1675586 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

静岡の畳屋の姉さんが語る株式会社新海畳店

静岡の畳屋の姉さんが語る株式会社新海畳店

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

株式会社 新海畳店

株式会社 新海畳店

フリーページ

お気に入りブログ

アパガード New! keikoさん

GW中しゃべりまくり… かわもと工房さん

子供を理解し、より… watam7さん

しかたらむかな「桜… ヴェルデ0205さん

第8回ハープミューズ… 47弦の詩人さん

サイド自由欄


お問い合わせはこちら
無料メール相談窓口

ブログで紹介した畳について「詳しく聞きたい」など、何なりとおたずね下さい。
2022年03月10日
XML
カテゴリ:茶道

模様替えランキング
こんにちは。

前回の投稿日を見て驚いている静岡の畳屋の姉さんです。​



 最近facebookとInstagramとTwitterへの投稿が多く、ブログが疎かになっていました。前回のブログの投稿はなんと昨年10月ではないですか!face08
 以前、ブログしか読んでいないというお客様から、
「暫く投稿されていませんが、どうかされましたか?」
と、心配のお電話をいただいたことがるので気を付けなければ。


 
 ​​さて、昨年10月まで話をさかのぼるのも大変なので、今年になってからのことを書きます。

 私は一昨年から月に一度、​​​煎茶のお稽古​​​に通っています。

 煎茶の面白い所は、お茶そのものが季節(月)によって変わる事です。

 夏は冷茶、冬はほうじ茶、玉露の月もあります。それによって茶器も、お茶を淹れる手順も変わります。(なのでちっとも覚えられません・・・。face07



 1月のお茶は「大福茶」でした。
大福茶




 「大福茶」とは、お正月に飲む縁起がいいお茶のことで、「人々に幸福をもたらすお茶」という意味があるそうです。地域によって多少違いがあるようですが、今回のお稽古では、抹茶茶碗に梅干しと結び昆布と塩を入れ、そこにほうじ茶を注いでいただきました。

 梅干しは太陽、結び昆布は大地、塩は海を表しているそうです。このお茶碗の中に、なんと壮大な世界が凝縮されていることでしょう!びっくり

 私は日本人のこのような世界観、自然との向き合い方が大好きですし、毎回お茶のお稽古で感心してしまいます。


 そして1月のお茶菓子は「花びら餅」でした。
花びら餅




 「花びら餅」とは、柔らかい求肥の中に紅菱餅と白味噌餡と牛蒡を挟んだ和菓子です。もとは歯固めの儀式に使われていたおせち料理だった為、新年の御菓子として知られるようになったそうです。
 白味噌餡の甘さがとても上品で、牛蒡が驚くほど柔らかかったです。


 床の間風の空間(和風の引き出しの上に龍鬢表と紋縁の畳を置いてあります)には、松竹梅と日の出と鶴と亀が描かれた掛け軸と、花瓶に活けられた水仙と、今年の干支である寅の土鈴がありました。
1月の床の間




 お茶のお稽古が無ければなんとなく過ぎていってしまいそうな日々。毎月私はここで、程よい緊張感と共に季節を強く感じています。​​​​
 ​​
  





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年03月10日 18時16分58秒
コメント(1) | コメントを書く
[茶道] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.