皆さん、こんにちは
お元気ですか?
私はラスベガスに住んでいます。
ラスベガスに来るなら3月、4月が一番最高の季節です。
春で、軽いジャケットを羽織るくらいで全然気持ちがいいです。
最近、家の軒先に植えた梅の花が咲き始めました。
家から40分くらい車を走らせれば、雪山に着きます。
子供たちを連れて、ソリをして遊びました。
もし、ラスベガスに来られたい方で、ゆっくりのんびりしたいのならこの時期が一番お勧めです。
ところで、昨日はウェストバージニアの方に会いました。
オモチャのコンベンションで来ていたようでした。
ラスベガスが初めてのようでした。
あまりの明かりの多さに圧倒されていました。
ウェストバージニアの方なので、歴史好きの私はいろいろと聞いてみました。
特に、あの20ドル札のトーマスジェファーソンについてです。
彼についての話はキリがありませんが、ウェストバージニアにあるジェファーソン・ロックが有名です。
彼はイギリスから独立した1776年の時の人ですが、現在のアメリカの出発は南北戦争です。
南北戦争により、北部のアメリカ合衆国と南部のアメリカ連合国が合併しました。
一般的には、奴隷解放をめぐってとなっていますが、様々な異論があります。
ところで、この南北戦争のキッカケの一つがウェストバージニアから始まりました。
このウェストバージニアにあるハーパーズフェリーという場所に、国家の武器庫があったそうです。
もちろん、武器を作るためには労働力が必要です。
そのために黒人奴隷を使います。
しかし、奴隷制度廃止運動をするジョン・ブラウンが蜂起し、白人と黒人を合わせた21人が武器庫を襲撃します。
結局、失敗に終わり、絞首刑にされたそうです。
アメリカと言えば、奴隷制度によって生まれた文化や歴史、そしてその遺産による深い傷跡は今でも残っています。
そして、その奴隷制度は資本主義という体制や社会主義、共産主義という体制で今も続いています。
資本主義体制
中国共産主義体制
上のものが下のものを支配する三角形の体制が戦後レジームです。
それは世界的に見れば、ほとんどの人が当たり前のように受け入れてしまっている体制です。
金持ちが偉いと…
この記事にも如実に現れています。
現在でも…
「資本のある国々は、安い労働力を求めることから抜け出せない!!」
サブタイトルには、「ビジネスは、労働力不足で移民にさらに頼るが、経済学者は長期的な危機を促している。」としています。
さて、どういうことなのでしょうか?
ここでは、あるウィスコンシン州の田舎の酪農家の例えがまず挙げられています。
1000エーカーの土地に、たくさんの乳牛がいてその牛たちの管理のために13人のメキシコ人が雇われているそうです。
1000エーカーの広さとは、東京ドームの87個分の広大な土地です。
若者たちは、このような仕事をつくことを嫌うのでしょうね。
アメリカでは、汚い仕事、肉体労働などはほとんど中南米の移民です。
それが合法化、違法かは分かりません。
経済学者たちは、このようなビジネススタイルは長く持たないから、自動化するしかないとされています。
それかビジネスを閉めるかのどちらかです。
ヨーロッパなども同じです。
戦争に駆り出されて、多くの若者たちを失った第一次大戦、第二次大戦以来の労働力不足で、2050年までには労働者の人口が5分の1にまで縮小されてしまうという結果が出ています。
上の図に示されるように、労働力を移民に依存していることがよく分かります。
外国で生まれた労働力が2011年と2021年と比較しても増え続けています。
また、ここで資本のある国々とはもちろん西ヨーロッパと北アメリカのことでした。
そして、また移民の人々はあまり技術がないので生産の効率が低いという結果が出ています。
この図で見られるのは、西ヨーロッパと北アメリカの国々の中に日本と韓国が入っています。
移民に比較的に厳しい東アジアの日本と韓国を挙げています。
移民の生産性がどれだけ効率が悪いかを示そうとしています。
不思議と、日本は効率が良くなっています。
しかし、アメリカは本当に効率の低さを物語っています。
このバイデン政権になって、もの凄い不法移民の数ですからね。
なぜ、ビジネスを経営する人々は移民の労働力を欲しがるのでしょうか?
簡単に切り捨てができるからです。
これは、以前の奴隷制度と意識的にはあまり変わりません。
安い労働力で、都合よく使える人々です。
戦後レジームと言いますが、これは大航海時代のスペイン、ポルトガルの植民地化時代から始まり、それから帝国時代へ、そして、第二次大戦の敗戦で今までに作られていった三角の一部に組み込まれてしまったのです。
王政
資本や人種、宗教からの縦からくる圧力は、半端ではありません。
これは日本にある縦社会とちょっと違います。
日本では、人種差別はアメリカやヨーロッパほど全然酷くありませんからね。
肌の色は変えることができません。
このような三角の戦後レジームに対抗してきたのが、大東亜経済圏だったのでしょうね。
アジアの植民地からの独立と八紘一宇の共生共栄経済圏。
これは、欧米の帝国主義とは全く相反するものです。
この共生共栄の経済圏は、イメージするのならば丸の社会です。
今年はアメリカの選挙です。
トランプが大統領になって、日本は戦後レジームを脱却できるのでしょうか?
多分、違います。
日本の社会に共生共栄の経済圏を作り、それをアジアに輸出していくことで戦後レジームの脱却です。
つまり、家庭から国民国家まで一貫したものがなければいけません。
今の自民党や岸田さんはちょっとどうなのか分かりません。
私はアメリカに約30年くらい住んでいます。
依然とだいぶ変化してきました。
このような記事もあります。
アメリカの家庭も、ずっと一人っ子の家が増え続けています。
結婚することも大変ですし、ましてや結婚しても子供ができるかできないかは夫婦ではどうにもできないことがあります。
この上の記事では、89歳の父と84歳の母が両方とも倒れ、病院と老人ホームを行ったり来たりしている49歳の女性の話です。
この記事では1976年は11%の家庭が一人っ子だったそうです。
しかし、2015年には、22%の家庭が一人っ子だそうです。
2倍になりました。
私も、父親として孤独に家庭のために戦っている気持ちを持つことがありますが、この孤独感とはくらべものにはなりません。
また、このような記事もあります。
最近、飲む避妊薬が発売されたそうです。