メディアが騙すアメリカと中国の紛争の表裏!!【内需の差と軍事力の差から考える】
皆さん、こんにちはお元気ですか?私はラスベガスに住んでいます。暑~い夏が来ました。もう、30度を越えています。春が過ぎていきます。ベガスの夏は、本当にジリジリして嫌ですね。最近のザ・ストリップ通りではたまに水着姿で歩く若者がいます。もうプールもオープンしました。アメリカのインフレは、実際キツイです。バイデン大統領が、以前の9%のインフレを3%まで落としたと言っていますが、飛んでもないです。普通の人の生活は厳しいです。最近、こんな記事もありました。「あなたはALICEですか?」この様な問いかけです。ALICEとは、 Asset Limited, Income Constrained, Employed の頭文字をとったものです。つまり、毎月の給料を生活費に充てるだけで精一杯で、政府からの援助も受けられないし、困窮している状態の人々です。政府の援助とは、メディケイドとかフードスタンプなどなどです。この様な人々が、アメリカ全体で29%もいます。そして、貧困層はアメリカ全体の13%もいるそうです。相当な数です。アメリカの4割以上が生活に苦しんでいます。私の住んでいるラスベガスのあるネバダ州は、貧困層が14%でALICEが31%です。アメリカの経済が強いと報道されていますが、生活している私の状況はこれ以上インフレが続くと維持していくのが大変だなぁと非常に実感します。ラスベガスにいると、若者たちもお金をかなり浪費している感じです。多分、クレジットカードで借金しながら遊んでいるのでしょうね。メディアでは、アメリカの経済は強く、中国の経済は弱くなっていると報道されています。しかし、本当にそうなのでしょうか?私の中にずっと疑問があり、いろいろな情報を集めています。情報を精査することで、もっと客観的な立場から将来を考えてみたいし、文化や人種の違いからもいろいろ考えたいからです。中国の内需がかなり弱くなっていると言われています。それは事実ですが、内需だけを考えるとアメリカの内需はものすごく高いし、中国の内需は下がっているし、これだけでは比較できないところがあります。内需だけを調べてみると、まず中国の家計消費は約38%で、アメリカは68%です。東洋人は、貯金や投資にお金を回し、アメリカ人や西洋人はとりあえずお金を消費します。サービスなどにお金を使います。人種や文化の違いから、お金の使い方の違いはこれだけでも明らかです。また、こんな記事もありました。中国の造船所の増設への投資がものすごく増えているそうです。今では、世界の半分以上の船が中国で作られています。下の図は、2023年の統計です。中国は世界の51%の造船をし、日本は今では14%です。アメリカは、1%だそうです。これでは、地政学の理念も崩れていきます。地政学とは、まず海洋国家や大陸国家、半島国家などの特性や外交における必要性から特定できる傾向と対策です。海洋国家と大陸国家との地政学で世界の歴史を読み解くが以前はできました。しかし、現在は事情が変わってきています。現在のアメリカは、造船するの3年間くらい仕事の納期が遅れ、メンテナンスさえもできる能力がないそうです。ちょっと恐ろしくないでしょうか?この事実は…アメリカの空母のメンテナンスを日本でしているのは、アメリカに能力がないからでした。ただ同盟国で便宜上という理由だけではありませんでした。海洋国家であるべき日本にとっては深刻な問題です。空母の数は、中国が2隻で、アメリカは11隻です。しかし、戦艦の数は中国が370隻で、アメリカは292隻です。数では、完全に中国が上回っていますが、能力ではアメリカのほうにまだ分があるそうです。でも、数年後にどうなっていくかは分かりません。アメリカは、かなり追い詰められて24ビリオンの予算を投じることになっています。中国がiPhoneから、メッセンジャーのアプリを取り除くことを要求しています。アメリカの覇権が強かったならば、中国にこんなことを言われたらかなり反発していたのではないでしょうか?しかし、アメリカはかなり内向きになってきているのでしょうね。アメリカの国内の問題で頭の中がいっぱいです。そんな中で、中国の植民地と化したベイエリアのサンフランシスコ市長が北京に訪れました。そして、パンダがサンフランシスコ動物園に寄贈されるようです。この選挙の年に、半年前にはカリフォルニア州州知事が北京を訪問し、今度は市長が…これらの事実を見ると、あまり楽観視できません。左の女性が、サンフランシスコ市長です。アメリカの政治や生活に興味のある人は、ご存じの人もいるかもしれませんが、アメリカの商店や車を強奪する輩が増えているのを知っていますか?千ドル以下の強奪でしたら、罪なることがない法律があるからです。ですから、車の窓やトランクを開けっぱなしで駐車しています。強盗に車には何も入ってませんよって見せているからです。滅茶苦茶です。そのサンフランシスコは、ホームレスもかなり増えています。以前の彼女に対するインタビューでは、「ホームレスが増えて、ビジネスオフィスは立ち退いているが数十年くらいに比べればまだマシですよ。」などとほざいていました。サンフランシスコには、数か月ほど住んだこともあり、少しは知っていますが、何も未練はありませんけれど、このような言い草をする人が権力を持つ立場にあることが許しがたいものです。このように、メディアやコメンテーターが報道する内容では、アメリカも内向きになってきているけど、中国の経済はぼろぼろになりつつあると報道されています。少し中国の衰退への期待値が高いのかもしれません。このアメリカと中国が紛争している中、彼らはもちろん資金源を探し、政治的に軍事的に策略を立ててきます。一番のターゲットが日本になっているのは、言うまでもありません。アメリカと中国のどちらに着くかと言ってるわけではなく、どちらにもつかないで独自の立場を守り抜く国民国家を作り上げないといけないと本当に思うからです。戦前は、このような教育が国民に行き届いていたからあれだけ日本が強かったのでしょうね。アメリカに来て、私が学んだことは「自由と独立」の本来の価値と意味を探求する機会が与えられたことでした。これを探求するには、5年や10年で終わりません。何十年もかかります。最初に私が体験したのは、アメリカは本当に「自由と独立」の精神にあふれて、この点においては優れているということでした。しかし、アメリカで活躍できる日本人や活躍していた偉人などを研究してい見ると、日本人の根底にある心身統一の禅のような世界にはもう既に確立されていたものがあることに気付かされました。大谷選手を見るとよく分かりますよね。徹底しています。私もこの世界に入っていきたいし、自らを磨き上げたいし、次世代の子供たちにこの世界を教えてあげたいと考えています。メディアは、もう地に落ちています。現在、円安で日本の方々が海外へ行くのは大変ですが、地政学だけでは国際社会で勝ち抜くことができないサイバーの時代、宇宙の時代になっています。AIの時代ですから、様々な情報が飛び交う中で、その情報を精査するのは私たち一人一人の経験、体験であり、人生観や死生観からくるものです。中国とアメリカは疲弊していくことは確実です。そこに巻き込まれることなく、自らの立場を築く上げれる日本であってもらいたいものです。