17日の上海総合指数は0.19%高、高値圏での売り買い交錯!!
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中国株投資家の皆さん、こんにちは。
17日(月)の上海総合指数は高寄り後、狭いレンジでの売り買い交錯となり、終値は0.19%高の3426.13ポイントで引けました。
セクター別では、深海科技関連、乳業関連などが買われました。
一方、非鉄金属、医療関連などが売られました。

17日(月)の創業板指数は0.52%安となりました。

17日(月)の上海50指数は0.09%安となりました。

先週前半の上海総合指数は上値の重さが嫌気され、弱含みの展開となったのですが、14日(金)は1.81%高と高値更新、17日(月)は高値圏でもみ合う展開となりました。
14日(金)に何か大きな好材料があったわけではありません。
市場関係者の中には金融緩和、消費活性化政策への期待が広がったこと、国家隊による買い支えがあったとみられることなどを指摘する者もいます。
国家統計局は17日(月)現地時間10:00、1、2月の経済統計を発表しました。
鉱工業生産は12月と比べ▲0.3ポイント低い5.9%増、小売売上高は0.3ポイント高い4.0%増でした。
固定資産投資については4.1%増と、12月累計の3.2%増や、12月単月(推計値)の2.6%増と比べると高いのですが、アノマリーとして、新年度入りとなり、新たな計画が走り出す年初は高く出る傾向があることを考えると、投資が好調といえるような結果ではありません。
ちなみに、2024年1、2月は4.2%増でした。
全国不動産開発投資については▲9.8%減、商品不動産販売面積は▲5.1%減、不動産在庫面積(2月末)は5.1%増といった結果となりました。
12月単月推計と比較すれば、まちまちといった結果です。
在庫については、増加率が低下しているようにも見えますが、2022年以降、年が変わると、在庫水準が一段上昇するようなデータの出方となっていて、単純に在庫の増え方が鈍化していると判断するわけにはいきません。
ちなみに、12月末と比べると、2月末は在庫面積が6.1%増えています。
不動産投資、不動産販売ともに依然として顕著な変化はみられないということです。
ただ、景気回復の足取りが弱いことを悲観するよりも、政策発動期待が高まっている状況のようなので、投資家全体の相場見通しはまだ楽観に傾いていると言えそうです。
個別セクターでは深海科技関連が買われています。
上海神開石油化工装備(002278)がストップ高、盈峰環境科技集団(000967)が7.08%高、上海盛剣科技(60324)が6.77%高と上昇しています。
2025年の政府活動報告の修正バージョンが3月13日に発表されました。
三、2025年政府工作任務の(二)についてですが、壮大な新興産業を育成するとしていますが、5日に発表されたバージョンでは商業衛星事業、低空経済などの新興産業と表記されていたのですが、修正バージョンでは低空経済の後に深海科技が加わっていました。
それで関連銘柄が買われています。
油田設備メーカーである上海神開石油化工装備は13日以降、3営業日連続でストップ高を付けています。
また、乳業関連が買われています。
皇氏集団(002329)、貝因美(002570)がストップ高、新希望乳業(002946)が7.71%高と買われています。
国務院は16日、「消費を奮い立たせるための特別行動方案」を先日発布したとして、その内容を公開しました。
また、13日にフフホト市衛生健康委員会が養育補助金細則を発表していますが、その中に、子供一人について最大で10万元の保障が出ることや、牛乳補助券が出ることなどが示されています。
ただ、大手の内蒙古伊利実業集団(600887)、光明乳業(600597)などは14日(金)、急騰したのですが、17日(月)には売られています。
追加の材料が期待されるところです。
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