、新たな国を作り上げるしかありません。

 

日本を見ればよく分かります。

 

戦前と戦後の国家の誇りが違います。

 

アメリカに強制されたものが多々ありますが、それを受け入れて自然状態にしてしまったのは実の日本人です。

 

これを捨て、再び日本の誇りを取り戻すのは日本人がするしかありません。

 

今回、この記事が少し気になりました。

 

 

 

「バイデンの日本製鉄の失敗」というタイトルです。

 

大統領がトランプ氏と労働組合からの圧力で、USスティールが日本製鉄に買収されることへ反対を表明と書かれています。

 

このウォールストリートジャーナルの記事は、正直に失敗というよりもアメリカの恥であるような感じで書かれています。

 

日本製鉄は、世界4位の鉄鋼会社です。

 

USスティールの業績は、まったく上がらないし、抜本的な経営方針を変えるために14.1ビリオンドルで買収されることが決まりました。

 

USスティールの技術の低迷です。

 

そして、彼らはトランプ政権時代から海外から輸入される品質の高い鉄鋼に関税を25%もかけています。

 

バイデン政権になっても、その関税は下げられていません。

 

ですから、アメリカの自動車業界なども日本製鉄の買収を喜んでいたはずでした。

 

しかし、結局これが政争の具になってしまいました。

 

ペンシルベニア州にあるUSスティールですから、激戦州であり、スウィングステイトのペンシルベニア州を落とすことのできないトランプ氏とバイデン氏は労働組合に賛成するしかないと見方です。

 

大体、ここぐらいまでが日本のコメンテーターや研究所、教授たちのいうところです。

 

しかし、アメリカに長く住んでいるともっと根本的なものが見えてきます。

 

ここにもアメリカはNo.1でなければいけないし、誰の言うことも聞かないというアメリカのプライドが見えてきます。

 

ここが本当に問題です。

 

このプライドと実績や業績が不一致しているから、そこに不満が溜まり、そのはけ口となるところにポピュリズムが生まれるのです。

 

1990年の初期か1980年の後半に、日本のバブルで日本経済が潤って見えていた頃、日本はアメリカのたくさんのビルを買いました。

 

ニューヨークのロックフェラー・センターとか、ロサンゼルスのボナベンチャー・ホテルとかいろいろです。

 

 

 

アメリカのアイコンのようなホテルと買いました。

 

すると、アメリカ人がプライドを傷つけられたと攻撃してきます。

 

結局、日本はまた多くをを失いました。

 

最近の気になっていたニュースで、三菱のジョット旅客機MSJがアメリカの安全などのついての審査に通らずに、そうとうなお金をかけて作り上げた飛行機を捨てることになりました。

 

これもアメリカのプライドが、日本の民間飛行機の介入を許可したくないからだと思っていました。

 

そして、最近、アメリカの飛行機会社のボーイングがたくさんの不祥事を起こしています。

 

 

そして、その不祥事の原因を暴露した元会社員が自殺したの発見されました。

 

 

これはかなり疑惑がもたれています。

 

誰かに自殺と見せかけて、殺されたのだと…

 

私もそう思います。

 

もし、皆さんが飛行機でどこかへ行き時にその期待がボーイングの787機種でしたら止めたほうがいいかもしれません。

 

アメリカのプライドは、いつまでもN0.1でなければいけないからです。

 

このアメリカという大きな動物のしっぽを間違って踏んでしまうと大変です。

 

何十倍にして、あの手この手を使って復讐してきますからね。

 

パールハーバーの襲撃で、兵士だけで民間人は殺害はありませんでしたが、日本は約40万人以上の民間人が殺されました。

 

東京大空襲と原爆を合わせてです。

 

そういう性格が根強くあることは知らないといけないですよね。

 

これは日本人に対してだけでなく、不法移民の人々や他の国にとってもそうです。

 

ですが、日本のポテンシャルを知っているのでしょうね。

 

同盟を組んで、どうしても日本だけは子飼いにしておきたいという思いがひしひしと伝わってきます。

 

しかし、アメリカの弱体化も否めません。

 

 

コロナ後は特に、Z世代と言われる若い世代に将来に悲観的であることが統計で出てきています。

 

 

 

現在の20代ですよね。

 

簡単にZ 世代を説明すれば、ネットの影響力を知らない親が育てた子供たちの子供です。

 

ネットが巷に普及し始めたのが、1990年代です。

 

この時に20代から30代だった親の孫の世代がZ世代です。

 

1997から2012年までに生まれた子供達です。

 

悲観的ということは、プライドが少しづつ色褪せてきているのでしょうね。

 

日本として、アメリカとうまく付き合うにはどうすればいいのか???

 

多分、ここが現実的な関心ごとではないでしょうか?

 

アメリカに適当に合わせてあげながら、うまく付き合っていくしかないです。

 

しばらくは…

 

でも、根本的な思想としてアメリカはNo.1でなければいけないと思っていますから、そこは本当にうまくやらないといけないです。

 

最近、ホンダジェットを見ました。

 

 

非常に小さいですが、ホンダの雰囲気が色濃いとてもカッコいい機体です。

 

ホンダは、アメリカに対してうまくやったなぁと思いました。

 

ホンダは、最初の過程からアメリカとコミュニケーションをとって作り上げたみたいです。

 

私の妻は、アメリカ人ですから、コミュニケーションを特に大切にしています。

 

伝わっているかなぁと思っていることも、期待せずにコミュニケーションを取り続けます。

 

文化や言語が同じだと信頼をしやすいですが、それらが違うと信頼を勝ち取る不変的な姿勢が要求されます。

 

彼らの要求しても仕方ないので、日本がレベルを上げていくしかないです。

 

子供みたいなところがあります。