円高へのカウントダウン
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ドル円は昨年7月3日の天井161円97銭からの31週目の2月4日辺りから警戒警報を発していたが予想通り2月5日に2円近い大陰線を引いて、局面転換を示唆した。
すでに申し天井上げているように昨年7月3日の天井161円97銭は、2007年6月22日の高値124円16銭からの17年サイクルトップであった。2007年のもう一つ前の17年サイクルトップは1990年4月2日の160円33銭である。
1990年4月の160円から1995年4月の79円75銭の超円高ピークまで50%、80円の円高、2007年6月の124円から、2011年10月の円最高値75円53銭まで39%の円高と17年サイクル・トップの後は強力な円高が進行している。
今回は昨年7月の天井に次いで2番天井1月10日の158円88銭までご丁寧にやっているのでますます、そのあとの円高はスピード、幅ともに厳しいものになるだろう。
為替相場は金利差で動くなどというデイトレーダー派の似非エコノミストの言辞を信じてはいけない。そうしたフローの要因と、もう一つは相場にはバリューの要因がある。
株価でも経済好調で上がり続けるということはない。どれだけ好調でもバリューがついていけないのである。
株価と違って、為替のバリューは複雑だが、金利差だけではついていけない限界があるのだ。
そのバリューの限界に達したのが昨年7月の161円97銭である。
円相場はいよいよバリュー調整の段階に入る。フローよりもストックが重視される流れにはいるのである。
日銀の金融政策で円高になるわけでも、FRBのやることで円高になるのでもない。ましてやトランプの発言で円高になるわけではない。(デイトレーディングでなければ)フローは無視してストックの材料で円高になるのである。ネガティブキャリーだから円高になりにくいというのは典型的にフローの発想である。
NYに在住すると、物価の高さに驚く。円換算すると恐ろしい物価高である。ラーメンが3000円するのはラーメンが高いのではなくて、円が安すぎるのである。
百歩譲って、1200円が正しい値段とすると、1ドル60円辺りが正解ということになる。
この恐ろしい円安はバリュー調整にさらされるはずである。
そう思うと日本の個人投資家の海外資産偏重は恐ろしい。ドル円が100円を割ったところから強烈な円高が進行しそうだ。
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